オオカミサマ,ゴンゼン,ヤマノカミノシシャ 1983年 岡山県 久米町桑上貴布禰神社の奥の院では、狼様を祀っているが、「書上之控」によれば、元禄の頃にはこれを権前と呼んだようである。貴布禰神社の社殿の背後には穴が穿たれているが、ここから狼が出入りするのだと伝えられている。
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オオカミサマ 1954年 岡山県 美作、久米郡倭文村大字桑上、貴船神社の、通称奥の院と称される狼様は、火難盗難の守護神である。12月18日の祭に狼の足跡のある石がある狼様の下の池で米をといで神職が捧げると、狼が出てきてそれを食べるという行事が伝えられている。
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オオカミサマ 1983年 岡山県 苫田郡阿波村尾所では、屋敷の守り神として屋敷内の北東隅に狼様の小祠を祀っている家がある。これは、久米町桑村の狼様を勧請したものである。
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オオカミサマ,ゴンゼン,ヤマノカミノシシャ 1983年 岡山県 貴布禰神社の祭りは霜月13日から15日までで、14日に生まれた雌雄2匹の狼を15日に迎えるのが本来の形であったようである。迎えたものは、屋敷内の東北隅や奥の間の外に小祠を設けて祀る。こうして祀れば、狼様が昼夜を分かたず家をめぐって、病魔・災厄・盗難のないよう見回ってくれるのだという。
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オオカミサマ 1975年 岡山県 狼様は久米郡桑村の狼様から小宮に移して勧請して来た。途中で背中で小宮がゴトゴト動いて恐ろしかった。これを祀っていると、犬が恐れて来ないので、野荒しを防ぐために祀る。狼様は大事のときには姿が見える。
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コウジン 1983年 岡山県 久米郡久米町桑上の下組部落は、それぞれ20戸ほどからなる倭文組・長者組・中央組・南組が、各々に荒神を祀っている。
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ウブスナサマ,ソウゼンドウ,ウマ 2001年 青森県 ウブスナ様である八幡神宮の境内には、久保家の蒼前堂が鎮座している。これは、昭和40年頃に久保家の者が目を患った際、馬を悪い所に捨てた罰だとカミサマに言われた為、八幡宮の管理者にお願いして建てたものだという。
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ウジガミサマ,ヤテイサマ 1983年 岡山県 久米町宮部下の国司神社の当屋ではトコの間に氏神を祀るが、その表の縁側は夜でも少し開けておくことになっている。それは、夜中、庭先に祀られているヤテイ様に氏神様が召されることがあるからなのだという。
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オオカミ 1964年 長野県 村松正氏が向方にむかっていると、途中から狼が現れて先を行き、追い払っても付いてきた。うるさく思って切り捨てたが、家に着くと家人が病気になった。狼は山の神の化身で、村松氏の守護に付いていたことがわかり、村松氏は狼の霊を手厚く祀り、家の守護神とした。その祠は今も狼の頭蓋骨をご神体にしている。
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カメゴゼ,ヘビ 1983年 岡山県 久米郡地方では、道通信仰で言われるのと同じ蛇のことを亀御前といって恐れている。これに呪われると無数の蛇が現れるのだという。
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コウジン,ヒャクショウノカミ,ウシノカミ 1983年 岡山県 久米郡久米町里公文には八番組まであり、その各組に荒神が祀られている。荒神は百姓の神、牛の神と考えられている。
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ミサキ,コウジン 1983年 岡山県 久世町三坂では、ミサキと荒神を祀っている。
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ムラヲスクッテクレタオオカミ 1987年 長野県 ある年,娘が悪者に襲われそうになった時,山から狼が現れてその悪者をかみ殺した。このようなことがあったので,村人達はますます狼を犬神様として崇めた。
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リュウ 1941年 大阪府 伝説によれば、豊能郡箕面村大字瀬川の天兒尾根命神社の境内にある古井戸には、龍が棲んでいたという。龍はここから昇天したということである。
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タヌキ 1935年 東京都 神田柳原の土手にある柳森神社の境内に「おたぬき様」という末社がある。往時、現在の松枝町、東紺屋町の辺りにあったお玉ヶ池に住む親子狸を祀ったものといわれるが、一説には旗本の河原林家が6代将軍家宣公より拝領した木彫りの狸を維新後、屋敷の移転のため社に納めたものといわれる。この親子狸は無尽相場などの勝負事に霊験ありといわれる。
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オクリオオカミ 1979年 岐阜県 中山神社にオイヌさまが祀ってある。夜そこへお参りに行くと、帰り狼が送ってくれる。狼は頭の上を飛び越えるのだが、速くてわからない。砂がかぶり笠に落ちているので、狼が送ってくれたことがわかる。
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ジヌシコウジンノタタリ 1961年 鳥取県 藪内姓の本家の裏藪に祀る。昔はよく祟ったといい、地主荒神と呼ぶ。現在は部落で牛を持っている者が春と秋の2回籠る。
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ダイジャ 1986年 大分県 穴森様には大蛇の骨が祀られている。この大蛇は神の化身で,里の娘と通じて大神惟基を産ませた。
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ヘビ,ヤマガラ,カラスヘビ 1965年 宮崎県 愛宕神社の鳥居の脇の石燈籠の下には、神の使いの蛇がいる。ヤマガラ、もしくはカラスヘビだという。
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フルネコ,オオカミ 1916年 滋賀県 昔、木に登り一夜を明かそうとしていた六部を、狼たちが食おうとした。あと少しで届かなかったので、狼たちは太郎婆という古猫を連れてきた。狼の上に乗り飛びつこうとした古猫の額を、六部は刀で斬った。翌日六部は太郎婆の家を訪ねすべてを話し、実は人間でなかった太郎婆を風呂に入れて煮殺した。その後祟りを恐れて祠を建てたのが今の狼神社である。
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