トキワサン 1973年 奈良県 常盤さんという小祠が川の水の注ぐところに祀られているが、常盤御前がここで水あびをしたといわれている。
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トキワゴゼンノコシカケイシ 1973年 奈良県 常盤御前が休憩したという石は、常盤御前の腰かけ石とよばれている。
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トキワゴゼン 1973年 奈良県 岸岡家は、常盤御前がしばらくひそんでいたところといい、屋内に屋敷神として常盤さんを祀っている。
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キエタオンナ 1996年 山梨県 梅ヶ島から古谷城のほうに女の人が出てきて、悲鳴を残して消えた。その場所に不動明王を祀った。
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アヅキトギババサマ 1929年 栃木県 前久保のアカポッケの橋の下に小豆とぎ婆さまがいるという。
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トキワゴゼン 1973年 奈良県 おんば坂の由来。常盤御前がおんば(乳母)を連れて休んだところとも、常盤御前が生んだ子を姥が抱いてころんだためともいう。
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バケオタフク 1933年 大阪府 橋の近くで多くの溺死者が出た。やがて、その橋でお多福が踊り、気が付くと消えているといった噂が広まった。見物客や商店も出るほどになったが、実は強欲な連中による偽装であった。
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トキワゴゼン 1973年 奈良県 藤の森は、常盤御前が牛若丸を生んだところという。
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トキワゴゼン 1973年 奈良県 坂が急であり、常盤御前が子供を止めねばならぬと言ったため、子留坂の名がついた。
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テング 1922年 岩手県 寛政の頃、源氏の末裔で由緒ある家柄の女が失踪した。足腰も立たぬ大病であったのが、裏口から草履を履いて出て行ったのである。女の年齢は33、4歳の厄年前後乃至40年増盛りであった。天狗に連れ去られたとも言われる。
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ヤシャガイケ,イケニエ,アマゴイ 2002年 滋賀県,岐阜県,福井県 近江では佐々木秀義の乳母夜叉御前を、雨乞いのためにいけにえとして夜叉ケ池に沈めたという伝説が伝わっている。
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イットノサカ 1987年 長野県 夫神から逃げてきた白山さまは,当時湖水であったこの地で石の船の下に隠してもらった。いくら探してもわからないので夫神様は追うことをあきらめてしまった。そこでこの場所を「縁切り坂」「縁遠坂」といい,「いっとの坂」となまった。昔はここに「縁切り地蔵」が立っていて,嫁入りの時に前を通ると縁を切られるというので脇を通っていった。
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カミナリ 1974年 埼玉県 武州板橋から1里ほどいった処の西戸田村に、2人の娘を持つ寡婦がいた。その妹娘が正保4年5月28日に母をさんざんに打ち据え、くたびれたといって昼寝していたら、空が急に曇って大雨が降り、雷が落ちるとその妹をつかんで消えてしまったという。
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ヒトバシラ,(ムスメノナキゴエ) 1990年 長野県 崩越に貧しい父娘がおり、村の習わしで祭の日には赤飯を食べることになっていたが、小豆がなかったので娘は庄屋の家から小豆を盗んだ。翌日それが見つかったので、橋の安全のために生き埋めになった。以来、そこからは娘の泣き声が聞こえるという。
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エンノギョウジャ,ゼンキ,ゴキ,ヒトコトヌシ 1928年 奈良県 役行者が岩橋を作ろうとした際、前鬼と後鬼は一生懸命働いたが、葛城の神である一言主は醜い顔を見られたくないという理由で昼間には働かなかった。これに怒った行者は一言主を縛り付けて谷間に突き落とした。憤慨した一言主は宮女に取憑き、行者が邪神をあつめ、鬼軍を使って国を狙っていると帝に進言した。帝の兵はなかなか行者を捕らえることができなかったが、母親が責められているのを知り、自ら山を出て伊豆大島に流罪になった。
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テング 1975年 東京都 江戸日本橋で消えた人から手紙が来て帰り難いという。天狗であろうかと人々は怪しんだ。
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トキワイド 1973年 奈良県 岸の岡の常盤さんの小祠のあるあたりを常盤屋敷といい、常盤井戸が残っている。
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トキワサン 1973年 奈良県 常盤さんは以前は子安の地蔵さんと呼ばれていた。
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テング 1967年 高知県 民部が敗れて三原の広野に逃げたが逃げ切れなかった。椿姫は下長谷の姥滝に逃げて天狗さんにさらわれた。姥は死に、姫はオニワいう赤と白のつつじが咲くところで姿を消した。
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オニ,ハシヒメ,キシン 1974年 京都府 攝津守頼光の時人が消える事が続発した。よく調べてみれば嵯峨天皇の御宇にある公卿の娘が嫉妬の為貴船の社に願を掛け、鬼のような姿で夜宇治川へ向かった。その姿を見た者は死んだ。三七日宇治川につかると生身の鬼になっていた。その後、妬む女や自分をもてあそんだ男の親類など、思うままにとり殺していった。
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