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検索対象事例

アヤシキサン
1976年 中国
熈平2年、韓僧真の娘は、母の右脇より生まれた。

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イキリョウ,ツキモノ
1922年 京都府
村にお梅という娘があった。あるとき娘は養子を迎えたが、養子はその母親とできてしまった。それから母は娘をいろいろ苦しめたが、娘がふと憑き物に疲れてしまった。百万遍の僧が理由を尋ねると、母の生霊が憑いていることがわかった。憑き物は落ちたが娘は衰弱して死んでしまった。
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ニンギョ,センネンビク
1974年 京都府
竹野郡乗原の村にやってきた僧が、此代から人魚のような魚を拾ってきた。僧がとまった大久保家の娘だけがその魚を少し食べた。以来娘は年をとっても美しく、いつまでも娘のようであった。その後八百年も生きたので千年びくと呼ばれた。
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ダイジャ,ムスメ,ジャタイ
1929年 富山県
お光という娘に大蛇が恋をして、引いていった。翌年、出産のために娘は帰ってきたが、産所には入れなかった。怪しんだ母が見ると、娘が蛇体となっていた。驚いた母の声で気付いた娘は、元の姿となって、親子の縁を切った。娘は最後だからと言って、粽の作り方を教えた。
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ハハノウラミ
1976年 岐阜県
実右衛門という無頼がおり、母親に不孝な行為を行っていた。後に母が死んだので火葬したが、片腕だけ焼けずに残ったので、人に見られるのを厭い、持ち帰り、後日に川にでも流そうとした。その夜、実右衛門は腕が蛇になり襲ってくると叫び、狂乱した。その後毎夜続くので、村の人が協議して村中3ヶ寺の僧に阿弥陀経を誦させたところ、その夜から止まった。実右衛門は懺悔し僧になった。
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(シリョクノカイフク)
2004年 京都府
ある貧女が我が子を捨てる。子は高僧に拾われて僧となり,父母を探すため四天王寺で連日説法を行った。ついに僧は盲目となっていた母と再会し,母のため三宝諸天に祈祷を捧げる。すると母の目が元のように開いた。
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ヘビジゾウ
1956年 宮城県
釈迦堂公園南裏手の畑地にある蛇地蔵の由来譚。昔,化粧坂の辺りに機織で生計を立てている母娘がいた。いつからともなく,娘の所に毎夜凛々しい若衆が通ってくるようになった。娘が日ごとにやつれていくので,母が娘に若者の素性や名前を聞いたがわからないという。母は寺の和尚に相談し,娘に言い含めて麻糸を若者の裾にこっそり針で縫い付けさせた。翌朝母娘が糸をたどって裏山に登っていくと,糸は草地にある穴の中に吸い込まれていた。二人が部落の人に頼んで穴を掘り返してみたところ,中から大きい白蛇が糸を尾に縫い付けられた状態で這い出してきたので皆で打ち殺してしまった。母娘は白蛇の供養のために懇ろに葬って地蔵を建ててやった。
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ジンカク
1974年
額に2本角がある子供が生まれた。
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オワキソーモン
1951年 高知県
尾の両脇に紋がある馬をオワキソーモン(尾脇双紋)といい、家人に祟るとして忌む。
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(ゾクシン)
1986年 愛媛県
出産に関する俗信。おりどこが右にいると男の子、左にいたら女の子が生まれる。神さまにお供えをするときにもんもりとご飯を盛るときれいな子どもが生まれる、など。
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タヌキツキ
1953年 鳥取県
狸を飼っていた家の母が憑かれた。祟りだといわれたが、対処しなかったので、狸のような行動をとるようになった母は死んだ。この家には、体臭が狸の臭いのする娘が生まれたりしたので、人々は狸の霊の子だという。
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テング,マツ
1919年 徳島県
八幡神社境内の真の松は、天狗が毎夜樹上に宿ったという。
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アカマタ,マッタブ
1973年 鹿児島県
