マメ 1976年 京都府 文安元年3月4日、豆が降った。洛中の男女は虚空より大豆、小豆が降ったと皆申した。雨の降る時に混ざって降り、下女が拾ってきたのを見れば、大豆のようであるが大豆ではなく、米の実のようでもあった。
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ダイズノゴトキモノ 1976年 宝永2年に大豆のごとき物が降った。
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ハチマンサマ 1968年 佐賀県 (字)八床では、岡部姓が全戸で八幡様を祀っている。大正年間に今、八幡様の建っている所から石が出て来て、ある人がその石を鍬で叩いたら目が悪くなった。法印に見てもらったところ、八幡様だというので生目八幡様として祀ったという。
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ダイズノゴトキモノ 1976年 寛文10年3月29日、大豆のようなものが降った。
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ダイズノゴトキモノ 1976年 享保19年12月5日、大豆の如き物が降った。
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ヤマイヌ 1936年 岐阜県 人間の骨を喉に詰まらせ苦しんでいた山犬が八幡様にすがる。八幡様は今後村人に危害を加えないことと引き換えに助けてやる。それを聞いた村人たちは八幡様に山犬を狛犬として奉納した。
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イモムシ 1965年 岩手県 芋虫を殺すと、大豆が不作になるという。
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レイケン 1975年 市より大豆を袋に入れ背負って帰る途中、袋の破れより大豆が1粒ずつ鞘にあたり、皆2つに切れてしまった。よく見ると鞘にも破れがあり、刀の刃が少し出ていて、それにあたった大豆が皆切れていたと分かった。実に霊剣だと感心して所持していたところ、謙信が所望して秘蔵の刀としたという。
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セツブン,マメ,ウラナイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 大豆を炒る時はヒイラギの葉を入れてヒイラギの枝でまぜ、炒ったら明け方の方からまき始め、すぐにまく。また、いろりのぬく灰の中に大豆を12粒入れ、その年の秋の豊凶・天候を占うという。この大豆を「月豆」と呼ぶ。また、2つの豆をいろりの四隅において、まじないをしたりするという。
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(ゾクシン),コウボウダイシ 1935年 山口県 感冒カゼが流行った年のこと。山の中から出てきた薄汚い坊さんが自分は弘法大師だといい、「今年の感冒カゼは八幡様の鳥居を7回廻って油揚げを食べれば逃れられる」と言って消え失せた。みなその言葉に従い、八幡様に参って油揚げを食べたという。
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ボンノダイズゴハン,サカナ 1985年 愛媛県 盆の大豆ご飯を食べて泳いだら、魚が石垣に頭を並べて寝た。
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イチッコ 1977年 神奈川県 イチッコは夫婦でやっていて、仏がイチッコにのりうつって色々と話をした後、夫がその背中を叩くとすっと終わりになったのだという。
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ダイズノクキ 1965年 岩手県 大豆の茎が伸びすぎると、洪水が起こる。
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ツエ 1925年 広島県 御調郡八幡村の八幡社に、和気清麿の姉、法均尼が宇佐八幡を勧請するときに携えていた杖を立てたところ、成長したクロガネモチがある。
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フリマツ 1984年 長野県 降松という松があった。昔、空から降ってきた一本の松の下に、八幡様の神像があった。そこが最初の八幡様の場所である。降松切り倒して校舎にしたが、その東館を壊したときに降松があったのかもしれない。
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ネコ 1939年 京都府 八幡神社境内には犬より大きな老猫がいて、通行人を脅した。
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カラス 1953年 鹿児島県 八幡神社の森の上で、カラスが鳴くと、近くに死人がでるという。
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コガネムシ 1986年 長野県 大豆畑のこがね虫の虫除けのために、志江院の稲荷へ祈願した。夕方にごまめ、どじょう、にぼしなどを供えて、翌朝大豆畑に行ってみると、こがね虫の糞だけがあった。祈願の為の供物は無くなっていたという。
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ハチマンタロウヨシイエ,アシアト,イシ 1971年 福島県 八幡太郎義家の足跡のついた石がある。
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シンダコ 1956年 東京都 お籠りの時に不思議なことがある。死んだ子が泣くのだという。
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(ウルシノミノヨウナモノ) 1982年 享保18年、水口より伊勢路にかけて、大豆に似て平らで小さな漆の実の様な物が降った。木曽路ではこの実を粉末にして米に混ぜて団子にして食べると言う。江戸道中にはだいたい降ったと言う噂である。
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