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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ダイシノトク,タイマツ
1975年 大阪府
河内国錦部郡天見村で弘法大師が霊場を開くための参詣をしていて、満願の日にこの村へ立ち寄った時、大師が炬火の木を土にさし、歌を詠んだ。すると、その炬火から根が生え、枝葉が年々茂って、ついには樹齢千年の大樹となったという。これは、大師の徳を現しているものだろう。

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ダイシノトク,チマキ
1975年 大阪府
河内国錦部郡天見村で弘法大師が立ち寄った家の老婆が、ちまきを差し上げた。すると大師がお礼に祈祷をし、ちまきは後の世までも病を祓うものだという歌を詠んだ。それ以降、その家で、大師に言われた通り身を清めてちまきを作り、旅人にすすめると、これを所持する者は病にかからず、病気の者は回復したという。
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ツエ,サクラ
1964年 福島県
入遠野の奥まった山ふところの地は、徳一大師が双葉郡の波立薬師からきて入定したところだという。大師がついてきた桜のつえを土にさしたところに根がついて、茶屋の関の桜になったという。
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ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことで、この夜にはそういう足をした大師がやって来て宿をこうのだが、その醜い足跡を隠す為に雪が降るのだと言われている。
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オオスギ,スギノカワ
1936年 高知県
大杉村の樹齢2千数百年の杉の木は大小に分かれていて、大樹の皮を剥いで持ち帰ると男子、小樹だと女子が授かる。
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オカマサマ,ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日にハギシコを取ってきて箸とし、オカマ様に供える。このオカマ様のところに大師様がいるといわれる。タイシとは聖徳太子のことである。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は弘法大師である。
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オダイシサマ
1941年 不明
お大師様が山の仙人に払子のようなものをもらい、「これさえ持って居れば、どんなオスゲー物も来ん」と言われた。その後お大師さまにつきまとってくる娘の兄弟がお大師様を撃ち殺そうと鉄砲を撃ったが、どうしてもあたらなかった。
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ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。汚く貧しげな大師様を泊める家もなかったが、可哀想に思って泊めた家には幸運が授かり、その後大師の姿はいつの間にか消えたといわれている。
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ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことである。この日には大師に宿を頼まれるが、食べ物がないからと言うと粟や大根を盗んで来いと言われ、足がデンギだからすぐ分かると言うと、ならばその足跡を隠させようということで雪を降らせたのだと伝えられている。
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テング
1981年 富山県
天狗が樹齢千年の老松に棲むと言われて、恐れられていた。
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カニコザワノシブミズ,コウボウダイシ
1956年 宮城県
弘法大師に水を飲ませなかったので、大師は渋水にして行ったという。
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ゴトク,イヌ,コウボウダイシ
2001年 青森県
弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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オダイシサマ
1964年 秋田県
11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。この日は吹雪になるといわれている。それはこの日、お大師様が塩を買いに行って吹雪のために死んでしまったからで、オデェシコブキという。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は法華様である。
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ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。この日雪が降り続き、困った大師は1夜の宿を貧しい婆さんに頼んで泊めてもらった。婆さんは隣家の大根を盗んでもてなした。そのため、大師はばあさんの残した雪の上の足あとを隠すために雪を降らせた。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師はエビス・ダイコク様である。
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サクラ
1928年 三重県
源頼朝が源家再興祈願の際、持っていた桜の鞭を逆さまに地面に差し、願いがかなうなら根が生えよといったところ、満願の日には枝葉がつき、花も咲いたといわれている。
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ダイシサン
1984年 新潟県
大師さんが宿を乞うた家が貧しく、おばあさんが隣の畑からカブラを取ってきて大師さんにすすめたのを、大師さんが哀れんで、おばあさんの足跡を隠すために雪を降らせたので、オダイシコの日は雪が降る。
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シシャノオモムクレイジョウ
2002年 秋田県
河原毛霊場は死者の赴く霊場である。
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コウボウダイシ,ガンザンダイジ
1967年 福島県
石城地方に元三大師の信仰が広いが、その絵像は骨と皮だけのやせた姿だった。大師が貧乏だったという想像は角大師の絵像から生まれたのかもしれない。
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ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。大師は大根が好きなためにとある家で女の人から蕪を食べさせてもらった。大変うまかったので他家の倉へ盗みに入った。その足跡を隠すために雪が降るのだという。
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