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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イタコ,ハチマンサマ
2001年 青森県
母親が気分が悪くなり、二、三日経ってもよくならないので、イタコに占ってもらったところ、八幡様のおとがめであると分かった。今度は荒町のカカサマに聞くと、神様の前「すび」に逢ったからだと言われた。占いをしていたら、段々とよくなった。

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オツゲ,ワカサマ
1964年 福島県
父の病気が悪かったとき、母が会津若松市のわかさまに病のよってきたるところと回復するか否かの占いを依頼した。話者(山口)が代わりにお告げを聞いてきた。なにかのたたりで病気になっているといわれた。
類似事例

カミサマノハカゼ
2001年 青森県
祖母が畠で仕事をしていたところ、急に気持ちが悪くなり、それから1ヶ月も起き上がれなかった。占いをしてもらったところ、神様のハカゼだと言われた。
類似事例

ヤーユウラ
1972年 沖縄県
大阪に住む妹が重病であるとの手紙を貰い、自宅にて庶民の占法の1種であるヤーユウラ(家夕占)をしていたところ、友人が来訪し大豆の芽の出が良い事を話して帰った。これをユウラ神よりの吉のお告げと判断していたところ、間もなく妹の病気が快癒した。
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イナリサマ
1995年 福島県
原因不明の顔面神経痛を病む娘を持つ母親が、占い師の言に従い、墓参りをして、墓地近くの家の稲荷様を参拝した。奇しくも家の者が寺院のあとを見学した日のことだった。間もなく娘の病気は治った。
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トオリガミ,〔ジュウニサマ〕
1938年 福島県
ある女性がひどく病んだので旅の占者に見てもらうと、十二様が通うところに小便をしたためだということで、祓ってもらうと治った。
類似事例

オシラサマ
1983年 岩手県
オシラサマは眼の神様とも言うが、物咎めする割に治してくれないという。ある家では、家族全員が眼を病んだのはオシラサマに咎められたからだとイタコに言われた。
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ニチレンサマ,(キトウシ),オイナリサマ
1989年 長野県
祈とう師のことをニチレンサマという。ある家で病人が出たりと不幸が続くので、ニチレンサマに見てもらうと、「お稲荷様の祠が鬼門にあるので、戌亥の方角に移せ」と言われ、その通りにすると以後悪いことが起こらなくなったという。
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イチャイカジ,ヤナカジ
1998年 沖縄県
イチャイカジは正体の見えない魔性の風である。このヤナカジ(悪風)にあたると高熱を出したり、腹痛を起こしたりする。カジョーラーもヤナカジに当たることでおこるという。中城のある家では、子供が高熱を出したためユタに占って貰うとイチャイカジによるものであったとういう。そこで仏壇の亡き夫に祈ると、翌日には快復した。
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チノカミ
1991年 静岡県
不幸が続いたのでカミサマにみてもらったら、「家の先祖が昔家があった場所を恋しがっている」いわれ、その場所の土をもらって伊目の大乗院という寺で地の神に納めてもらったら、不幸はなくなった。
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テングサマ,(キトウシ),オイナリサマ
1989年 長野県
祈とう師のことをテングサマ・ニチレンサマという。ある家で病人や不幸が続いたので、オテングサマに占ってもらった。すると、家の中で祀っていた稲荷を移すように言われ、その通りにすると悪いことは治まった。また、別の家で病人が続くのでニチレンサマに見てもらうと、鬼門に稲荷の祠があるので移せと言われ、そのと折にすると悪いことは治まったという。
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ロクベサン,カミサマ
1988年 宮城県
子供についたお稲荷さんを落そうと祈っている時、六部さんという出羽三山から降りてきた神様が憑いた。4代前の母方の曽祖父で、三山教の六部さんだと教えられた。
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カンノンサマノタタリ
1963年 福島県
ワカサマにお願いすると何やら呪文を唱える。そのうちに眠気をもよおして大あくびをする。このあくびはワカサマに先祖や仏が乗り移った印である。そこでワカサマに質問をする。ある日、村の子供たちが埋平の観音様を持ち出して川で水を浴びせて遊んでいたら、村人が驚いてそれをお返しした。すると間もなくその人が重い病気になった。ワカサマは、観音様が子どもだちと遊んでいたのにとりあげてしまったたたりであるという。
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スイジンサン
1961年 和歌山県
水神さんは井戸の神様。お婆さんが頭を病んだのでヒヤミズで見てもらったら、水神さんを祀っていないからだといわれ、捜して祀ったら頭が治った。
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ミサキ
2002年 山口県
労働など田畑山野などでしていてふと病気になると「ミサキ」に逢ったという。そんな時は太夫や盲僧、山伏法印さんなどに祈祷してもらう。
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オクドサン
2002年 香川県
ある家で、主人の体調が良くないのでカマドバライに来たホウザンハンという山伏に見てもらうと、おくどさんを粗末にしていると言われた。その家では二三年前にくどをさわって庭にしていたが、その時に不動さんを祀っている人ではなく宮司さんにお祓いしてもらったのが悪かったという。しかし、宮司さんにお祓いをしてもらっていなければ死んでいただろうという。
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ダイズ
1952年 神奈川県
ある家の天井から大豆が降った。イチッコによると、災難が来ることを八幡様が教えられたのだと言い、みなで八幡神社にお籠りして、大豆を神前に供えてから食べた。
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ロクブジソウノバチ
1989年 鹿児島県
田口忠二氏の近所に住むおじいさんが原因不明の病で寝込んでしまったので、占い師に見てもらったところ、「六部地蔵に毎日塩と水をお供えしなさい」と言われたので、その通りに4、5日続けてみると、ウソのように元気になったという。このおじいさんは奥さんを交通事故で亡くしたときの保険金を娯楽に使ってしまったためにバチが当たったのではないかといわれている。
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ミコ,シリョウ,カミサマ,ホトケサマ,タカイヘンレキ
2001年 青森県
30代初めの頃、墓の移葬を手伝ったところ、頭蓋骨の一部をたまたま掘り起こしたことで死霊にとり憑かれてしまい、突然に体が不調となってしまった。だが、神仏の拝み方などを身につけていく中で神仏の声が聞こえるようになったり、肉体を離れたタマシイだけによる他界遍歴を繰り返したりするようになり、一心にカミサマに祈ったところ癒された。以後、段々と人々の悩み事の相談も受けるようになった。
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リュウジンサマ
1995年 愛知県
話者の家人が病になり、治らなかった。八卦の人に見てもらったら、屋敷内の栗の木の洞に龍神様がいたのだが、その木を伐ったときに居場所がなくなってしまったのがうつろいて、救いを求めて取り憑いているといわれたので、乾の方向に祀ったら家人は治った。
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スイジンサンノサワリ,ヤマノカミサンノサワリ
1984年 島根県
眼が悪くなったり原因がはっきりせず、なんとなく体の調子の悪い日が何日も続くと水神さんのさわりだとか、山の神さんのさわりだとかいった。
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