ホトケサマ 1977年 山梨県 8月16日の送り盆の日には墓へ行って送り火を燃やす。これが遅れると仏様の帰りが遅くなるので、なるべく早目に燃やすのがよい。
類似事例 |
|
ボウレイ 1978年 広島県 8月16日は仏送りといって門口で麻殻をたたく。この時亡霊はその煙に乗って帰る。
類似事例 |
|
ホトケ 1962年 山梨県 8月13日夕方は迎え火。この煙にのって仏がくる。
類似事例 |
|
オショウリョウサマ 1966年 山形県 8月16日はお精霊様が帰るので。松明をつけて飾り物や供え物と一緒に家の前の流れの早い川に流す。
類似事例 |
|
ホトケ 1970年 鳥取県 7月16日の朝に盆の仏送りをする。この日には仏が海に帰るので、漁師は船を出さない。
類似事例 |
|
ホトケサン 1967年 山梨県 8月16日はオクリボンで、できるだけ早朝にウマ、盆花、線香を川に流すのは、仏さんが早く帰れるようにするためである。
類似事例 |
|
ホトケサマノアシアト 1971年 福島県 迎え火と送り火をたく。焚いた後の灰に「足跡がついた」といって仏様が帰ったといった。
類似事例 |
|
センゾ 1970年 福島県 8月16日の送り盆には先祖が帰る。
類似事例 |
|
レイ 1984年 山梨県 8月15日には仏壇のろうそくの火を提燈に移して墓へもって行き、線香を上げて火を移す。その火の移動によって、霊が移動する。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1943年 長野県 8月16日は早く棚上げ(盆棚をしまう)をする。早くしないと仏様の帰りが疲れるという。
類似事例 |
|
ホトケ 1962年 神奈川県 8月15日は仏が買い物に行く日といって、お金とお弁当のおむすびを供える。
類似事例 |
|
ホトケ 1934年 鳥取県 盆の16日にまだ向こうへ帰らない仏が、海にいて、柄杓をくれという。もし柄杓を渡すと船に水を入れてひっくり返す。そのため、船を出さない。
類似事例 |
|
ムカエビ 1939年 長野県 8月6日の夜には、わら或いは一番傘の破れたものに火をつけて橋の上、または付近の小山に登って、「キャラノンノウキャラノンノウ」と囃して振る行事がある。キャレ(来なさい)、ノンノウ(仏様)ということでお盆の迎え火である。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1963年 福島県 7月13日の夜は木戸口にて麦藁で迎え火をたく。この煙に乗って仏様が降りてくるといわれる。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1979年 長野県 十原では、8月14日は仏様が近くに遊びに出るので暗くないように門口の上に火を灯す。
類似事例 |
|
ゴセンゾサマ 1988年 群馬県 盆は8月13日の晩から16日の朝までで、盆迎えの13日の夕方、庭先でシメ紙や小麦の殻や藁をいぶして迎え火とする。その煙にのってご先祖様が来るという。
類似事例 |
|
オショウリョウサマ 1966年 山形県 8月6日はお精霊様がござるので、火をつけて川端へ迎えに行く。提燈に明りをつけていくこともある。そして、お精霊様は家の中にある御霊舎に招き入れる。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1943年 長野県 8月16日は草刈りをしない。草を刈ると仏様の足を刈ってしまうという。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1988年 群馬県 8月1日は地獄の釜あけ、お釜の口明けといい、焼餅をつくって仏様に供える。仏様はその焼餅で地獄の釜をたたいて蓋を開けてこの世にやってくる。
類似事例 |
|
ホトケサマ 1982年 新潟県 彼岸の中日に仏様は、みやげダンゴ(ボタ餅)をもって一旦あの世へ戻ってこられ、この日の夕方には藁火をたいて迎え火をする。
類似事例 |
|