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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コンゴウドウザン
1941年 富山県
金剛堂山は薬草がたくさんあるが、その薬草を採りに他部落の者が来ると、必ず山が荒れるという。

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ヤマガミノカイイ
1974年 滋賀県
江州大津の医師が、胆吹山から薬草と石を持ち帰ったところ、毎晩石が飛んでくるようになった。山の神が石を惜しんだためだと聞き、石と薬草を山へ戻したところその様なことはなくなった。
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オオカミ
1941年 富山県
五ヶ山にある金剛堂山に、人間を食べても尻がつまらないように狼が土を食べに来ていた。ある神が人を食べるから尻が詰まるのだといい、五ヶ山の人を食べない証を立てればいいことを教えると告げた。神は金剛堂山の土を食べろと教えたので、狼は五ヶ山の人を食べなくなった。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
しびれが切れたら、眉につばをつけるという。しゃっくりが止まらないときは茶碗に箸を十字に置いて四隅から茶を飲むと治るという。のどに骨が刺さったときは、その人の頭に魚を置くと治るという。土用の丑の日に薬草を採るとよく効くといわれ、ヨモギ(血止め)・ゲンノショウコ(腹薬)・ドクダミ(コシケとデキモノ)などがよく効くという、など。医療に関する俗信。
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(スミイロヲミルヒト)
1980年 岐阜県
墨色を見る人がおり、体の具合が悪いときなど指に墨を付けて白い紙に押した。その紙を明るいところにかざしてみると、悪いところが判るという。悪いところが判ると、薬草を主とした薬をくれたという。
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カワタロウ
1978年 岐阜県
医者が薬草を掘っていると、見慣れん人がおぶってくれと言う。川太郎だと思って縛って連れ帰り、囲炉裏につるして松葉とトンガラシでくすべると川太郎は降参して、薬の作り方を教え、大水を知らせてくれるようになった。医者は大垣の殿様の姫を治して名を上げた。
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ダイジャ
1928年 鳥取県
お種という娘が、毎夜おいしい柿を持ってきて村の人たちに与えた。どこから採ってくるのか跡をつけると、池に来て蛇の姿になり、池の中ほどにある弁天島の柿の大木に登って採っていた。
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ハチメンダイオウ,オニ
1990年 長野県
有明山のふもとに住んでいた弥左衛門は薬草を採りに行って、そのまま八面大王という鬼にさらわれた。妻は1人で幼い息子の弥助を育て、弥助はやがて立派に成長した。ある年、弥助は大きな山鳥を助けてやった。それから3日、美しい娘と知り合った弥助は、その娘を嫁にした。春になると、また八面大王が暴れるようになり、坂上田村麻呂がそれを征伐しにきた。
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キツネ
1973年 岩手県
山にキノコを採りに行って狐に化かされて歩き回らされた。帰ってきたら、着物がバラバラになっていた。
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オオキナスモウトリ
1984年 愛媛県
正月二十日は大きな相撲取りが出てきて人を採る。
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ミサキサマ,テング,ヤテイ
1983年 岡山県
落合町栗原余河内部落の鎮守であるミサキ社のご神体は天狗の面である。精進の悪い者や不浄のある者、女性が近づくと天狗が谷底に投げ落としてしまうと言われ恐れられているが、部落の信仰は篤い。部落に危難があると、ミサキ様のヤテイが鳴くという。
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テング,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、天狗の機嫌を損ねると山が荒れるという。
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ヒバシラ
1988年 山形県
部落に「火柱」が立つのは、どこかの家が火事になる前兆である。だから「火柱」を見た人は、直ちに部落の者に教えることになっている。
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カワッパ
1957年 神奈川県
河童に川へ引き込まれた話はたくさんある。
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オキツネサマ
1976年 山口県
部落の中で悪い事をした者におきつね様をとりつかせる。
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カミガミ
1982年 新潟県
10月29日の神送りの日には神々は白馬に乗って出雲へ洗濯をしにいき、神荒れ・九ン日荒れといって風が吹くという。
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カワウソ
1990年 福島県
魚釣りに行った老人が、かわうそが尻尾で魚を採るのを見た。
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ヤマノカミ,タイコ
1975年 高知県
芳川部落の向かいの山で、夜の9時か10時頃になると太鼓が鳴り出す。法印さんを呼んでわけを尋ねると、これは山の神のお怒りで近く山が荒れる前兆だという。そこでえらい太夫に山鎮めのご祈祷をやってもらうと太鼓の音は聞こえなくなった。
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ケンムン
1980年 鹿児島県
山に材木を採りに行き、食事をしょうとしたらケンムンが現れた。食べ物を分けなかったので、怒っていろいろと邪魔をされた。
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ミミノスリバチクライアルオオキイヒト
1956年 静岡県
春たまりに魚を採りに行ったときのこと、耳のすり鉢ほどある大きな人が現れたので、恐ろしくて逃げてきた。
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キツネ
1982年 宮城県
山に蓮を採りに行ったお婆さんが狐を見て「これ狐、何人化かして」と言ったら、化かされてカマスがなくなった。
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1959年 福井県
弁天様のお使いは蛇。昭和初期の話。鳥辺島には蓑の材料のミノギがたくさん生えているのに誰もとらないからと言って、よその村の者が採りに来たが、島に上ると普段見えていたミノギがなく、小蛇がうようよしていたので恐ろしくなり、逃げ帰った。
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