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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイム
1975年 神奈川県
北加瀬村の加瀬山に夢見が崎という所があり、太田道灌は霊夢をうけて夢見が崎に城を築いた。

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シロヘビ
1931年 栃木県
昔、身分卑しからぬ武者が落武者となり、家来とともにある家で一夜の宿を求めた。その晩、武者は白蛇が自分に向かってお辞儀をするという不思議な夢を見た。次の日、村はずれまで来たときに目の前に蛇の形をした丘があったので、ここに城を築いた。これが大田原城である。
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フシウシジョウ,ガギュウジョウ,カメ
1931年 栃木県
那須与一が那珂川の東にある平群の山に城を築こうとしたが、数万の烏、烏が恐ろしい叫び声をあげながら現れ、幣束を山の山頂に移した。夢に現れた白髪の老人の言に従い、与一は城山の上に築城をはじめた。その際、数10頭の牛を礎の下に埋めた。城に敵が近付くと、城は臥牛の形になり、唸り声を上げて大地を震わせたが。敵が城門に近付くと城内の大池に現れる亀から吐き出された水が濃霧になり、敵兵を惑わせたという。
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カガノカミ,レイ
1982年 島根県
下瀬山城址にあった下瀬加賀守の墓が精神異常者に破壊された。墓は建てかえたが、祭りはしなかった。すると三渡八幡宮の宮司がやって来て、祭りをしてくれないことに加賀守が不満を漏らしているから祭をするようにと提案した。そこで部落総出での手入れする際に、菩提寺さんと宮司にも上がってもらい、お祭りをした。
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ヨウキ,キジン,ウナギ
1929年 岐阜県
今から九百年程前、村上天皇の頃、瓢ヶ岳の岩窟に妖鬼が山砦を築いて土地の民を悩ませた。鬼人の退治を命じられた九条関白藤原氏の八男右少将正三位藤原高光請卿は多くの部下を連れてこの地に来られた。鬼人は妖術に長じ変幻出没自在で手強く大牛、雉、十二ヶの瓢の化身となって現れ、矢に打たれて消えた。高光は神に祈ってようやく鬼人を仕留め、神の使いの鰻を川に放った。以来、粥川の鰻を食べると神罰を受けるという。
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レイム
1931年 秋田県
佐竹義宣は久保田に本城を建てようとしたが、いい場所が無かった。ある夜、霊夢を見た義宣は、斎戒沐浴し、早暁に東天に向かって鵲の羽で作った矢を放った。その矢の止まったところに城を築いたので矢留城とよばれるようになった。
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ショウトクタイシゾウ
2002年 石川県
延宝3年、加賀国河北田郡田近の里俵原村に住む人の夢枕に聖徳太子が立ち、夜明け近くに太子坂へと行った。その場所を掘ると聖徳太子の木像が現れ、家へと持ち帰った。夏のある日、雨が降ったため急いで家に帰ると、仏の手により干ものが屋内に入れられていた。また、秋の夕暮れに子供と遊ぶ太子の姿を見た人もいた。
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ユメ,ハクハツナルオキナ,レイチク
1983年 京都府
精舎を建てたいと願う藤伊勢人の夢に白髪の翁が現れ、北山は天下に優れた霊地であり、ここに精舎を建立すれば利益無量だと告げた。翁に名を問うと貴船の神と答えた。夢から覚め、その場所を知るため白馬に鞍を置き、白馬は霊畜だから夢で見た場所を知るはずだと放すと、確かにその場所に着いた。
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ニョイリンカンノン,シウン
2002年
いまだ山城国に都がなかった時、聖徳太子の夢に如意輪観音が出現し、この山城国の東山の地は寺塔を建立するのに大変すばらしい土地であり、必ず建てるべきであると伝える。実際聖徳太子が東山を見ると、紫雲が立ち昇っていたので、ここに法観寺と寺塔を建立し、塔に仏舎利を三粒納めた。
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スミヨシタイジン,シンリュウ
1983年 大阪府
摂州東成郡野里村には住よし太神が祀られている。その地に乃左渡彦という者がおり、いつも住吉を崇敬していた。或る夜の夢に翁姿の住吉が現れ、近く東方の深淵でその証拠を見よと告げた。そこで野里彦がお供え物などを持って言ってみると、黒雲が淵の上に覆い、白波が上がって真龍が現れた。野里彦は神の出現を喜び、水向にあった神器を崇めて社を建てたという。
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ウシイシ,レイム
