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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カソウ,シコツ,コマチ
1973年 東京都
ある人が薬研堀に引越そうとした。家の家相を見てもらったところ、死骨が埋まっているので住むと死ぬを言われた。その家を人に譲ったのだが、そこに住んだ人が次々と死んでいった。

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マケアレ
1941年 徳島県
その土地を買ったら、家の人が死んだり、病気を患ったりするという場所。
類似事例

オバケ
1970年 神奈川県
明治か大正のころ、老婆が紙を梳かしたときに抜けた毛を丸めたものを床下に埋めながら「俺が死んだらこの家に来る人には化けて出る」といった。老婆の死後、この家を借りて住んだ人があったが、お化けが出るので気味悪くなり、出て行った。
類似事例

ビョウニンバタケ
1985年 茨城県
病人畑だとは知らず桑畑を購入した家では不幸なことが次々と起こった。調べると、昔泊めた六部の坊さんを殺して金を奪った祟りで、火の玉が出て潰れた屋敷跡であることがわかった。すぐにこの土地を手放すと不幸はなくなった。しかしこれを買った家は不幸が続いた。
類似事例

(アクホウ)
2000年 愛知県
坂崎にいた某という医者の妻は多く堕胎を行ったので,その悪行の報いか家が断絶し,その屋敷に移り住むものに不幸が多かった。
類似事例

シニン,タタリ,サクラ
1989年 長野県
昔城があった場所には生き埋めにされた武士を供養するための塚があった。その塚が崩されて田が作られると、田を作った家では病人が絶えなくなり、凶事が続いた。行者に拝んでもらうと死人の祟りだという。家は土地を売った。
類似事例

タタリ
1991年 愛媛県
ある人が家を建てたら、3年に一人ずつ死んだ。祟りのある土地というのもあるかもしれない。
類似事例

ガッセンノシシャヲウメタバショ
1993年 福島県
競馬の賞与で景気がよかった人がいたが、畑の真中に家を建てたところ、長男、次男、長女が相次いで死に妻も原因不明の熱で寝付くことが多くなった。昔、合戦の死者をたくさん埋めたとか、不幸な人が自殺した場所だと言っているらしい。
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ジヌシノナイトチ
1956年 宮城県
所有者が必ず死ぬと言う奇怪な土地がある。これは,昔旅に行き暮れた六部を泊め,その所持金に目がくらんでこれを殺害して屋敷の一隅に埋めてしまったためで,六部の怨霊がいつまでもその地の所有者に祟って夭折させたり作物を不毛にしたりしたのだと言う。その後六部の墓を建てて弔ったが,今日でもはっきりした所有者はなく荒れるに負かされている。
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オハカ,タタリ
1985年 愛媛県
主人は銀行員であった。八幡浜へ転勤になり社宅に入ると主人は大病し、私は眼病になった。家が悪いということで、おがんでもらうと昔商売でもしていた人が池だった所を買い取り別荘を建てたが、池のほとりの墓の祟りで没落し、銀行が買い取り社宅を建てたということだった。転勤になりその家を出てからは元気になった。
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イチジャマ,シリョウ
1996年 沖縄県
死人に取り憑かれた人を見た。ある時老婆が悲鳴を上げて「腕を失ってからは、後生に来ても働けず困っている。年忌を延期するなどもってのほかである。墓の中は湿っていていやなので、水を早く抜いてほしい。」と口走っていた。これは、死霊が物を言わせていたのである。
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シニダノオンリョウ
1932年 愛知県
死に田と呼ばれる田があり、その持ち主だった家は、既に3代とも死に絶えてしまった。現在の所有者の家も、病人が絶えないという。昔、矢田川が氾濫した際、ここにあった寺が埋没してしまったために、仏が祟っているのだろうと言われる。また、持ち主だった女が人にだまされ、家産を傾け死んだため、その妄念が残って、祟っているのだろうとも言われる。
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ヘビ
1974年 東京都
江戸の久右衛門町である家が窃盗にあい、容疑者として同家の下女とその密夫が捕らえられ、下女は獄死した。死体の取引を同家の妻が拒否したので、死体は寺に送られた。その頃妻は病気になっていたが、彼女のもとへ夜になると蛇が現れるようになりついに死んだ。死体を沐浴させている時、首をみると蛇が巻き付いているのが見えた。
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シリョウ
1933年 大阪府
養女を貰い受けたある医者は、次第に養女と通じ、妻を虐待するようになった。衰弱死した妻の無念の思いは強く、その死霊は養女を祟り、長い年月をかけて死に追い遣った。
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ビョウニンダ
1985年 茨城県
地蔵院が持つ田は誰が耕しても凶事が起きる。薬師寺の持ち田も次々と持ち主が代わり、良くないことが起こるので、安値で他村の人に売った。それでも土地を買った人はたたりが恐ろしくなり、寺にその土地を寄進した。
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(ゾクシン),イエ
1998年 静岡県
古い家を壊し、そこに新居を建てると、三年以内にその家の誰かが死ぬ。
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ホトケサマ,クチヨセ
1964年 福島県
道路を広げるため屋敷の一部を掘ったら人骨がでたので埋めなおしたが、隣近所で死人や病人が絶えない。口寄せばばあの話によると、昔仏さまが座頭に負われてこの土地にきたが、座頭は殺された。まつられない仏さまが怒っているのだという。それで、地蔵や供養塔をたてたという。
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シタイ
1998年 静岡
生き物の死体を家の四隅に埋めるとその家の人が死ぬ。
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ボウレイ,ユウレイ
1971年 長野県
捕虜として連れてきた人たちが部落に住んでいた。ここには幽霊や亡霊が出て、悲惨な死に方をする人が多かった。その後、部落は廃墟となり住人もいなくなった。
類似事例

(ゾクシン),シタイ
1998年 静岡県
生き物の死体を家の四角に埋めると、家の人が死ぬ。
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オソロシイクビ
1989年 長野県
中山の向こうにある川を渡ったところは良い土地で、昔はそこに5・6軒の家があった。ところが田畑仕事のときに土中から恐ろしい首が出てきた。また、夕方になると葬式のようなことをする人が出てきたりしたので、皆で溝口に移ったという。
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