トモグセ 1967年 福島県 妻が妊娠すると木に登る男がいる。
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(カキノキ) 1943年 奈良県 嫁に子供が出来ないので占い師に見て貰った処、原因は庭に柿の木を植えている為だという。この柿の木は伐ったが、嫁は何も知らないで柿の木を火にくべた。この嫁には結局子供は出来なっかたそうだ。
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オットノツワリ 1964年 福島県 妻が妊娠すると夫にもつわりがあるという。
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キツネ 1993年 岩手県 ある女好きの男が突然柿の木に登って柿の葉を懐に入れたり、馬の糞を丸めて饅頭にしたりして、女のところへ持っていった。風呂に入ったつもりで堤につかったりもした。きつねの仕業。
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カッパ 1958年 岩手県 梨の木の下で転がっていた女の人が、後で河童の子を産んだ。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1975年 静岡県 柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
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カキノキ,シ,(ゾクシン) 1915年 東京都 柿の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
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カキ 1916年 山口県 柿の木から落ちると、死ぬ。
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カキノキ,(ゾクシン) 1916年 千葉県 柿の木から落ちると3年たたないうちに死ぬ。
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オトコノクセヤミ 1942年 福島県 妻が妊娠すると、妻は何ともないのに、夫だけ大病になる。クセ(つわり)だという。医者に診てもらっても、胃腸が悪いだけといわれるが、当人は大変苦しむ。
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(ゾクシン),カキノキ 1933年 栃木県 柿の木から落ちると3年以内に死ぬ、という。
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ヤマノカミ,エビスサマ 1991年 秋田県 山の神がエビス様との間に子供をもうけ、山の中で出産した。
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(カミカクシ) 1977年 山形県 嫁に来た人が山菜を取りに山へ入って帰ってこなかった。探しにいったら山の上の木の下で眠っていた。
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(ゾクシン),カキノキ 1933年 栃木県 柿の木から落ちると3年しか生きられないという。
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(ゾクシン) 2001年 青森県 妊娠中に鍬に座ると子供が生まれない。
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カッパ 1958年 岩手県 河童男は婦女をまどわして、河童の子を産ませる。
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(ゾクシン) 1981年 栃木県 産育に関する俗信。妊娠中は、柿の木の下を通ったり、柿を食べたりしてはいけないという。妊娠中に葬式を見ると子供に赤いアザができ、火事を見ると黒いアザができるという。へその緒は取っておいて、生きるか死ぬかの病気の時に煎じて飲ませると良いという、など。
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クセヤミ 1985年 福島県 妊娠した妻が夫を避けるトモグセや夫だけのクセヤミはなかったが、妻にクセヤミはあった。
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キジ 1960年 三重県 妻が妊娠したら夫は生き物を殺してはいけない。雉を殺して雉のような子が生れたり、雉の卵を懐にして、足に瘤のある子が生れたりしたことがある。
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アトザン 1956年 宮城県 アトザン(後産)で胞衣がおりない時、夫が片足に草履、片足に下駄をはいて屋根に上り、産婦のいる部屋の上から「オリタカ、オリタカ」と叫ぶと、下から「オリタ、オリタ」と大声で返事をするという。
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