1929年 東京都
右大臣頼朝が東国追討の際みた夢のなかに、菅神(菅原道真)が牛に乗って現れ「頼朝卿に二つの幸がある、武運満足の後は小社を営むように」と告げられた。目覚めてみると夢の牛と同じ形の石があった。同年、頼家が生まれ翌年には平家を討つことができた頼朝は、社殿を建てその際霊夢を見た後出現した牛石も寄付した。
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キツネ
1931年 群馬県
秋元但馬守が館林に城を築こうとした際、金山に住む狐を自称する白髪の老人が夢枕に立ち、自分がつける縄張りのしるしのとおりに城を築けば難攻不落の城ができるといった。但馬守が調べさせると、狐が尾を曳いた跡があった。その通りに城を作ったのでここは尾曳の城と呼ばれるようになった。但馬守は狐に謝意を表すため夜明稲荷を建て、狐霊を長く祀ったという。
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カモダイミョウジン,ユメノオツゲ
1940年 岐阜県
神様を迎えにこいという夢のお告げに従い、神様を迎えに行った上、知人と共同して御宮を建立して祀った。
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イケタガミサン
1989年 山梨県
池太神さんはずっとこの奥の川の淵の中で生まれてきた人だという。本村の人がその川の淵を越そうとしたら光っていたので、池太神さんを拾い上げてきた。池太神さんは、その人の夢枕に立って、順に順に山を上げて七面山に連れてきた。
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フドウミョウオウ,テンジン,ハゴロモ
1967年 福島県
三浦左近国清という人が太田村別所に住んでいた。世継ぎが無いことを憂い、馬場村の滝不動に美しい妻が得られるようにと祈願した。すると夢に不動明王が現れ、現世には配すべき女がいないので、五台山の奥の池で天人が水浴びをしてるゆえ、その羽衣を取れと言った。国清はその通り山に登り天人の羽衣を取って家に帰った。やがて天人は気付き、国清の家に行き羽衣を返して欲しいと願ったが返されず、ついには夫婦になった。二男一女をもうけたが、やがて子供たちが大きくなったから別れても立派に育つと言い残し、天女は羽衣を着て天に昇った。国清は悲しんだが、娘はそれにもまして悲しみ、ついには池に身投げして死んだ。中太田に姫塚と呼ぶ塚があるが、この姫を祀ったものといわれる。
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ダイジャ
2001年 沖縄県
女神が島尻当原トゥバルに天降り,西の大城山に住んだ。ある夜若い男と過ごした夢を見て男女の子を産んだ。初めて出会ったものを父にしようと子を抱いて家を出ると大蛇がおり,二人は大蛇の子とわかる。狩俣村はこの二人の子から始まった。
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サカシマガワジゾウソン
1997年 愛知県
昔、北奥田の老婆に「川の水が逆さまに流れているところに地蔵堂を造れば家が栄える」という夢のお告げがあった。お告げの通り、逆さまに川の水が流れているところがあったので、そこにお地蔵さんをつくって祭った。川の水は元に戻ったが、老婆の家はお告げ通り栄えたという。また、逆しま川の水はイボを取るのに効果があるという。
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レイム
1967年 福島県
小手五岳の1つ、女神山に信夫城主左藤庄司の娘が薬師の尊像を背負い登ったところ、糠田村の村民18軒が一同に霊夢を蒙り、互いに奇異の思いをなしてこの峰に上ったところ霊夢に見たように女が薬師尊像を仮堂をいとなんでいた。その後この地に薬師堂を建立した。
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ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
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ミヤジマサマ
1965年 広島県
宮嶋様に恋慕した清盛に、宮嶋様は千畳敷の屋敷を1日で建立せよと命令した。清盛は仕事にかかるが、もう一息というところで日が暮れかけたので一心に西の夕陽を招き戻し、屋敷は完成した。すると宮嶋様の御神体は大蛇と化し、船で逃走する清盛を追いかけた。しかし清盛はその眼力で潮の流れを変えて逃れることが出来た。
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ヌシ,ダイジャ
1993年 山梨県
鉄砲の名人が芦川村の滝戸山の主だった大蛇を退治した。後に大蛇は鉄砲打ちの夢に現れて、その家の屋敷神に祭られることになった。
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