昔、阿傳と嘉鈍の中間にマチという部落に母と娘が暮らしていた。娘は夜に機織りの仕事していたが、あるときから夜になる一人で笑ってばかりいて仕事をしようとしない。母が尋ねると、娘は夜になると赤手拭いを被った男がやってきて脇の下を擽るのだという。そこで母は今晩その男が来たら木綿針に糸を貫いて男のたまに刺せと言った。その晩、娘は言われたとおりに男の頭に針をさし、明朝に母が糸を辿っていくとマッタフの巣である坂の麓の割れ岩まで続いていた。中から「我ミミンダ通しはしたが、子供は七籠も産ませて、うら取って見せずに置くものか」と声が聞こえた。また「娘が海へ行って七日間潮浴びをすれば子供は堕りる」と他の声も聞こえてきた。母は家へ帰り娘を海に連れて行き、七日間潮浴びさせると蛇の子を堕ろすことができた。
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チャヲノンデハランダハナシ
1932年 富山県
川沿いの家に旅の僧が立ち寄り、茶を飲んで去った。家の娘は、眉目美しい僧に心引かれて慕うあまり、僧の飲み残した茶を飲んだ。やがて娘は身に覚えのない子を宿し、女の子を産んだ。3年後、僧が再び訪れたが、女の子を見ると呪いを誦し、頭から踵まで3度撫でた。女の子は泡となって消え、僧は泡を川に捨てた。以来、その川は子撫川と呼ばれたという。
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シンボ,ウシ
1928年 中国
邪険な神母が外に牛がいたので中に入れようとした。牛は抵抗して入らず寺に走っていった。牛を追ってきた神母に驚いた衆僧が経を読むと、神母は牛を捨てて逃げ戻ったが、病気になって死んだ。のち、娘の夢に出て、般若経を奉納して弔ってくれと頼んだ。
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ウマ
2001年 埼玉県
真観寺の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、前足を切った。
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エンガクシャウニン,レイム
1983年 奈良県
母に捨てられ、僧に拾われて出家した子(後の円覚上人)は、母を恋しがり法隆寺の聖徳太子に祈って霊夢を受けた。京で道俗男女を集め、過去現在の名帳を記し、異相の振る舞いで踊念仏をすれば母に会えると告げられたので、その通りにすると本当に母に会えたという。
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ソセイ
1995年 福島県
実家の母が死んだという知らせを受け、病院を無理して退院して帰り、母に声をかけたところ3日間生き返った。4日目に零師様のところへ行って帰って来たところ、それから2時間後に母は息を引き取った。
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イケニエ
1986年 埼玉県
ある年、うち続く雨に利根川の水かさが増え、今にも村を飲み込もうとしていたので、村人は竜神のたたりと考え、生娘を生けにえにするしかないということになった。そこに巡礼の母娘が通りかかったので、村人は娘を利根川に投げ込んでしまった。母親もそれを追って川に身を投じた。すると水は減り始めたが、数年後疫病が流行り、農作物が不作となった。旅の僧が、これは巡礼の母娘の魂がさまよっているためであるから、社を建てて祀るのがよいというので建てたのが、加須の川圦神社である。
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ヤマンバ,ヤマウバ
1974年 愛媛県
山奥に母と3人の娘が住んでいた。山には人間の姿でひげのたくさん生えた山姥が住んでいた。母が用事で町へ出かけた隙に、山姥は母と偽って戸を開けさせようとした。一度目は手が毛むくじゃらで山姥と知れたが、二度目はいもの葉で手を包んでいたので、母と間違って戸を開けてしまった。山姥が飛び込んできたので、娘たちは逃げたが、末娘は捕まって山姥に食べられたという。
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(フシュッサン),ムコク
1982年
奥州七戸小川町の弥右衛門の娘・さなは17年前に懐妊し、未だに出産していない。そもそも20年前に結婚した時に、夫婦ともに襟に白羽の矢が立ったという夢を見て懐妊したが、産月になっても出産しなかった。ただ胎児はさなにだけ聞こえるように、不浄の地では生まれたくないといっており、皇城の地を踏まないと生まれないと神夢を見た。さらに北野天満宮に参詣したら程なく生まれるだろうとの神夢を得たという。
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ケンムン
1975年 鹿児島県
雨やどりのために入った洞窟に、長く居ついた男がいた。後年、男が大病を患い、寝込んでいると、枕元にケンムンの母と娘がやってきた。娘は男の子供であった。死ぬ直前に母と娘は男のまゆ毛を全て抜き取っていった。
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