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検索対象事例

(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 北海道
話者が炉ばたに居る処へ材木が転がってきて、わずかの違いで助かった。お守りを見ればわれていた。

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(ミガワリダイシ),オマモリ,シンゴン
1973年 大阪府
話者の孫が誤って炉に落ち、腹、足、手などに火傷を受け一時は危篤状態に陥ったが、日々身代わりのお守りで真言を称え一心にお願いすると、不思議に全快した。
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タヌキ
1991年 愛媛県
話者が山で木を切っていると大きな音がする。誰か松でも切っているのかと見に行くが、なにもない。炭焼きのために泊まり込んでいると、山の中から「おーい、おーい」と呼ぶ。返事をしても誰もいない。そこで罠を仕掛けると、次の日狸がかかっていた。
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リュウジンサマ
1995年 愛知県
話者の家人が病になり、治らなかった。八卦の人に見てもらったら、屋敷内の栗の木の洞に龍神様がいたのだが、その木を伐ったときに居場所がなくなってしまったのがうつろいて、救いを求めて取り憑いているといわれたので、乾の方向に祀ったら家人は治った。
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トンチボー,ムジナ
1988年 新潟県
おばあさんが囲炉裏にあたっていると、狢も一緒に座りにきた。人が来ると木の株に化けた。
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ミガワリサマ,(ミガワリダイシ)
1973年 長崎県
話者が石置場を整理中、長い標石がたおれて一命にかかわる処、身代様のおかげで助かった。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ)
1973年 新潟県
話者は難病にかかり、葬式の準備までしたが、身代わりのお守り様のおかげで不思議に全快した。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 東京都
話者は工場に作業中誤って車輪の下敷きになったが、お守りのおかげで助かった。
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コエ
1974年 新潟県
貧しい爺と婆が火を炉端で火にあたっていると、危ない、危ないという声が聞こえる。大晦日に二年木を焚いてあたっていると、いつもの声がいっそう大きく聞こえてくる。爺がその声のするほうへいくと川端で金甕が水に落ちそうになっているのをみつけ、持ち帰ると大金持ちになった。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 愛知県
昭和24年3月2日、山の麓を通りかかると、すぐ前へ切り出し中の材木が落ちて来た。ほんの一足違いで助かりお守りを見れば、二つに割れていたのでお礼参りをした。
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オニバンバ
1967年 山形県
佐々木という爺が山に入り、大木の根っこが大洞になっているところに泊まって火を焚いていると、鬼婆んばが来た。その背中は氷のように光り、爺は怖くて震えていた。やがて美しい女の姿をした山神さまが現れ、鬼婆んばに食われないようにお守りをくれた。1枚は被り、1枚は敷き、1枚は着て寝ると、鬼婆んばには爺の姿が見えなくなり、爺は助かった。
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テン,オヤカタ
1941年 新潟県
火事になって火の粉が飛び散ったので、オヤカタ(貂)に頼むと治まるといって、その通りにすると、難を逃れることができた。
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ダイジャ
1955年 静岡県
高い所で炭焼きをしていると大蛇が襷や帯に化けて流れてきて、拾いに来た者を噛んだ。ある人が焼き石を淵に投げ入れ、大蛇は目をつぶされた。
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タヌキ
1932年 高知県
炭焼をしていた話者が夜竃をしていた所、自分の娘が呼びに来た。怪しんで火縄銃を差し付けたら、逃げて行った。また別の日、隣の男が来て「お前の女房が病気だから帰ってくれ」という。怪しんだ紺蔵が男を竃の前で待たせて観察していると、男は居眠りを始め、耳も口もすっかり狸の相を現してしまった。そこで燃える炭を叩き付けると狸は逃げ、翌朝、焼け爛れた大狸が谷川に浮いていた。
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ハクイノセノタカイヒト
1941年 東京都
火事のとき、皆が荷物を運び出すなか、白衣の背の高い人が手伝ってくれた。礼を言おうとしたところ、もう姿が見えなかった。屋根の棟の上に水が入った天水桶が乗っていたが火事で焼けなかった。桶の持ち主が判らないまま、今でも使っているという。
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ヤマチ
2000年 鳥取県
山奥の小屋に1人で住んでいた鷹匠が庭で火を焚いてあたっていたら、6尺余りもある老人のような者が来た。どこから来たのか訪ねても何も答えない。帰るとき、後をつけてみたけれども、見失った。その後、里人に聞いてみたら、それは山父だと言われた。
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ヒノタマ,ヒダマ
1965年 沖縄県
ある家に病気で寝ている人がいて、その家のガジマルの木の上から突然大きな青い火の玉が上がり、隣家の方へ行った。人々は「あの家の人はもう助からないだろう」「いや、隣家に流れて行ったので何もない」といいあった。数日してその病人は元気になったが、今まで元気に働いていた隣家のものが突然なくなった。
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アシノナガイヒト
1992年 鹿児島県
炭焼き小屋で寝ていたら、人の話し声が聞こえた。そっと見ると、足の長い人が大勢、膝をかかえながら火にあたっていた。怖くなって寝ていると、いつの間にかいなくなった。
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ヤマノカミ
1980年 新潟県
ある人が炭焼のため山にこもり家に帰らなかった。その人の妻が心配して様子を見に行くと夫の側で女が見守っていた。声を掛けると女は消え夫は谷底に落ちて死んだ。女は山の神で山に入る人を見守っていた。
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タヌキ
1994年 京都府
番に炭焼き小屋で窯焚きをしていたら、鋸で木を伐る音がした。狸が化かしに来ているに違いないと思い、矢庭に燃えた木をつかんで音のするほうへ投げつけると、炎の明かりの中に、黒いものが逃げていくのが見えた。
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〔トロブチ〕,ウスグモヒメ
1961年 愛媛県
昔、男が上流から材木を流したが、止呂淵で全て水没した。男が淵に入って探すと、淵底近くにうすぐも姫がいたので、男は材木を出してくれるよう頼んだ。姫は自分がそこにいたことを口外しない約束で材木を出してくれたが、後に男はその事を口外してしまい、その途端に死んだ。
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