エビス,ダイコク,クラエビス,クラダイコク 1983年 岡山県 恵比寿・大黒は県内全域にわたって祀られているが、西美作から備中にかけては、倉恵比寿・倉大黒といって、台所の戸棚に祀るのが一般的である。
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エビスダイコク,(ゾクシン) 1915年 高知県 夷大黒の供物を人にあげると、家の福を取られてしまうといわれている。
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エビスサマ 1965年 埼玉県 1月20日と10月20日は夷講で、夷様と大黒様に小豆御飯を山盛りにして供える。この日は夷様が出雲にお金を儲けに行く日だという。
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クラエビス,エビスガミ 1983年 岡山県 倉夷といって、倉に夷神を祀っている地域は広い。
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(ゾクシン) 1942年 鹿児島県 水死人を夷神として祀る。人の死骸を夢に見るのも縁起が良い。
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ダイコクサマ 1966年 山形県 12月9日は大黒様のおとしやで、大黒様が年をとる日である。
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ダイコクサマ 1982年 新潟県 12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。それは、さまざまな理由で女性から二股大根の片方をもらって食べたからだと言う。
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エベス,(ゾクシン) 1973年 三重県 エベスは台所に祀っている。皆のご飯を食べるのを見ているといわれている。
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ダイコクサマ 1982年 新潟県 12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。腹いっぱいの大黒様が腹減らしのために大根を洗っていた女性から二股大根の片方をもらった。
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ダイコクサマ 1982年 新潟県 12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。大黒様が唐天竺から日本へ渡るとき、胸をけがしたので大根を洗っていた女性から大根をもらって食べた。このとき女性が主人に叱られることを心配して、気を利かせて二股大根の片方を与えたのだという。
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ダイコクサマ 1942年 岩手県 大黒様に供えたものを食うと縁起が悪い。
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シノシラセ 1981年 山形県 人が死んだとき、男は寺の本堂に、女は台所に呼びに来るといわれる。
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タタリ 1996年 神奈川県 生きた木に大黒様を掘ったところ、祟りがあったので切った。
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ヘビ 1968年 福井県 雨乞いのときは大黒の池に行き、皿にスルメ・酒・果物・おかがみを入れる。それが池にスーッと入ったら雨が降る。この大黒の池には蛇がいたという。
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ムエンホウカイ,ミエンホーカイサン 1972年 長崎県 白浜では夷様の近くで無縁法界を祀っている。昔、よそから来た山師が死んだ。朝長氏の親のカカさんの目が悪くなったので、琴海に住んでいる物知りに見てもらうと、ミエンホーカイさんがさわっていたのでコトワケしてもらうと治った。夷様の後ろにサワリのしるしとして祀ったという。朝長氏も屋敷に合祀した。
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キンポクザン 1976年 新潟県 外国船が夷に入ると金北山が怒り、時化を起こす。
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ダイコクサマ 1956年 宮城県 12月10日の大黒様の日、大黒様のお告げで四十七色の豆料理を供えれば金を儲けさせると言われたが、四十五種までしか出来なかった。残りの二種を大黒様に伺うと、手豆・足豆の二つとお答えになったという。
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ダイコクサマ 1964年 鹿児島県 大黒様の供物は、娘は食べてはならない。大黒様が家から出ないからである。
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ダイコクサン 1982年 山形県 12月9日の耳あけで、夕方には大黒さんに魚を供える。また、マッタ大根を供えるが、これは、大黒さんはオカカを持たなかったのでさみしくないようにするため。
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コンジン 1983年 岡山県 屋内神として金神を祀っている家では、その金神棚を神棚とは別にナカノマやオクノマに置いている。この神は、他の神々とはなじまない性格の異質な神である。
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オボノカミサン 1982年 神奈川県 オボノカミサンは「なんとはなしにそこにいらっしゃる」と言われている。それで床の間や戸棚に飯を供えている。
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