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検索対象事例

ユルギイシ,ナナフシギ
1974年 高知県
四国遍路八十八ヶ所の三十八番、土佐の蹉跎寺に七不思議があり、動揺石というものがあり、高さ4尺あまり、大きさ6尺あまりの大石の上に小さな丸い石がある。大石を押してしばらくすると、小石が揺れて転び回る。

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ナナフシギ
1920年 高知県
土佐蹉跎山金剛寺七不思議。龍の駒笹・一眼一足の笹・天燈・午時の雨・搖ぎ石・不増不減の水・潮満ち石。
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ユルギイシ,ナナフシギ
1974年 高知県
四国遍路八十八ヶ所の三十八番、土佐の蹉跎寺の寺僧が海岸に望んで「御亀様御亀様」と呼ぶと、大小の亀が多く浮き出てきて、岸下に集まる。これは補陀落山の使者であるという。但し呼ぶと出てくる理由はわからない。
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ナナフシギ
1919年 京都府
西本願寺の七不思議は二種類ある。天狗岩・鶴亀の松・唐門・中雀門・見残石。躑躅胴の太鼓・三俵の大黒・木造龍頭吊・水噴の銀杏・行儀の富士・見えがくれの月・木造の土台。
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オオイシ
1976年 長野県
信州戸隠山の辺りに臥龍院という寺があり、大きい石が3つある。子どもの指で動かすと揺れる。
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ケイセイイシ
1916年 福岡県
山道の傍らに長さ7尺ばかり幅4尺ばかり高さ3尺ほどの石があり傾城石と呼ばれている。昔、傾城が京都から男を訪ねてきて石になったのだという。そのため、石の上に女が乗っても動かないが、男が乗ると自然に動くという。
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ナナフシギ,リュウトウ
1975年 高知県
土佐国幡多郡の蹉跎岬の蹉跎明神に、天と海中とで呼応して光る天燈竜燈がある。他にへこんだ形の潮石、丑の時に現れ小笹を食う竜馬、下の石を揺すると上の石が動き出す震石、打つと金属音のする金石、毎日午の時に雨が降ること、雨が降っても日照りが続いても水量の変わらない不増不減水。
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オフクイシ
1975年 群馬県
上州榛名山に御福石という石がある。横幅7尺ばかりの大石だ。これを手を使ってゆすれば動く。不思議なことだ。
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ナナフシギ
1993年 岩手県 
石鳩岡の七不思議。七つ谷の洞窟、幡矢神社、化け石、六兵衛岩、弁慶の積み石、三つ石、赤梨の木
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ナナフシギ
1916年 栃木県
野州大中寺の七不思議。門前の杉が何度数えても数が同じではない。晃石太郎の乗馬の首が現れるという井戸。尻を手でなでられるという開かずの雪隠。枕返り。昇降すると必ず転ぶすべり坂。常に火の気を絶やさない火絶たず竈。根無しの藤。
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シチキ
1976年 長野県
信州戸隠山の辺りの臥竜院の七不思議。屋根に西北から垂れる水は乾かない。庭の穴はごみを入れても一晩で空になる。屋根に巴瓦を付けると一晩で磨耗する。寺に穴があり、中から風が吹く。人の声に反応する石。子供が動かせる大きな石。池の片目の魚。
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ナナフシギ
1932年 香川県
讃岐の七不思議。山を越えて海へ逃げるという、安戸池の鯔(ぼら)。龍灯が海から来て点る、白鳥村の龍頭の松。善人が座ると動くという、志度の浦の動石。行えば必ず雨が降るという、由良神社の甕洗い。人が踊ると神池も踊る、苗羽村の聖社。赤黒い水を湛える、屋島の山上にある血の池。海に身を投げた糸撚りの女の魂が残るという、高松の糸撚りの浜。
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ナナフシギ
1966年 山形県
生居の七不思議。通る人を驚かす「森の山の化け石」。年に3回栗がなる「三度くりなり」。切られた際に血を流して祟った老木を祀る「大杉権現」。雨が降っても濁らず、日照りでも乾かない水のたまり場「むかさり水」。堰の水がどんどんと鳴る「どんどん引き」。切られて血を流した「三光の松」。石の割れ目からコロコロと水が流れ出る「ころころ水」。
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ワラウチイシ
1976年 大阪府
天下茶屋村の東方にある円山という丘の上には、兼好法師の藁打石という石があった。享和元年の四天王寺回禄の際、近村より礎石となる石を集めたところ、この石も持って行かれた。ところが、怪事が起こったので、石は元の場所に戻されたという。
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ナナフシギ
1920年 栃木県
足利の七不思議。布目瓦の硯・仮名振の松・逆さ藤・片手の榎・片葉の芦・縁切橋・逆さ堀
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(ナナフシギ)
1971年 山梨県
長作で七不思議とよばれているのは、育ち石、夫婦岩、片葉の芦、二羽ガラス、神楽入沢にキジ住まず、村に難産なし、キジの肉を食べると、あるはずのない所から火がたつである。神楽沢の滝を七不思議に入れる人もいる。
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ナノカマワリノイシ
1929年 長崎県
雲仙の温泉場の近くに、七日廻りの石というものがある。これは、ある時邪険な母親が子を背負ってここを通った時に子どもが泣き出したので、「泣き止まないなら置いていく」と小さな石に置いて歩き出した。ところがそれほど離れていないにもかかわらず子の鳴き声がどんどん小さくなったので振り返ると、子の姿はなく大きな石があった。その石の周りを七日七晩周囲を廻って探したのでこの名がついたと言う。
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ナナヒロニョウボウ
1997 島根県
七衛門が夕暮れ、御波地区の須賀に行こうとすると、途中のミダの奥山から小石が飛んできた。話に聞いていた七尋女房が妨害しているのかと思い、家から刀を取って戻ると、大女が立って気味悪く笑っていた。七衛門が切りつけると、顔面に深い傷を受けながらも安国寺領の松山に飛んで大きな石に化した。この化石を「七尋女房の化石」といい、別名「女房が岩」ともいう。少しずつ大きくなるともいわれる。
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ナナフシギ
1916年 栃木県
太平山大中寺の七不思議。杉並木の数が登りと下りでは違う。不思議な井戸。不思議な雪隠。本堂裏山で誰が打つかわからないが拍子木が打たれる。油の上を歩いてるかのように滑る油坂。火を絶やさないこと。もう一つは不明。
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ナナフシギ
1984年 長野県
立石の七不思議。立石という石は竜宮の頭に届くほど深い。立石寺の香煙は衆生を救う。御手洗いに祈ると小蛇が出て大雨を降らす。立石寺の池の田螺は巻き目がない。迦楼塔の鰐口は無くなってもすぐ戻ってくる。松が抱き合う姿の縁結びの松がある。夫婦杉がある。
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タイコ
1976年 徳島県
後光厳院の御宇、康安元年の夏秋の間に大地震があり、7月24日に急に潮が乾いて陸になった。この時鳴門の岩の上に周20尋程の大太鼓が現れた。胴は石で面は水牛の皮、巴紋を描いて銀の泡頭釘が打たれていた。これを見た人は皆怪しみ驚いた。試みにこの太鼓を撞木で叩いた所、音が天に響き、山が崩れ潮が湧き出、皆逃げ去り太鼓の場所がわからなくなった。
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