キツネ,タヌキ 1957年 和歌山県 野狐と狸は化ける。
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キツネ 1976年 岐阜県 美濃国である男が野の中にいた女を妻にした。やがて男の子を生んだ。ある時家の犬が子を生んだがその仔犬が女を喰おうとした。すると女は正体を現し野干になった。
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サンボンアシノウマ 1986年 奈良県 「ハテノハツカに伯母ヶ峯越すな」と言う。12月20日に伯母ヶ峯には三本足の馬が出ると言う。
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ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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サンニンニサンドマワラレルコト 1915年 和歌山県 三人に三度回られると、死ぬ。
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ヒトヲマワルコト 1980年 和歌山県 三人に、三回回られると死ぬ。
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ノウマ 1929年 島根県 野馬は一つ目で人をとって食う。たたらで銑鉄を製する山はいが寝ていたら、女がおおいかぶさった。野馬がやってきたが、女を見て逃げた。女はかなやごさんだった。その女はたたらの神だという。
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ヘビ 1978年 岐阜県 古ヶ池には3000年を経たへびがいた。野・川・山で千年づつを過ごし、昇天して神のお使いになる。
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ヤカンザカ 1956年 夜分坂道で、薬缶が現れて坂をころがっていくといわれた。ヤカンに野干、野狐をあてたものもある。
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ヤカンザカ 1956年 夜分坂道で、薬缶が現れて坂をころがっていくといわれた。ヤカンに野干、野狐をあてたものもある。
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サンヤサマ,ツキ 1929年 栃木県 1月23日、5月23日、そして9月23日は三夜様と言われている。この日には、月が三体になって登るとされ、三夜講が営まれる。
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ノギツネ 1930年 熊本県 野狐かいの家とは縁組をしない。
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ノガマ 1975年 高知県 切るようなものがないところで突然大傷をすることを野がまという。旧正月の15日に鎌、鍬止めといって農具を洗って小豆飯を供えるのは、野がまにあわないためといわれる。
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リュウジンサマノマツリ 1972年 長崎県 新暦8月29日は小干の竜神様の祭りである。この祭りを止めた年に病気が流行ったので、毎年やるようになったという。
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カンノン 1973年 三重県 野登山には枝つきの桑の木で作られた観音があった。それで野登の坂本という部落では桑の木を焼かないという。観音は庄内の方を向いていたのだが、野登の人が木を切って野登の方に向けてしまった。それ以来、野登の人には足なえの人が出たという。
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ヤコ 1973年 鹿児島県 野狐がいたが、「日清日露戦争に行ってしまった」という者もいるように、全く見つからなくなった。
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イシノクツ 1974年 福島県 奥州菊田郡泉村に判官屋敷というところがあり、むかし磐城判官の正氏が住んでいた。その召使いであった苔野という女が身投げした淵があり、「苔野が淵」という。潮が引いた時に淵の底を見ると、石の上に石の沓があるという。これは苔野が身を投げた時にはいていた沓が石になったのだという。
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オオカミ 1941年 富山県 五ヶ山にある金剛堂山に、人間を食べても尻がつまらないように狼が土を食べに来ていた。ある神が人を食べるから尻が詰まるのだといい、五ヶ山の人を食べない証を立てればいいことを教えると告げた。神は金剛堂山の土を食べろと教えたので、狼は五ヶ山の人を食べなくなった。
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カイゾク,タタリ 1991年 和歌山県 阿波から来た十三人の海賊が祟るので、十三の塚を設けて祀った。
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ノギツネガミセルヒノタマ 1947年 佐賀県 野狐は真夜中と夜明け方に出る。涎を火の玉に見せ自在に動かす、若い女に化けるなどする。これを棒で殴る時は、必ず下の方を払う。夜遅く山道で妙に頭が重くなることがある。歩きつづけると必ず野狐に騙されるので、腰を下ろし、一服して小便でもすると退散する。
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ノブスマ 1975年 ある車力が石町河岸で野衾に巻き付かれた猫を見つけた。棒で打つと野衾は死に、猫は足を失った。この野衾は町奉行から上覧になった。
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