オオオンナ 1979年 滋賀県 延宝2年11月近江国より身の丈7尺3寸あるおよめという名の女が見世物に出ていたという。
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イソウ,シラヒゲダイミョウジンノヘンゲ 1976年 滋賀県 大女がいる。白髭大明神の変化といわれている。背丈は7尺2寸(約216センチ)、足の大きさ1尺3寸(約39センチ)、手の大きさ1尺(約30センチ)である。全身も骨も立派で、人より力も強く、屈強な男にもまさっている。
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(オオニョウボウ) 1979年 身の丈7尺2寸で足の長さ1尺3寸、手の長さ1尺、力は男にも勝り白髭大明神の化身であるという江州出身の女がいた。
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オオニョウボウ 1974年 大阪府 見せ物小屋に江州出身の大女房がおり、身長は7尺2寸あったといい、白髭大明神の変化といわれた。
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(オオオトコ),(コオトコ) 1979年 東京都 南部信濃守の国許から身の丈7尺5寸と3尺1寸の男が江戸に連れてこられ、人々に芸を見せていた。
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リュウ,ダイジャ 1964年 青森県 幕末の頃、京都から三光院という別当(行者)が来た。妹沼に来たとき、別当が「いいものを見せてやる」といって唱え事をして、きれいなお姫様になり、竜(大蛇)になり、またもとの姿に戻った。
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アーマティブ,アカマタ 1992年 鹿児島県 盲目の年寄りの女が苧をつむいでいるところへ、美青年が来て夜じゅうずっとからかった。近所の人がのぞくとアカマタが美青年に化けてきていたので、苧を美青年の着物にくくっておくよう言って翌日見ると苧はウンニャ城にまで続いていた。そこでウンニャ城のアカマタとわかり家に入れるのをやめさせた。その人はアカマタの子をザルの7杯生んだという。
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オオオンナ 1979年 万寿3年4月頃、身の丈7尺余り、顔の長さ2尺余りの女が丹後国から船に乗った。船中で酒飯があった時に周りの人が皆病気になったので着岸したが、死んでしまったという。
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ロウジン,ムジナ 1964年 福島県 夜、さびいしいところを通りかかると、行く手に白いひげの老人が白い着物に麻裏をはいて立っていた。それからは、たった1町の距離をなぜか2時間半もかかったが、おおまがりを通るときその老人がついてきて、痛い痛いと腰をのばしたら、急にその人よりも3尺も身長が高くなった。むじなだろうということである。
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ナナヒロオンナ 1997 島根県 浜の子供たちが小学校の前の川のほとりへホタル取りに出ると、1メートルくらいの背丈の女によく出会った。その女は笑いながら、七尋もある大女になったという。それからかなり後になって、小学校の中庭にお化けがでるとうわさがたち、村の人たちは、その七尋女がまた出始めたのではないかといった。子供だけでなく大人も小学校を通るとその女を見かけたという。
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オビンヅリサン 1932年 石川県 妙観院というお寺に、おびんづりさんという仏像がある。ある娘が嫁入りするのが嫌で姿を隠したが、婚礼はちゃんと行われていた。その後、誰ともなくおびんづりさんが身代わりになったと言うようになった。
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テング 1931年 山梨県 おえいという婆が急に見えなくなった。村中の人が3日探し回ったがさっぱりわからなかった。そしておえい婆は高さ何尺もある一枚岩の上で見つかった。婆を助け出して聞くと、鼻の高い顔の赤い人に連れられてきたという。
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ハクサンサマ 1977年 秋田県 ある家の人が、田の代掻きの馬の口取りをする人がいなくて困っていたら、どこからか美しい女が来て手伝ってくれた。昼になってその人がいないので方々探すと、氏神の白山様のご神体の足に泥が附いていた。氏神様に助けられたのだった。
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ヌレヨメジョウ,バケモノ,ユウレイ 1965年 鹿児島県 貝を取りに行くと、大石様の上にいる女がいた。こっちにこいと言っても動こうとしかなったので、妙な気がして再度見てみると、女が高い石からさっと駆け下りてきた。恐ろしくなって皆が逃げ帰ってきた。おそらくぬれよめじょうであろう。
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ナナヒロオンナ 1989年 鳥取県 七尋女という首の長い女の化物が出る。
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イチモクレン 1951年 三重県 出遊のときは神馬の白毛が数本、信仰者の袂に入っている。信心深い女性が満願の日橋の上で一目連が白馬に乗っているのに出会い平伏した。
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タマツヒメ,タマヨリヒメ 1928年 福岡県 玉津姫(もしくは玉依姫)は身分の高い姫であったが、顔に痣があったので、なかなか縁がなかった。悲嘆の思いを込めて縁の神様と呼ばれた三輪大明神に7日7夜の時詣りをした。満願の夜、社殿で伏していると神さびだ声が聞こえてきて、夫は三重の炭焼き小五郎で、夫婦になると大長者になるといわれた。朝起きると、姫は信託のとおりにした。
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キツネ 1933年 鳥取県 おこん狐という狐がよく人を化かした。ある男が川の中で網泥を一生懸命かぶっている狐をみつけたが、その狐が立派な女に化けて馬に乗せてくれという。馬に乗せて連れて帰り、火であぶったので、狐は正体を現した。人を化かさず、ここにすまないことを約束して許してやった。数年後、伊賀の山辺で娘に化けたおこん狐に会った人があるという。
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オタカヤン,メガミ 1961年 山梨県 釜無川下流の小手川土手の工事にお高やんという声のいい美しい女が粘土つきに出ていた。お高やんの歌う粘土節があまりいいので、土工達がききほれ、工事監督は仕事のジャマになると、お高やんの出役を断った。しかし、かえって仕事の能率が落ち、工事監督はお高やんの居所を探したがついに見当たらなかったそれで、誰言うとなく、あれは能率増進のために現れた女神であるというようになった。
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タカボウズ,ホウキ 1968年 愛媛県 ある商人が箒の神の堂に泊まった晩、箒の神の代わりに出産に立ち会った臼の神が、女の子が生まれたが18で近江のなまずのえじきになると伝える。その娘は商人の子だった。大きくなった娘が伊勢参りに行くので、商人は弁当と饅頭を買う金を与えた。近江の湖で高坊主が現れたが、娘は高坊主に弁当と買った饅頭をあげたため、83まで生きられることになったという。
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