ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 12月8日に一つ目小僧が来て、道祖神に帳面と判子を預ける。1月14日のドンドン火でその帳面は焼けてしまう。2月8日に小僧はまた来るが、空しく帰る。
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ヒトツメコゾウ,サイノカミ 1977年 神奈川県 12月8日には一つ目小僧がやって来て、家ごとにどの様な災難を与えるかを記帳し、その帳面をサイノカミに預けて帰っていく。2月8日にその帳面を取りに来るので、それに先立って、1月14日のドント焼きでその帳面を焼いてしまうのだという。
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ヤクビョウガミ 2002年 神奈川県 一つ目小僧が帳面を道祖神に預ける。厄神が取りに来ると、道祖神は1月14日の火事で焼けた、と詫びる。
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メヒトツコゾー 1989年 静岡県 12月8日に目一つ小僧が来て子どもの悪事を帳面につけ、サイノカミに預けて2月8日に取りに来るので、1月14日のドンドヤキのときにサイノカミの石像を火にくべて、帳面を焼いてしまう。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は帳面を来年の1月15日までといって道祖神に預ける。
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ヒトツメコゾウ,セエノカミ 1977年 神奈川県 一つ目小僧が家の周囲をまわりながら、争いごとをしている者がいないか中の様子を伺って歩き、そうして人々の悪事を記した帳面をセエノカミに預けて帰る。翌年の2月8日には帳面を受け取って悪病を流行らせようとするので、セエトヤキの際に燃やしてしまう。一つ目小僧がそれを取りに来ても、セエノカミさんが1月14日に燃やしてしまったと言っておく。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 道祖神は一つ目小僧が帳面を取りに来ると、家ごと焼いてしまったと言い訳する。
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ヒトツメコゾウ,セエノカミ 1977年 神奈川県 12月8日には一つ目小僧が泣いている子はいないか調べにやって来て、そのような子供がいれば帳面に記帳してしまうのだという。その帳面はセエノカミに預けていき、1月14日に取りに来るので、それに先立つセエトバライの火で燃やしてしまう。一つ目小僧がやって来ても、セエノカミさんが燃やしてしまったと言えば諦めて帰っていくという。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 道祖神は一つ目小僧からの借金を返済できず、証文を焼くため1月14日に自分の家を焼く。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 道祖神は一つ目小僧からの借金を返済できず、証文を焼くため1月14日に自分の家を焼く。
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メヒトツコゾウ 1986年 神奈川県 目一つ小僧は12月8日に悪行を調べて、その帳面を2月8日まで道祖神に預ける。それを焼くのがサイトヤキの行事である。
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ヒトツメコゾウ 1991年 神奈川県 一ツ目小僧は2月8日か12月8日の夜に来て、屋外の下駄に焼印を押し、人を病気にする。それらを帳面につけて道祖神に預けておくという伝承もある。
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メヒトツコゾー 1989年 静岡県 目一つ小僧は、12月10日の八日節供の晩に家々を廻って病人にする人を帳面につけ、それを2月8日にとりに来ると言ってセーノカミさんに預けていく。目一つ小僧が来た時には、セーノカミさんは「正月のドンドン焼きで焼かれてしまって帳面は無い」とごまかす。
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トリコヤ 1964年 福島県 浜では、正月14日の夜更けに鳥小屋という祭壇を設けた小屋に火をつけて焼く。この小屋の火で餅をやいたり、たばこの火をつけて悪病・悪神をさけたり、燃え残りの木を持ち帰って門口にさげ、魔よけにしたりする。
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(ゾクシン) 1956年 山梨県 正月14日には道祖神の前で各町内ごとに火を焚く。門松、書初めなどを焼く.。子供達は「せいの神は丸焼けだ」などといい、道祖神の石の神体を火に焼いたりする。これは疫病神が八日様の日に各戸を覗き歩いて、その年に厄病にする家の名を書いた帳面を道祖神に預けてあるので、その帳面を焼くための火焚という。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧が心掛けの悪い家を帳面に記して庚申様の蔵に隠しておいて、2月8日の晩に集めに来る。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は帳面を来年の2月8日までといって道祖神に預ける。
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ヒトツメコゾウ 1977年 神奈川県 12月8日と2月8日の両日には、一つ目小僧が来るといって、グミの木を焚き、玄関に目籠を出す。下駄を出したままにしておくと印を押されてしまうので、全部しまい込む。
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ドウソジンサマ,ワルイカミサマ 1962年 山梨県 道祖神様はよい神さまで、そこへ山から悪い神様が時々おりてきて、道祖神の帳面へ「今年は幾月頃誰と誰を病気にして病ませろ」と、留守の間に書いていった。道祖神様は家へ帰ってきて帳面を見てどうしてそんなことができるかと、村人に帳面を焼くように言いつけた。そこで村人たちは正月14日に道祖神様の前でどんどん燃やし、奥山の悪い神さまによく見えるようにほのおを高く燃え立たせた。あとで悪い神様がやってきて帳面を見せろといっても、夕べ大火で燃やしてしまってないという。それがどんどん焼のはじまりだ。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は12月8日に笊に驚いて帰る。1月14日にセエトヤキで焼けたと知ると来るのを止める。
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