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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ
1993年 静岡県
安倍街道の薩摩土手の切り通しは、「幽霊が出る」「狂女が出る」と噂される怖い場所だった。

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バケモノ
1960年 鹿児島県
「切り通し」「掘り割」というところには化け物がでるという。見た者はいないが、妙な音や泣き声が聞こえるという。
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マドウ
1954年 岡山県
遍照寺峠は、魔道と呼ばれ、魔物の通り道と言われる。
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ニュウドウボウズ
1937年 愛知県
ある雨の夜、猟から帰ってくる途中で、安倍助佐衛門が玉坂でお寺の和尚さんらしい者にあったが、近づくとそれが大坊主になった。入道坊主だと判断して、助佐衛門は鉄砲をうったら消えたという。入道坊主に逢う時は、初めは3尺ほどの小坊主だが、近づくにつれて大きくなり、1丈くらいになる。先に入道から「見ていたぞ」と声をかけられると、こちらが死ぬという。狸の仕業であるともいう。
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タヌキ,バケモノ,(ミチニデルヨウカイ)
1989年 長野県
道にタヌキの化け物が出るという。
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シリョウ,(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道には死霊が出るという。
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アシカキババア
1929年 栃木県
清水の山口境の土橋の下にいる足かき婆あがそこを通る人の足を引っかくという。
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クビキレウマ
1922年 徳島県
那賀郡にある津乃峰山の麓を切り開いて道路にしたところが馬の首を切った切り口のようであった。ここが水分を持つと夜更けに六部の乗った首切れ馬が出る。昔、六部の乗った馬を切った祟りであると伝えられている。
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ショケイサレタヒトビトノレイコン
1993年 福島県
昭和22年、国道に白い着物を着た人が立ちふさがったのを避けようとしたトラックが親子4人を轢き殺した。ここは昔、戸の浅間が罪人を処刑した首切りの場の跡で、処刑された人の霊魂が幸福な人をねたんで災いを起こすのだといわれる。
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オウテクレババ
1954年 奈良県
昔、よく聞かされた話に、山道の石舟という峠におうてくれ婆が出るというのがある。
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クビキリダ,モウジャ
1987年 長野県
石舟の下に首切り田という場所がある。夜中にそこを通ると,亡者がでたり,首を切り落とす音がするという。
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シゲダ,シラスバ,イナリサマ
1976年 山形県
小滝街道を富ノ中に向かって進むと、まもなく「しらすば」と呼ばれる場所に差し掛かる。道路を挟んで左側の「しげだ」には吉田家の地蔵様が、右側の「しらすば」には阿部家の稲荷様がある。夜になると、地蔵様と稲荷様が逢い引きをするので、その時期に行き合って邪魔をしてしまうと、報復されるという。これが怪異の原因と言われる。
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ミコシニュウドウ
1932年 愛知県
昔、見越し入道が出ると、人々から恐れられた場所がある。
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マメダヌキ
1996年 香川県
奥条川の曲がり所に、古くより豆狸が出たという。青木神社の南玉川橋のしたに部落狸が出ると言う。時折、女性の幽霊も見るという。
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テング,ヨウキ,カイイ
1974年
丹波の山中に天狗の道という所があり、そこに家を建てると祟を受けるという。伊藤仁斎のある門人がそこに家を建てたところ、毎夜鳴動が続き住めなかった。他所から来た人にその事を告げず家に住ませたところ何もおこらなかった。
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1975年 愛媛県
大野の観音様の元屋敷から観音様にいたる道は「魔の通り道」といい、いやな場所であるといわれている。
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(タマシイ)
1993年 静岡県
清水の東勝院は「薩埵のお地蔵さん」といわれ、死者の魂の集まる聖地である。ある農夫が夕暮れ顔見知りの男に出会い、「どこへ行くのか」と尋ねたら「薩埵のお地蔵さんへ行く」というので、暗くなるから気をつけて、と別れた。農夫が家に帰ると、人が死んだと騒いでいる。詳しく聴いてみると、今しがた会ったばかりの男だった。
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マショウミチ,ウシ
1985年 香川県
マショウミチとは、歩いていると魔物が出てくるという道である。生ぐさい風が吹いていて、牛が道の真中に寝そべっていることがある。
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ユウレイ
1989年 長野県
祟りがあるとき、幽霊になって出てくるという。また、夜に子供を外出させないために幽霊が出ると言った。白い着物で足のない姿で出て、女性が多いという。墓・暗い道・竹やぶや寺に出るという。
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マドウ
1954年 岡山県
平の峠は、魔物の通り道と言われている。
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ユウレイ
1989年 長野県
世間に思い残しがあるときは、幽霊になって出てくるという。白い着物姿で、道端にある首をくくった木の処に出るという。
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