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検索対象事例

オオキナスモウトリ
1984年 愛媛県
正月二十日は大きな相撲取りが出てきて人を採る。

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マエナムシ,ケンムン,ガワル
1934年 鹿児島県
20年ほど前、夜道を歩いていたら、子供が現れて相撲を取ろうと言ってきた。相撲を取ると、その子供は力が強く、叩きつけられてしまった。すると同じような子供が数十人現れ、ありとあらゆる悪戯をした。これはマエナムシ(ケンムンまたはガワル)の仕業だった。
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テング
1942年 新潟県
村人が寝ていると天狗が現れた。別の天狗が空から飛んできて、お互い角力を取りあった。大きな土俵を作り人間離れした相撲を盗っていた。その後、剣術の稽古をして夜が明けると方々に去っていった。
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マショウ
1975年 愛媛県
正月16日には、猟場が魔性に見えるという。獲物がよく取れるが、同時に人が猪に見えたりもするので、怪我をするものが多いという。
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ヤマノカミサン
1978年 広島県
正月二十日は山の神さんが木を数える日なので、山へ行くと木に間違われてその年のうちに死ぬ。だから山へ入ってはいけない。
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エビスサマ
1983年 山梨県
正月20日はエビス様が稼ぎに行くといわれる。また、10月にはエビス様が帰ってくる。
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(ゾクシン)
1939年 島根県
二十日正月に、歳末についておいた力餅を家族で分けて食べると、大力を授かるといわれている。
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ヤマノカミサマ
1968年 佐賀県
旧暦の1月20日は二十日正月で、山の神様の集会日。この日に山に入ると、蜂に刺されたり病気になったりするといい、山に入ることをしない。
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ヤマノヌシ,テング
1973年 山梨県
大和田山で杣が仕事していると1人の小僧が相撲を取ろうと言う。仕方なく相撲を取ろうとすると山の上から「そんなものと相撲を取ると死んでしまうぞ」と声がする。その声に驚き杣が相撲を取らずにいると小僧はどこかへ行った。小僧は山の主(天狗)が化けて出たものである。
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セノタカイオトコ,キ
1978年 和歌山県
若い男が一人で山道を歩いていると、背の高い男が相撲を取ろうという。何回投げ飛ばしても起き上がってきて、2時間ほどして疲れて帰った。翌日その場所へ行くと一本の木があった。男はその木と相撲を取っていたのだった。
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サル
1940年 和歌山県
人語を話す猿が相撲を取る。
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ガァタロ,カッパ
1929年 長崎県
村に名高い馬鹿が、毎晩相撲をとろうと誘いにくる者がいると出かけるが、相手の姿は少しもわからなかったと言っていた。酒に酔うと、よく相撲をとろうと言う人が多く、数知れぬ程かかってくる。体がぬるぬるすべるという。
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スモウヲトロウトイウモノ
1990年 富山県
相撲の相手をしていると、朝方気付いてみるとその相手は電柱であった。
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オエビスサン
1988年 群馬県
1月20日と11月20日はオエベツ(ス)さんで、二十日エビス・エビス講などという。オエビスさんは富貴な人で、正月20日の朝早くに稼ぎに出かけて、11月20日の夜に帰ってくるので、二十日正月の朝は朝エビスといい、小豆御飯、尾頭付きの魚、お吸い物、煮しめを床の間にあげ、小遣いをくれてやるといってお金をあげて送り出す。11月20日はエビスさまが働いて帰ってきた日で夕エビスという。
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スモウヲトルオトコ
1987年 富山県
酔った人が帰り道に男と相撲を取った。一晩中していたが、決着がつかないので朝になって見てみると、相手は木の切り株であった。
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カッパ
1960年 大分県
山奥の田に行くと大勢のカッパが現れ相撲を挑んできた。草取りがあると断ると、カッパが引き受けるという。そこで1日中相撲を取ったがきりがない。サカトリに投げつけたら皿の水がこぼれ、皆逃げてしまった。翌日見に行くと綺麗に草取りがしてあり水が濁っていた。
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テングノスモウトリバ
1990年 山形県
竜が岳に平らな所があり、砂だか石だかが4つあり、どれほど平にしてきても4つ集まる天狗の相撲取り場というところがある。
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エビスサン
1970年 山梨県
1月20日はエビス講とも二十日正月ともいう。この日はエビスさんが稼ぎに出かける日で、各家のエビスさんに赤飯をあげる。エビス講を忘れたらお金がたまらないとも。
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ウシオニ
1991年 島根県
毎晩牛鬼が出て人を捕ると聞き、ある相撲取りが退治しようと夜、海へ行った。海から大女が上がってきたので牛鬼かと近づくと乳を飲めといいながら海に連れ込もうとした。神に願を掛けると鶏が鳴き女は逃げた。お礼に鶏の絵馬を奉納した。
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ケンムン
1999年 鹿児島県
ケンムンは子供のような格好で、夜に相撲を取りに来る。人間が勝つと仲間が現れるので、必ず負けてやるのだという。
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テングノスモウトリバ
1990年 山形県
月山へ行く途中に天狗の相撲取り場というところがあり、そこの土は通って乱しておいてもいつのまにかきれいになっている。
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