(ゾクシン),ユウレイ 1935年 島根県 妊産婦が亡くなったときには子供を背負わせて埋葬しないと、幽霊になって現れて「子を負わせてくれ」とすがりついてくるという。
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フナユウレイ 1973年 富山県 小雨の降る晩はユウレイ船が出る。たえず行く手に現れては消えるので小雨の晩の漁を嫌う。
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ヒノタマ 1988年 茨城県 火の玉が出るのは闇夜で少し雨が降っているようなとき。火の玉は赤い。
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コエ,ブツゾウ 1953年 仏様が藪の中から背負って行けといわれたので、負うて帰り、愛宕山に祀ったらそれ以降その家は金持ちになった。
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ヤママイリ 2004年 香川県 イヤダニさんに参ることをヤママイリともいう。二人か四人で行く。葬式の翌日に、故人の髪の毛や大切にしていたものを持って墓へ背を向け、「山へ参ってくるから」と言って背負う。背負った人には重くなる感覚がある、あるいは足が重くなるともいう。どちらかの人に死人が負われているという。
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キツネビ 1983年 東京都 おふくろさんが炭を背負って人家の方を見ると火が燃えていた。当たらせてもらおうと行ってみると、火が見えない。マガメに行ってよく見ようと思ったとき、狐が消えたということである。これも狐火である。
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シンダヒトヲセオッタオンナ 2000年 山奥で「つりてぃこー」という女の声がした。貧乏な兄弟が声の正体を確かめることにした。まず兄が山に入ったが、怖くなって逃げてしまった。次に弟が山に入った。するときれいな女の人が現れた。女の人は背負っていた死体を弟に背負わせて逃げた。弟は死体を背負って家に帰り、布団に入って寝た。翌朝、死体は黄金の塊になっており、兄弟は金持ちになった。
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〔アレビ〕 1967年 石川県 荒火は海上に出る1mほどの青い火。小雨の晩などに出る。害はない。
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ユキオンナ,コドモ 1928年 雪女に頼まれて子供を背負ったりすると、その人が雪の中に埋められてしまう。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊が出現する理由も姿も出現場所も分からない。
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キツネ 1950年 新潟県 雪が積もり道に迷って堀に落ちて困っていると、突然婦人と子供が現われ、言われたとおりについていった。すると茶屋にたどり着いたが婦人と子供の姿は消えた。茶屋には婦人と子供が入浴していたが、まったく外出した覚えがないといった。おそらく狐だろう。
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カッパ 1991年 愛媛県 河童が橋を通る人に「負うてくれ」と言って背負わせては肝を抜くので、おまんさんという気の強いおばあさんが行って、皿が下に向くように河童を背負って連れ帰り、鍋で煮ようとした。河童は海へ帰る、もう悪い事しないと約束した。お礼に毎朝家の鉤に魚を掛けにきたが、鉤を鹿の角に替えたら来なくなった。
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ヤカンコロバシ 1950年 新潟県 出る。
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アヅキトギ 1950年 新潟県 出る。
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キツネ 1990年 福島県 狐は遠くにいる人に見えて、近くにいる人には見えない。
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タヌキノヨメイリギョウレツ 1987年 富山県 提灯を点けて背中にたんすを背負ったり、畳を背負っている行列があった。狸が化けていた者であったのだろう。何も履いていないのでわかる。
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キツネ 1998年 茨城県 嫁が子供を背負って実家に逃げ帰ろうとしていた。人家がないところに来たら、笛太鼓の音がした。祭をしているのかともい立ち止まったら、すると背中の子供が泣き出したので、狐が化かしているのだと気づいた。
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ヘビカサノオサンコ(オチャンコ)キツネ 1956年 宮城県 化狐。時々人家の近くに現れ,子供達と遊んでいた。
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オニオサン 1978年 山梨県 オニオさんという神様が、八ヶ岳から山を背負ってきたが、背負うのに使っていたオンガラが切れて置いていったのが中山になった。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1971年 福島県 月の近くに星が出ると人が死ぬ。
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ショウトクタイシ 2002年 石川県 大正15年3月、聖徳太子さんの石碑に出現したお太子さんの姿が一旦消えて、また出現した。
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