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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

サンボウサマ
1983年 岡山県
サンボウ様という名称は徐々に県下で知られるようになってきているが、これは、食物、または穀物の神である。

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タノカミ,サナブリ
1937年 滋賀県
サナブリとは田植えが終了して田の神が天にお帰りになることを言う。今は田植えじまい、5月じまいとしてボタモチをつくって神棚に供え、近所に配る。
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カマドノカミ,ロックウサマ,オドクウサマ,オフゲンサマ
1983年 岡山県
かまどの神のことを、県北ではロックウ様、県南ではオドクウ様、法華宗の家ではお普賢様という。この神は家ごとに台所に祀られ、お初穂という炊いたご飯を毎日供える。
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ショウガツノカミサン,トシトコサン,ワカトシサン,タノカミ,サンバイサン
1970年 岡山県
正月の神さんはトシトコ(歳徳)さん、あるいはワカトシさんといい、男の神らしい。このトシトコさんが、田植えのときに田の神(サンバイさん)になる。
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コトノカミ
1982年 新潟県
田の神は一般に「事の神」と呼称されている。2月8日(または9日)の事始めの日に事の神様は稲の種子を持って、天から下りられるとされ、農家はボタ餅あるいは小豆団子を作って供えた。12月8日(または9日)の事納めの日には、事の神様が天上に帰られるといって、事始めと同様にボタ餅などを調えて供えた。
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ジゴノカミサン,(ゾクシン)
1974年 滋賀県
ジゴの神さんはジゴノエともいう。欲深な神さまで、シラムシ(強飯)の灰まで持っていくといわれている。
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ホウベンサマ,ホウベンギツネ
1957年 新潟県
ほうべん様という神様は狐を使う神様で、その狐をほうべん狐という。
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オオニタノジガミサマ
1964年 群馬県
地神さまは畑の神さまであり、土地の神である。
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タノカミ,(ゾクシン)
1963年 愛媛県
田の神をオソバイまたはオサンバイという。田の神を祭った田には小便をしてはいけないといわれている。
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サンボタロウ,スイセイノコ
1956年 岡山県
サンボ太郎は、水着の珠を母にもつ水精の子である。成長して英雄となり、諸方に伝説を残した。那岐山の神にもなった。子孫は地方の豪族となった。三宝大明神として祀られ。農耕神でもある。
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サンバイサン,タノカミサマ,サクノカミサマ
1984年 島根県
大向では7月2日はサンバイサンアガリの日で、サンバイサンという田の神さまが田から畑へ上がられる日だという。この日は畑に入らない。サンバイさんはおそろしい作の神様でこの日が過ぎるまで田で小便をしてはならない。この日は田の仕事をしてはならないので餅をついて休みの日とする。
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タノカミ,サンバイサマ
1978年 広島県
サビラキを行う時、苗を形ばかり植えて、米・塩・魚・酒などをそなえ水口祭を行うと、田の神であるサンバイサマが下りて来て田を守ってくれる。
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タノカミ
1983年 愛媛県
サンバイオロシの日は田の神が魚の背に乗っているので川魚を食べてはいけない。
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ダサイコウジン,タイサイシン,タイサイサマ,トシノカミ,イナサクガミ,タノカミ
1983年 岡山県
ダサイ荒神にはしばしば太宰の文字があてられることもあるが、太歳神の荒神であって、県南地方では、これを太歳様と呼ぶことが多い。これは祟りやすい神で、祀ってあるところの落ち枝を拾っただけでもお咎めがあるのだという。この神は田や畑の中に祀られていることが多く、田の神の性格を持つもののようである。
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トキワ
1973年 奈良県
岸岡家の屋敷神である常盤さんの祭祀用の田は常盤田とよばれるが、この田を耕しているときに常盤御前がこの地に来たのでこの名がついたという。
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ヤマンバアサン,ミサキサン
1957年
山の神の異名は、山の大王とか山ん婆とか、祀られている地名からミサキさんなどと呼ぶ程度しかない。
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ウブスナコウジン,ウブスナガミ,ウジガミ,ヘソノオコウジン
1983年 岡山県
産土荒神は産土神の荒神であるが、今では氏神や鎮守との区別が曖昧になっている。県下には出産に当たってウブ神を祀る風が残っているが、備中地方でヘソノオ荒神との呼称があるのは、このことと関係があろう。
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ハタケノカミ,ジジンサマ
1971年 山梨県
畑の神はジジンサマとよばれる石である。大正時代には、「ジジンサマにおこられるからくわの土を落とさなくてはいけない」といった。
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カッパ,ヒョウスンボ
1930年 宮崎県
150年余り前、佐土原にやんぼしが住んでいた。ある夏やんぼしの息子がヒョウスンボにとられた。怒ったやんぼしはホウゴツを書いて川に流した。するとヒョウスンボはシガツロに上って死に、それを祀ったのが今の水神様である。
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ムギノカミ,コメノカミ,カネノカミ
1941年 愛媛県
麦御飯がいやだった長者が女房を追い出したが、それを哀れと思った麦の神、米の神と金の神が出てきて、その女房についていくことにした。後に、その女房は改めて嫁いで、三人の神のおかげで新しい夫を大金持ちにしたという。
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ヒョウスボ
1965年 宮崎県
ヒョウスボは水の神。晩に山に登り、朝に川に下りる。山から下りるときは「ホイホイ」と言いながら降りて来る。
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