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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ミガワリダイシ),オマモリ,シンゴン
1973年 大阪府
話者の孫が誤って炉に落ち、腹、足、手などに火傷を受け一時は危篤状態に陥ったが、日々身代わりのお守りで真言を称え一心にお願いすると、不思議に全快した。

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(ミガワリダイシ),オマモリ,シンゴン
1973年 大阪府
話者の孫が眼病にかかり、医療でも効果がなかった。それで肌につけているお守りで眼をなで一心に朝夕真言を唱えると、不思議に全快した。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ)
1973年 新潟県
話者は難病にかかり、葬式の準備までしたが、身代わりのお守り様のおかげで不思議に全快した。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 北海道
話者が炉ばたに居る処へ材木が転がってきて、わずかの違いで助かった。お守りを見ればわれていた。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ)
1973年 長崎県
話者は20年程前肺病にかかり、その時専門医にあと半年の命といわれた。身代りのお守り様を一心に信仰すると、不思議に全快して現在は農業にはげんでいる。
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レイゲン,ワラワ
1947年 愛知県
ある家では守り神と童の加護で永久に栄えるという言い伝えがある。その家の娘が幼少の時、知らない童に起こされ、見ると、ろうそくが倒れて仏壇が燃えていた。そのおかげで火事にならずにすんだという。
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コエ
1974年 新潟県
貧しい爺と婆が火を炉端で火にあたっていると、危ない、危ないという声が聞こえる。大晦日に二年木を焚いてあたっていると、いつもの声がいっそう大きく聞こえてくる。爺がその声のするほうへいくと川端で金甕が水に落ちそうになっているのをみつけ、持ち帰ると大金持ちになった。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ)
1973年 岩手県
話者の娘は一旦息を引きとり、医者にはだめだと言われたが、お守りさまのおかげで不思議なことに再び息をふきかえし、今は健全になった。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 東京都
話者は工場に作業中誤って車輪の下敷きになったが、お守りのおかげで助かった。
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ユダテシンジ
1956年 宮城県
大きい湯立釜で熱湯を沸かし、これに神官が着衣のままで入り、息絶えるころに介添え人が助け出す。のち、その神官が一年中の農作物の豊凶・疾病の有無などを託宣したという。
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(ミガワリダイシ),オマモリサマ
1973年 愛知県
ある人が80キログラム以上の重いものを2人でつっていてこけたが、大怪我をすることもなく身代お守様のおかげで助かった。
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リュウジンサマ
1995年 愛知県
話者の家人が病になり、治らなかった。八卦の人に見てもらったら、屋敷内の栗の木の洞に龍神様がいたのだが、その木を伐ったときに居場所がなくなってしまったのがうつろいて、救いを求めて取り憑いているといわれたので、乾の方向に祀ったら家人は治った。
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テン,オヤカタ
1941年 新潟県
火事になって火の粉が飛び散ったので、オヤカタ(貂)に頼むと治まるといって、その通りにすると、難を逃れることができた。
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ヒダマ
1929年 鹿児島県
瀕死の病人がいる家から火玉が出てきて、下女が棒でたたき落とすと、病が治った。
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ヒノタマ
1938年 鳥取県
母が危篤になり父に急使を出した。夜半、家が見える峠まで父が来ると、家から大きな火の玉が中天に半円を描いて飛び出るのが見えた。父は驚いたが、火色に明るい光色があったので、病人が助かる前兆だと安心した。事実、母は助かった。
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ジゾウ
1922年 岩手県
兄が病気の時、お地蔵さんが棚から飛び出してきた。巫女を呼んで口聞きしてもらうと、誠心誠意看護すれば加護で回復させてやると言った、1代に1度は厄難を助けてくれると言い伝えられている。
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(カミカクシ)
1965年 兵庫県
雇われて住み込みで仕事をしていた娘が、仕事がきついので朝早く逃げ出して家へ帰ろうとした。娘がいないので大騒ぎになり、娘の家のものが苗代でボンボン火を焚いて祈祷した。すると山の中で迷っていた娘は、その煙を見て里へ降りることができた。
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テングノオヤシキ
1972年 岐阜県
ある人が、炭焼きのために山に入った。木の葉で固まっているような球があったので、棒でつついてみた。すると急に辺りが暗くなり、雷雨になってその日は帰れなかった。翌日に家に帰ったが、病気になってしまった。祈祷してもらったところ、天狗のお屋敷をつついたと言われたので、呪文で治してもらったという。
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ミガワリジゾウ
1987年 長野県
昔,女中や下男を沢山使っている長者がおり,昼食を田に運ぶ仕事を女中にさせていた。その中に信心深い娘がいて,村の地蔵の傍を通る時には一椀に飯を持って通っていたが,「娘が男の所に飯を運んでいるのではないか」と噂するものが出た。そこで長者は娘を問いただしたが,地蔵にあげているという娘の言葉を信じず,焼け火箸で顔を焼いて白状させようとした。ところが不思議なことに娘は火傷せず,地蔵様の額に火箸のかたがついた。その後,長者は貧乏になり,娘は無事に暮らしたという。
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イワヤヤマ,ヒノモノダチ
1973年 愛知県
両足の自由がきかない者が、四国巡拝をしつつ岩屋山に辿り着いた。当山の霊験を聞き滞在しながら3か月火の物だちをすると、全治した。
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マツトムジナ,カジ
1989年 新潟県
医者が診療から帰っていると火事だという声が聞こえた。振り返ると山に火の手が上がっていた。逃げたが坂の上まで行くと、火はどこにもなかった。そして笑い声が聞こえてきた。すべて真人狢の仕業である。
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