国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

クツネ,(キツネ)
1980年
西国では狐が祟るのと同じようにかっぱが祟る。狐の祟りがどうしても除けない時は、麦の飯餅を縒って、「これをくらへ」と言えば除けるという。

類似事例(機械学習検索)

カッパ
1980年
西国では狐が祟るのと同じようにかっぱが祟る。かっぱの祟りがどうしても除けない時は、箕笠を着て投網を肘に掛けて叫べば、かっぱはそのまま除くという。
類似事例

キツネツキ
1988年 群馬県
昔は狐つきが多く、狐のように歩いたり、油揚をほしいといった。これをおとすには、専門の神主にまかせ、辻に赤飯を置いて追い出すのが最良の方法であった。
類似事例

キツネ,タタリ
1988年 茨城県
炭焼き小屋にご馳走をえおいておいたら狐に食べられたので、狐を殺した。するとその人の親が病気になってしまった。調べると祟りだと言われ、塩や線香でお祓いをした。
類似事例

キツネ
1940年 滋賀県
男が山へ栗拾いに行った。ところが、狐の穴の周辺に落ちている栗を拾ったことで狐に憑かれてしまった。そこで、餅と鰊などを持っていって狐に詫びたところ、治ったとという。
類似事例

キツネ
1988年 長野県
きつねがついたことがある。つかれた者は動作や言葉などの様子が変わったという。きつねを離すためには三峯さんや稲荷大明神の御符(米)をもらってきて食べさせた。
類似事例

ケモノ(ゾクシン)
1932年 愛知県
蕎麦餅を山へ持って行くと獣に化かされるという俗信。
類似事例

カッパ
1992年 宮崎県
庵屋の北山様という社はかっぱを祀ったもの。ある村人がきゅうりを持ったかっぱを鉄砲で脅そうとして命中させてしまい、その後病人が出たりして祟ったので、かっぱを祀った。
類似事例

キツネ
1961年 島根県
人に憑く狐は普通の狐とは違う。狐を憑けるには丑の刻参りをする。憑かれると病気になり、その人の口を通じて狐が「○○から来た」と語る。この狐を落とすには小豆飯や油揚げを食べさせたりするか、病人を打ったり叩いたりする。
類似事例

キツネ
1938年 福井県
前からきた娘に牡丹餅をもらって食べると、それは馬糞であった。翌日、やって来た母親を馬に乗せて縛り付けると、正体を現したのは狐であった。吊るされた狐が命乞いをするので、尻に焼印を押して放した。以来、狐が出なくなった。
類似事例

キツネ
1948年 和歌山県
狐に憑かれた時はミコに唱えてもらう。これを「ミコヨセ」という。また、狐は枇杷の葉を嫌うので、憑かれた時は寝床に敷いておく。
類似事例

キツネ
1977年 和歌山県
村に狐憑きが出たときは、道の辻に小豆団子と油揚げを置いておくと治るという。祈祷師に祝詞をあげてもらうと抜けるが、2・3日安静にして眠っていると死んでしまうという。田辺の祈祷師を呼んで、カラシをたいて家の口からいぶしだしたという。
類似事例

クダキツネ
1974年 静岡県
遠州にクダ狐が人に憑くという話があり、その人は生味噌だけ食るという。味噌樽のうわべを残し、中を食い尽くして空にするという。これに憑かれたら、秩父の三峰権現から御狗を借りてくる。それで免れるという。
類似事例

タヌキ,キツネ
1973年 香川県
狸・狐が憑くと走り回る。神社に拝んでもらったり、巫女さんに祓ってもらったりする。油揚げ・小豆飯を供えると落ちるという。また、道端に油揚げを落とすという。
類似事例

カマノカミサマ
1971年 静岡県
芋餅をかまの神様に供えたら「俺のは馬の糞さ」と言われたそうである。
類似事例

アクマヨケ
1942年 高知県
猪の蹄を切り取り、出入り口の戸袋などに吊しておいて悪魔除けにするという。雉猟の後、蹴爪を切って残しておき、棘が刺さったときに削り取り、飯と練り合わせて貼っておくと治るという。
類似事例

(ゾクシン)
1983年
下総国の民家では、元旦から30日に行われる妙見祭りの日まで餅を食わない。もしも食べたら大いに祟られるという。
類似事例

オニモチ
2002年 沖縄県
ふるさとの古老に聞いた話。餅の霊力と女のきょうだいの性器が持つ呪力により,兄の大里鬼を退治した。ホーハイという火災除けの呪言はこの伝説に由来する。
類似事例

キツネ
1954年 三重県
明治末期頃、伊勢から尾張三河の海岸地帯にある農家の中年男子に、原因は不明だが狐が憑いたと言われ、油揚げを急に好むようになり、目がつり上がり、変なことを口走ったという。祈祷師に頼んで狐を追い出してもらったら治ったという。
類似事例

キツネ
1968年 佐賀県
昔は法印は、病人の原因は狐が憑いているのだといった。大工をしていた人で憑かれ易い人がいて、酒を飲んで隣村から帰って来るなどすると、憑かれることが多かった。落とすには湯立てをして、笹の葉で湯を撒くと、狐が湯に入れられると思って出て行く。また、憑かれた人の上に刀をぶら下げて、それを矢で射ると憑かれた人は飛び起きて走り出し、倒れると狐は落ちている。祈祷の最中に狐が「○○に憑いてくれ、と山で頼まれた」などと言うこともある。狐の好物は鼠の蒲焼と小豆飯。
類似事例

キツネ,イナリサマ
1988年 茨城県
狐は殺してはいけない。稲荷様のお使いだから祟る。狐の祟りで家が潰れることもある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内