国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

バクシュ
1956年 宮城県
世話役が各戸から麦を集めて社守の家で麦酒を造る。祭日に神前に供えた残りを参詣に来た人がいただく。かつてこれを清酒にかえたら疫病が流行したため、もとにもどした。

類似事例(機械学習検索)

〔エキキ〕
1973年
諸国で疫病が流行したとき人形を造って川に流し疫病を払うのは、6月30日、12月30日の祓や、伊勢神宮六月祓がもとになっているのだろう。
類似事例

マツ
1976年 千葉県
文政5年に房総を遊歴していたら、安房国のある村で前原権現という社が流行していた。2,3年前から流行神となっているという。その始まりは、社の傍らにある神木の松が風で社の屋根を損じる為に、相談して明日伐ろうとしたところ、夜の内に松が社を避けるように曲がったからだという。その松は参詣して目の当たりにした。
類似事例

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
竈は北向きに造らない。造ると家が滅ぶという。
類似事例

ヤマノカミ
1946年 岩手県
山の神様の祭日には山仕事をしてはいけない。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
酒を飲んで夜の山道を行ったら、キツネがもどしたものを食べたくてまやかした。
類似事例

チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラで目をついて片目になったので、村では麦を作らない。
類似事例

キュウリ,テンノウサマ,サクモツキンキ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
眞名には胡瓜を栽培しない家がある。昔、疫病が流行した時、天玉様に願掛けして難から免れることができたためだという。
類似事例

ダンバラハン,ダンバラサマ
2000年 愛媛県
昔、疫病が流行した時に、曽我部家の宅地内にあった、屋敷神であるダンバラハンを祀っていた家だけは災難から免れたという。
類似事例

チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラですべって転びゴマガラで目をついたために、村では麦とゴマは作らない。
類似事例

オンリョウ
1981年 長野県
夏の疫病は怨霊による。疫病を追い払うために祭りをする。神社で盛大に開かれる。新しくなくなった人の鎮魂のために外盆踊り、古くは念仏踊りというものが仏教によって行われる。
類似事例

ビョウマ
1933年 大阪府
疫病が大流行した明治初年の事、夏の日没時に怪異なる容貌をした乞食坊主が、ある商家の店先に立った。妻女が箒で追い払うと、坊主は斜め向かいの家へ入った。その家では夜半から疫病を発病する者が出、翌朝には死んでしまった。
類似事例

ヤクガミヨケ
1940年 福島県
ほとんどの家の入り口の壁に、一升徳利に杉の葉をさしたものをつり下げている。これは流行病など疫病除けの予防の禁忌だといわれている。
類似事例

レイギョ,リュウ,シンバツ
1976年 京都府
山城国西八条の六孫王社の神前の池は汚す事を禁じられた場所である。昔この社に参詣した人が池の魚に石をぶつけたところ、帰り道で急に発狂し気絶した。宿に帰ってから気が付いたので話を聞くと、急に空が曇りその中に竜が飛んでいるのを見たら気絶したと語った。
類似事例

マルシメノネコ
1935年 東京都
浅草花川戸の辺に住んでいた老婆が、年老いて他の家に世話になろうとするときに、猫に暇を与えて泣く泣く他家に赴いた。その夜の夢に猫が出てきて、「我かたちを造らしめ祀る時は福徳自在ならしめん」と教えた。そのため老婆はその通りにして祀り、生活の手段を得てもとの家に住み、この猫を作り物を供えて祀るべきことを言いふらし、世に行われるようになった。老婆は今戸焼という猫を作らせて人に貸し、借りた人は心願成就の後には金銀その他の他色々のものを供えて返した。
類似事例

カミキリ
1975年
筆者が幼かった頃髪截が流行した。その後も何度か流行した。道士が狐を駆役してそのようにさせるのであるが、大抵婦人女子の髪を切り、男子の髪を切ることは聞いた事がない。
類似事例

クズリュウ
1977年 長野県
戸隠神社の奥社の隣には、役の行者が九頭竜を封じたという九頭竜神社がある。
類似事例

シニン,タタリ,サクラ
1989年 長野県
生き埋めにされた武士の塚を崩した後にできた田を買った人の家にも不幸が続いた。そこでその家では社を造って、近親者を呼んで祭を行った。すると、商売が繁盛するようになったという。
類似事例

ビャッコ
1970年 岡山県
荒神様が氏神で、それを村社に合祀した所白狐があらわれ、不吉な事が起こったので元にもどしたという。
類似事例

チンジュサマ
1982年 新潟県
鎮守様が麦ガラにすべって転び、ゴマガラで目をついて片目になったので村では麦とゴマは作らない。
類似事例

ネエーシ,カミジケ,カミガカリ
1949年 鹿児島県
宝島の5人の神役のうち男性3人はオヤシュと呼ばれる。女性2人はネエーシと呼ばれる巫女に相当する神人で、祭のとき神ジケという神憑りをする。神役以外の普通の女性でも神ジケする者が20人位いた。生まれて初めて神ジケをすると神様をいただいといいお祝いをする。彼女たちは神の恩恵をいただいた者として信心深い生活をしている。神ジケするのはネエーシ同様祭りの日だけであるという。
類似事例

(ゾクシン)
1960年 愛媛県
1月20日(麦ほめ)に、田へ行き、「麦がようできた」と褒める。この日はひもじい目にあわない日だといわれている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内