キジムナービ,セーマビ,スノーラビ 1998年 沖縄県 架空の動物の火の玉としてキジムナー火(セーマ火、スノーラ火)が有名である。家畜に丸い火傷状のものができる。セーマ火は集団で出没し、誰でも見ることができるが、人に祟ったという伝承はない。
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オーサキ 1961年 埼玉県 魔除けのためにたいまつを焚き、嫁は2つのたいまつの真中を通る。オーサキ(狐)が憑くと困るからで、たいまつの火があるとオーサキが離れるため。
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キジムナービ 1969年 沖縄県 キジムナー火は今でも見える。
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キジムナー 1969年 沖縄県 塩を焚いているとキジムナーが火をもらいに来た。主人が少し残しておけ、と言って去ると、キジムナーは必ず火を残していた。
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キジムナー 1961年 沖縄県 キジムナーが海でイザイをしている人々から火をもらって歩くのが時々見られる。キジムナーヤーチューといって、キジムナーに大きな灸を据えられることもある。キジムナーに襲われたら、家人がその人をたたくと逃げると言われている。
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キジムナー 1998年 沖縄県 キジムナーの別称はキジムン・キムナー、ケンケンズマー、ティヤーチャー、セーマ、アカブサー、アカカナジャー、ウンサーガナシーなどがある。ブナガヤ・ブナガーはキジムナーに似ているが違うという見方もある。
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キジムナービ 1969年 沖縄県 昔はキジムナーが畦道(アブシ)でキジムナー火を照らしていた。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーに襲われたあと、水ぶくれのようなものが肌にできていることがある。キジムナーのヤーチュー(お灸)という。悪いキジムナーがする。
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キジムナー 1989年 沖縄県 キジムナーは、小さい子供で真っ赤なちぢれ毛を垂らし猿に似ている。キジムナーは、夜中の12時から1時頃、山から火を盗みにおりてくる。友達になると毎晩海に連れて行かれ、必ず大漁になるが、どの魚も片目をとられている。大の字形になって寝るときは、キジムナーに2、3分圧迫され、意識はあるが身動きできない。キジムナーが来るときはウーとかすかな音がする。
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キジムナー 1966年 沖縄県 キジムナーと山の薪割りが友達になった。薪割りは山へ海へと連れ回され眠る暇もなかったので、キジムナーを殺そうとして斧を投げつけるとキジムナーは斧を受け止めた。それではとキジムナーの嫌うタコをキジムナーに投げつけたらキジムナーは怒って薪割りを引き裂いて殺した。キジムナーは猿のような顔をして子供くらいの大きさで顔しか見えないと言われる。歩いているのを遠くから見るとヒーダマのようである。
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タイマツ 1964年 福島県 旧盆の7月13日から17日にわたる5日間、たいまつと呼ばれる火祭りが行われる。たいまつは麦稈でつくり、子どもたちがそれに火をつけて横手山の頂上からひとりひとり投げる。このために山火事になることは決してないという。昔、火投げをやめたら村に火事が起こり、赤痢が流行したので翌年からまたやりはじめた。
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キジムナー 1969年 沖縄県 薪割りの男がキジムナーと友達になり、昼夜連れ回されて疲れて仕方ないので、キジムナーを追い払おうとキジムナーの嫌う蛸を投げつけた。キジムナーは怒って男を殺した。
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タイマツ,タイマツアカシ 1964年 福島県 夏井、菅波の愛宕地蔵尊のたいまつ、あるいはたいまつあかし(いずれも火祭りの名称)では、7月24日夜丑の刻
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーは火を奪うことがある。夜道で提灯から火を取ったり、人家の火を取ったりした。
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タイマツ 1964年 福島県 平市高久の神谷作の火祭りであるたいまつは、横手川のたいまつぐらから次々とふもとに投げる。ひとつは供養、ひとつは疫病よけの意味をもっている。
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キツネ 1990年 福島県 夜、魚を持って山道を家に帰るとき、変な方へ行ってしまった。気がつくと魚と思って持っていたのは木の葉になっていた。狐に騙された。
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キジムナー 1969年 沖縄県 ある男がキジムナーと友達になり、一緒に漁をして豊かになったが、働きすぎで疲れて仕方がない。キジムナーの棲むウスクの木に釘を打ち込み、キジムナーを棲めなくしようとしたが、効果が無いので、木を焼いてキジムナーを追い払った。
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ムジナ 1974年 山梨県 ムジナが魚を食べたくて、魚を持っていた人を化かして殺して魚を食った。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーが寝ている人にのしかかる。キジムナーにウサーリン(襲われる)という。人を襲うときは真黒になる。相の合う人を襲う。男のキジムナーは女、女のキジムナーは男を襲う。
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オニ 1938年 長野県 節分のとき、米の粉で鬼の目玉というものを作って家の入り口にさしておく風習がある。豆まきで追い出された鬼がやってきても、鬼の目玉を見て「俺には2つしか目玉がないのにここには三つ目のやつがいる」といって、家の中に入ってこないのだという。
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ティヤーチャー,キーヌシー 1967年 沖縄県 キジムナーのことをティヤーチャー(指が8つある)とか木ヌ精といい、男女のわからぬ小さい子供で真っ赤な縮れ毛をたらし、猿に似ているという。夜に山から火を盗みに現われるという。友達になると毎夜漁に連れて行かれ、必ず大漁になる。ところがどの魚も片目を取られているという。大の字型に寝るとキジムナーに圧迫され身動きが取れなくなる。またキジムナーが来るときはウーとかすかな音がする。
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