ショウガツノカミサン,トシトコサン,ワカトシサン 1970年 岡山県 正月の神さんはトシトコ(歳徳)さん、あるいはワカトシさんといい、男の神らしい。タユウさんがくることによって、年の神さんが来るというが、セッキギヨメをせずとも年の神さんはくる。
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トシトコサン,トシノカミサン 1970年 岡山県 2月1日は、トシトコ(歳徳)さん、すなわち年の神さんが高天原に帰っていく。トシトコさんは田植えごろにまたお迎えする。
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ネントクサン 1972年 佐賀県 正月の神様は白いひげを生やした老人で「年徳さん」ともいう。頭の長い子供が生まれたりすると「年徳さんのごと」という。年徳さんは明けの方に来られるという。
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トシトコサン 1962年 岡山県 庚申さんと喧嘩して足を折られてしまったので、トシトコさんは一本足であるという。トシトコは三月から田の神にかわるものである。トイトコと同じ性質のものでもある。
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テンジンサマ,トシガミ 1984年 福井県 天神様というのは、天神地衹ということばがあるように、天の神ということで、正月には天から地上に降りて年神になるという。
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コトノカミ 1982年 新潟県 田の神は一般に「事の神」と呼称されている。2月8日(または9日)の事始めの日に事の神様は稲の種子を持って、天から下りられるとされ、農家はボタ餅あるいは小豆団子を作って供えた。12月8日(または9日)の事納めの日には、事の神様が天上に帰られるといって、事始めと同様にボタ餅などを調えて供えた。
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ヤマウバ 1935年 京都府 正月に山神が白兎に乗って田に来て作物の種子を蒔く。後に山姥がやって来て、バラの種を蒔いて悪戯をする。
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トシドン 1990年 鹿児島県 トシドンは正月に餅を持ってくる神様で、真夜中に鈴を鳴らしながらやって来て、声を変えて子供を呼ぶ。前年の行いを改めさせ、餅を配る。
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ジガミ,オカエビスサン,(ゾクシン) 1973年 香川県 地神は田の神である。秋に帰ってきてオカエビスさんになり、春にどこかへ出て行くといわれている。
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エビスサマ 1986年 千葉県 正月のエビス様は働きに出るといわれ、小づかいを持たせるという意味で枡にお金を入れて供える。元金がなければ働けないからだという。エビス様は福の神、家の神、欲深い神であるともいう。
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トシガミサマ,ショウガツサマ 1975年 新潟県 正月様ともよばれる歳神様は高い所から来るといって、自然に生えている松などの木に降りてくるのだという。
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コトノカミ,ショウガツノカミ 1982年 新潟県 秋12月8日のコトオサメにコトの神は天にのぼり、正月の神が交代に来るとされており、途中で両者遭遇し、「私はいますべての仕事をすませてチジョダンゴまで食べてきた。行っても何も御馳走はない」というと、正月の神は「どうして、どうして、私がゆけば、油のような酒・紅のようなトト・雪のようなマンマが待っているから、是非行かねばならない」と答えて正月の神がやってくるといい、団子を供えて食べる。
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タノカミサマ 1982年 新潟県 春3月16日は「田の神祭り」で、この日、田の神様が山から下りてこられ、大きなシトギ団子を16作って恵比須棚に供える。そして、秋の11月16日も「田の神祭り」で、この日、田の神様が田圃から山へあがられ、春と同じくシトギ団子を16個、恵比寿様に供える。
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サンバイサン,タノカミサマ,サクノカミサマ 1984年 島根県 大向では7月2日はサンバイサンアガリの日で、サンバイサンという田の神さまが田から畑へ上がられる日だという。この日は畑に入らない。サンバイさんはおそろしい作の神様でこの日が過ぎるまで田で小便をしてはならない。この日は田の仕事をしてはならないので餅をついて休みの日とする。
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トシトクサン 1978年 広島県 亥の子の日にはトシトクさんという跛の農神がやってくるので、この日は戸口もコタツもあけておく。
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ジガミ,オカエビスサン,(ゾクシン) 1973年 香川県 地神は、春に出て行って、秋の社日に米などをたくさん持って帰ってくるという。オカエビスさんともいう。社日は鎌も鋤も使わずに休むという。
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トシトクジン 1978年 広島県 2月1日の朝、歳徳神は田野へ行き、10月亥の日に戻る。
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タノカミ,ツクリノカミ,ノガミサマ,ツブノカミ,サガミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。田の神の名称も作りの神・ノガミ様・粒の神・サガミなどとよばれている。
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タノカミ,ツクリノカミ,ノガミサマ,ツブノカミ,サガミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。田の神の名称も作りの神・ノガミ様・粒の神・サガミなどとよばれている。
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ヤマノカミコウジン,ヤマノカミ,タノカミ 1983年 岡山県 山の神荒神は山の神の荒神である。古くから、春に山の神を迎えて田の神として祀り、秋の取入れがい終わると再び山に送り返すという習わしがある。
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