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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ヒトウリョウ)
1978年
飛頭獠は首に紅色の一筋の線がある。夜になると首が飛び去り、蟹やミミズを食べる。耳を鳥の翼のように使って飛ぶ。

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ロクロクビ,チュウラク,ヒトウ
1976年
うなじに赤い筋があり、夜耳を翼のように使って飛び、虫を食べる。また、目に瞳がなく首を飛ばす者、両手と首を飛ばす者がいる。
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(ヒカリモノ)
1988年 茨城県
夜、キジや山鳥が骨を咥えて飛ぶと、骨が光りながら飛んでいくという。
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ロクロクビ
2001年
轆轤首は寝ている間に体を離れて首が飛び、虫を食べたり人を襲ったりする。
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ヤマワロ,カッパ
1989年 熊本県
山童は子供のような姿で全身赤い毛がはえており、一本爪蝮のような歯があり、頭の形は扁平である。オコワや酒が大好きで金物や墨壷は大嫌いである。また、人間と相撲をとることを好む。時折大きな音をたて、人を驚かしたり騙したりする。山童はいつも決まった道をとおり、そこに寝ているとおさえつけられる。春の彼岸までは山に住み、その後秋の彼岸までは川にすみ河童と呼ばれる。
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クモ
1977年 香川県
昔、夜に一服していたら、どこからかくもがやって来て、体に糸をまきつけていた。そして、ぼちぼち行こうと立ちあがったら、首にも糸がまきついていて死んでしまった。だから夜のくもは親に似てても殺さなくてはいけない。
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ヤマドリ
1971年 茨城県
山鳥も夜、羽根が光る。山鳥が夜飛ぶとその跡が青く光って残り、大きな音がして明るくなる。
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ゲーラゴ
1989年 山形県
ゲーラゴは蛙のような形をしており、木の上にいて人が通りかかると落ちてきて驚かす。首筋にへばりつき血を吸うとも言われている。20cm足らずでキーキーと鳴く。目はないが物音に対しひどく敏感である。口は極めて大きく、牙が生えている。
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ケチョウ,ヌエ
1976年
源頼政の射った怪鳥を鵺という。夜鳴く鳥の事とも言われ、雉のような形で白い翼と黄色い足を持つともいう。昼は山に隠れて夜飛ぶ。頭は猿で体は虎、尾は蛇で足は狸である。東宮がこれの為苦しんだ時、頼政が射芸で解決した。
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キジムナー
1989年 沖縄県
キジムナーは、小さい子供で真っ赤なちぢれ毛を垂らし猿に似ている。キジムナーは、夜中の12時から1時頃、山から火を盗みにおりてくる。友達になると毎晩海に連れて行かれ、必ず大漁になるが、どの魚も片目をとられている。大の字形になって寝るときは、キジムナーに2、3分圧迫され、意識はあるが身動きできない。キジムナーが来るときはウーとかすかな音がする。
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ケンムン
1974年 鹿児島県
赤ん坊ほどの大きさで頭の毛が長く赤い。手足が長い。よだれが青白く光る。大木に住み、その木を切った人の目を突いて祟る。漁が上手だが蛸を嫌う。
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ヒヲハクトリ
1936年 京都府
蛍取り、魚狩りが夢中になっているとき、顔面から顎にかけて熱湯をふりかけられたような感じになり、目はくらんで何も見えなくなり、鳥のようなものが耳をかすめ、しばらく意識を失うことがある。人びとは火を吐く鳥だと言い伝えている。
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ヤマドリ
1957年 山形県
夜、山鳥(雉)が光って飛ぶことがある。蜜柑色みたいな淋しい色だという。
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ウブメ
1979年
形はふくろうに似て、7、8月の間、夜な夜な出て鳴くという。
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キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーは蓑をつけて人間に化ける。海や人家に住む。魚を捕って片目を食べ、残りを人にくれる。鳥の鳴き声を嫌う。
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キツネ
1929年 石川県
狐はよく火を灯して、夜中に海の上を遠くまで遊びに渡ると言う。
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イタチ
1982年 群馬県
イタチは夜は姿が見えないし、昼は出てこない。落ち葉の季節の頃、イタチが夜道を着いてくる。イタチについてこられると頭がザザアとする。
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ウブメ
1979年
産婦が死後化けたものであるため、胸に両乳がある。人の子を好んで取り、その子を自分の子として養う。子供のいる家では夜、子供の衣物を外に出しておいてはいけない。この鳥は夜に飛んでそれに血をしたたらせてしるしをつける。するとその子はてんかんなどを病む。荊州に多くいて、鬼鳥とも言う。
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ヨスズメ
1956年
蛾の一種。歩けなくなるほど夜に群れ飛んでくることがあり、山犬のくるさきぶれだという。
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キツネ
1939年 岩手県
夜に狐が客のふりをして船を渡させることがある。狐は着ききらないうちにポンと跳ね越えて逃げていく。
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ヤマドリ
1974年 宮城県
ある夜、生首が戸の隙間から飛び込んできたので、かますの中に入れておいたら、朝になると山鳥になっていた。尾が十二節ある山鳥は人を化かす。
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