ロクロクビ,ロクロクビ 2001年 轆轤首は首と胴が細長い糸のようなものでつながっている。
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ロクロクビ 2001年 轆轤首だと噂される下女がいた。寝て居る所を見ていたら、胸から気が出て首が伸び、欄間に頭をもたれて寝ていた。
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ダリ 1981年 和歌山県 ダリは腹が減った人に憑く。飯を食えば離れる。ダリに取り付かれて死んだ人はいない。
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ロクロクビ,チュウラク,ヒトウ 1976年 うなじに赤い筋があり、夜耳を翼のように使って飛び、虫を食べる。また、目に瞳がなく首を飛ばす者、両手と首を飛ばす者がいる。
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ガ(ゾクシン) 1990年 福島県 寝ているところに蛾が舞い込んで来て、人が目を覚ますと死者が出る。
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(ヒトウリョウ) 1978年 飛頭獠は首に紅色の一筋の線がある。夜になると首が飛び去り、蟹やミミズを食べる。耳を鳥の翼のように使って飛ぶ。
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ヤマドリ 1974年 宮城県 ある夜、生首が戸の隙間から飛び込んできたので、かますの中に入れておいたら、朝になると山鳥になっていた。尾が十二節ある山鳥は人を化かす。
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ロクロクビ 2001年 茨城県 ある百姓が白犬を殺した祟りで娘が轆轤首になり、夜中井戸の周りにいた抜け出た首を、白犬が噛み殺した。
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フナダマ 1983年 愛媛県 船霊は女神である。寝るときは足をもたせかけるもので、頭をもたせかけると襲われる。
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ヤマンバ,クモ 1981年 和歌山県 山姥が蜘蛛に化けて自在鉤から家に入り、家の人を見な食べてしまった。だから「夜の蜘蛛は親に似ていても殺せ」という。
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ダル 1985年 和歌山県 山で弁当を食べたとき箸を放っておくとダルに嘗められ、その人にダルが憑くという。
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ツキモノ,キツネ,ヘビ 1986年 長野県 きつねや蛇が人に憑いたことがある。きつねが憑くと、きつねの好むようなものを欲しがったり、その様な動作をしたり、眠らずに騒いでいたという。
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ヤマンバ,オツナノクビ 1941年 秋田県 オツナという女が山姥に喰われ、首だけが残った。夫が帰ると、オツナの首は生きていて、逃げる夫を追ってきた。夫が菖蒲や蓬の生えている薮の中に隠れると、オツナの首は気付かずに行ってしまった。
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ヨスズメ 1942年 高知県 夜の山道を歩いていると、チッチッチと鳴いてついてくる。これに憑かれると不吉がある。
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ユウレイ 1989年 長野県 人を呪うために、幽霊になって出てくるという。死者の姿で、枕元に出るという。
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タリ 1940年 岐阜県 空腹のとき、タリに憑かれる。疲れると弱ってより空腹になる。足も動かなくなる。山道でも村中でも憑かれるが、とりあえず空腹を満たせば逃れることができる。
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オクリイタチ 1938年 静岡県 夜に歩いている人のあとをついてくる。草履を投げるとついてくるのをやめるといわれている。
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パレロンバケモノ 1943年 新潟県 バレロンは人におぶさり頭をかじる。これを退治する為に頭に鉢をかぶってバレロンが頭上を飛ぶのを待っていた。バレロンが頭を噛もうとしても噛めないので、時間が掛っているうちに、全てを刀で切り倒した。正体は蜘蛛であった。
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クモ 1975年 深山に、大きさが車輪ほどもある蜘蛛がいて、よく人をとって喰らうという。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 キツネが人に憑くことがあるという。キツネはよく馬に憑くことがあり、馬が憑かれると跳ねたり飛んだり物を食べなくなったりしたという。
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