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検索対象事例

サンジュウゴタイノカンノンサマ
1979年 長野県
小嵐から川の上流に向かって歩いていくと三五体の観音様が祀ってあるが、その観音様はいつも三五体ではなく、多少その数が減る。数が減っても数日後に元にもどるという。

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コアラシイナリ
1989年 長野県
小嵐稲荷はなかなか霊験あらたかな神様である。体に不浄のある人がお参りに登ると、途中で具合が悪くなって戻ることもある。また、何もないときに来てお参りをしないで帰ると、黒い竜巻のような物が巻き上がって、また戻ってお参りをしてきたという人もいる。
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カンノンサマ
1976年 大分県
津波の時に流れ着いた観音様がある。見つかったときは魚の網に引っかかっていて、後光がさしていたという。あるいは、沖から流れてきた木を切ると血が流れたので、祀ったともいわれている。
類似事例

カンノンサマ
1954年 山梨県
松の岩に120体の観音像が刻まれている。干天続きに本当に御利益があるかと橋から川に投げ込んだら、12日間雨が降り続いて川があふれそうになったので、元の場所に安置したら治まった。
類似事例

クルソンザン,ヒカリ,カンノンサマ
1975年 山口県
九州の信心深い人が、毎晩山に光が見えるので来てみた。すると木が立っており、その傍から観音様が現れて祀ってくれと言うので祀りはじめたという。
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ウバドウ
1956年 青森県
ある年の大雨で三途川の水かさが増し、奪衣婆の像を安置した姥堂が、下流の正津川へ流されたので、人々は運び帰ったが、何度戻してもひとりでに流れていくので、像に伺いを立てると、正津川が気に入ったというので、堂の場所を移した。
類似事例

イキダオレノヒトノレイノタタリ
1979年 長野県
小嵐の川向いの山で行き倒れた人の霊が祟ったので、小嵐部落の人々がその霊を祀ったのがモンリュウ(紋龍)霊神である。
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カンノン
1978年 広島県
ある年の洪水の時、上流の坪野村宇佐から小河村小浜沖の渕底へと観音が流れてきた。ある夜長老の夢枕に観音が立ち、川底に沈んでいることを告げた。村人たちが観音を引き上げ丁重に祀ったところ、観音がもとあった宇佐が返却を求めた。しかし観音が地に付いたように動かなかったのでそのまま祀った。
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カンノンノミズ
1932年 長野県
明治10年頃のこと、塩尻峠を登っていた若い躄が、清水の湧き出る場所で水を飲み、ふと見上げると観音様がいた。彼は近寄って額づいていたが、そのまま深い眠りに落ちた。目を覚ますと躄は立ち上がれるようになった。この噂が広まり、観音様をお参りする者が日に日に増えたが、供え物をめぐって人々が争うと、観音様は忽然と消えてしまったという。
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カンノンサン
1973年 鳥取県
中原集落の観音さんは、泥棒が盗んでいこうしたときに、重くなって動けなくした。後戻りしたら軽くなり、動けるようになった。
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キタムキカンノン
1940年 神奈川県
お竹という勤勉な女がいた。熱心に観音を信仰しており、御光がさすほどで「御如来様である」といわれた。嫁入りの祭、観音様にお暇を乞うと、「お竹、帰るのか」と別れを惜しんだ。お竹が観音様を振り向くと、今まで南を向いていた御霊体が北を向いてしまった。
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コアラシイナリ
1989年 長野県
小嵐稲荷にお参りに来た若者たちがお神酒を一杯飲んで酔っぱらい、供えてあった刀で木を伐っては山を下りた。迷うような道ではなかったのに道に迷ったので、神様の物を持ち出したせいだと刀を置くとぱっと降りてきた。後から山を登った神主は道の途中に落ちている刀を不審に思いながら、元のところに置きに行ったという。
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(カンノンゾウ)
1984年 島根県
昔ある夜、金原から大志戸にぬける谷に接した山腹から光が出ているのが十日市からも見えた。不思議に思って翌朝そこを掘ってみると、腰から下がすぐに朽ちた木製の観音様が出てきたという。道路拡張のため、現在は六地蔵とともに大志戸への入口付近の道の脇に祭っている。
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ジゾウサマ
1982年 山形県
野々山の虚空蔵様には地蔵が3体あったが、それを山から太郎のほうへ藤蔓でしばって落としたものが川へ落ちて流された。水口では、川のふちで助けてくれという声がしたのでみると、地蔵様が流れ着いていたという。
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イシ,(アシアトガタノクボミ)
1972年 岐阜県
四角柱の石がある。それには足跡形のくぼみがある。観音様がお通りになったときの足跡であるという。
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クジラ,カンノン
1996年 三重県
鯨山出現観音という伝説では、鯨に乗ってきた観音は十一面観音菩薩であり、後には本尊として祀られるようになった。
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カワノカミ
1929年 長崎県
雨の晩にひょうひょうと言って通るのは、川の神である。大勢連れで、高帽子をかぶって来る。袖口から覗くと、その姿が見えるという。
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ヤマザキフキトジヒメレイジンノタタリ
1979年 長野県
小嵐では、熱心に神仏を拝んで祈禱していたが、とうとう神にも仏にもなれなかった人をヤマザキフキトジヒメ(山崎吹刀自姫)霊神として祀っている。この祀り家の子どもが、3つか4つのころ、病気にかかったとき、このレイジン様を祀っていなかったからだといわれて、それ以来祀り続けている。
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(ユメノオツゲ)
1989年 長野県
こうやまきの北側にあるお堂には、有名な観音像が祀られていたが、ある時これが盗まれた。するとある人の夢枕に観音が立ち、「桔梗原の松の木の下で寝ているから迎えに来てくれ」と行った。行ってみると本当にそうだったので、背負って帰ってきたという。
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カンノン,ユメマクラ
1967年 福島県
相馬の松川にある夕顔観音は、夕顔に乗って海上を漂い、今の磯部の浜の鵜の尾岬についたという。そして村人の夢枕に立ち、白河の浜に着いたからその上の山に祀ってくれといった。観音を祀ると、いつの間にか傍に小石が生まれ出ていたので、それを観音様の生んだものときめて、お産の神として参詣が絶えないという。
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フナトノモリミシマシン
1964年 愛媛県
もともと上流の小屋さんの所にあった神体が、洪水で惣川に流れつき、石の上に止まった。ところが、小屋の者がそれを持って帰ろうとしたら、重くてどうにも動かなくなっていたという。
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