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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(カンノンノタタリ)
1999年 長野県
昔、山塚の観音様を平岡の人が担いで動かしたら、気分が悪くなった。それで恐ろしくなり元の場所に戻したという。

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カンノンサン
1973年 鳥取県
中原集落の観音さんは、泥棒が盗んでいこうしたときに、重くなって動けなくした。後戻りしたら軽くなり、動けるようになった。
類似事例

カンノンサン
1973年 鳥取県
中原集落で、小学校の校庭を作るのに観音さんを動かすことになったとき、観音さんを引き揚げるロープが何度やっても切れてしまって動かせなかった。お坊さんを何人も呼んで拝んでもらい、ゃっと動かせた。
類似事例

ヒノタマ,アラガミ
1993年 長崎県
昔、毎夜荒神塚から平塚へ火の玉が飛んでいた。不審に思い占ってもらうと、平塚に移りたいとのお知らせがあったので皆でご神体を担いでそこへ運んだ。
類似事例

オカンノンサン
1996年 神奈川県
時化の時に海岸にあがったお観音さんを拾ってきて供養して祀ると、その海を通る船が進まなくなった。何かお観音さんが気に入らないことがあるのだろうということで、江之浦の石のお地蔵さんと交換した。
類似事例

カンノンサマノヤスミイシ
1987年 長野県
もとの親沢分教場の東の方の坂の途中にある石。昔,ある人が親沢の観音様を他へ移そうとした。ところが,この石の所まで来ると急に重くなって一歩も歩けなくなってしまった。この石に腰をおろして休憩し,さて出発しようとすると観音様がいない。もとのお堂へ行ってみると,観音様はちゃんと戻っていたという。何度担ぎ出しても同じ事が起こるので,百万遍数珠の親玉をはずして一緒に持っていくと今度は一気に坂を登れた。以後この石を「休み石」という。
類似事例

(ユメノオツゲ)
1989年 長野県
こうやまきの北側にあるお堂には、有名な観音像が祀られていたが、ある時これが盗まれた。するとある人の夢枕に観音が立ち、「桔梗原の松の木の下で寝ているから迎えに来てくれ」と行った。行ってみると本当にそうだったので、背負って帰ってきたという。
類似事例

カンノンサマノタタリ
1964年 秋田県
昔、八津の観音堂はもっと山の上にあったが、ちょうどその正面にあたるところを馬で通ると、観音様がその場所を嫌っていることを人々に教えるため、馬から落とされたため、現在の位置に移した。
類似事例

カンノンゾウ,(ユメノオツゲ
1989年 長野県
長石寺に泥棒が入って本尊を盗んだが、背中が重くなって恐ろしくなり、天竜川へ捨てた。観音は流れて泰阜村の門島に着いた。泰阜の明島のある人の夢枕に観音様が立ち、助けを求めた。その人が目を覚ましてから淵に行くと観音があった。拾い上げて船で返しに行くと、台座にぴたりとはまったという。
類似事例

(カンノントヨウサン)
2002年 長野県
飯田市時又の長石寺に入った泥棒が、何もないので本尊の観音様を盗んだ。しかし気味が悪くなって天竜川黒瀬が渕に捨てた。その後島岡という人物に拾われ自宅に祀られたが、ある夜、夢に観音が現れ元の寺に帰して欲しい、帰してくれたら養蚕は必ず繁盛させてやると言った。言うとおりに帰したところ、長石寺の台座とピタリとあった。
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カンノン
1978年 広島県
ある年の洪水の時、上流の坪野村宇佐から小河村小浜沖の渕底へと観音が流れてきた。ある夜長老の夢枕に観音が立ち、川底に沈んでいることを告げた。村人たちが観音を引き上げ丁重に祀ったところ、観音がもとあった宇佐が返却を求めた。しかし観音が地に付いたように動かなかったのでそのまま祀った。
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カンノンサマ
1982年 群馬県
子ども達が赤坂町の観音堂の観音様を引っ張り出して遊んでいた。通りがかりの人が咎めると、咎めた人に祟りがあった。
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キョウヅカ,ゴリントウ,タタリ
1983年 長野県
経塚の五輪塔を移したところ、寺では次々に災難が起きた。行者に見てもらうと五輪等の祟りだという。五輪塔を供養して祈祷したら、全てが治癒した。今でも住職は経塚の中を開けるのが怖いという。
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(ユメノオツゲ)
1989年 長野県
泥棒に捨てられた観音は天竜川に流れて泰阜村まで行った。そこの明島という場所のある人の夢枕に立ち、助けを求めた。その人が淵に行ってみると、本当に観音があった。拾い上げて船で送り届けると、観音像は寺にあった台座にピタリとはまったという。
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タタリ
1974年 兵庫県
淡路国洲崎で、古塚を掘り出したところ、その人は狂い、自分は静御前であると語り、塚を元に戻さなければ祟るといった。
類似事例

カンノン,ユメマクラ
1995年 愛知県
昔、源太郎たる漁師が漁中、海の中で光っていた観音像を引き上げた。家に帰ったら、観音が夢枕に立って、自分を信仰しこの像を丘で祭れれば、様々な利益を得られると告げたという。
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アミダサマ
1985年 愛媛県
高助の寺の阿弥陀様を修繕の男がすりかえ、本浦の寺に納めようとしたら歩けなくなったので元に返した。
類似事例

ジゾウサマ
1980年 新潟県
地下からでた地蔵様を、宝昌寺に奉ったところ、この地蔵様が、夢枕にたち、家に帰りたいと言ったので、家に連れ帰った。宝昌寺に持って行く時は、重かった地蔵様が、帰りは嘘のように軽かったという。
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カンノンゾウ
1989年 長野県
長石寺に泥棒が入り、本尊を盗んだ。しかし、なんだか背中が重くなり始め、恐ろしくなった泥棒は本尊である観音様を天竜川へ捨てた。
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カミサン
1980年 広島県
昔、千本平という山の松を寺に寄付するために切っていたところ、木挽きが松の木の枝に御神体を見つけた。「このカミさんをください」と地主に願い出て承諾をもらい、抱えて家に帰ろうとしたが、急に足が重くなって歩けなくなった。仕方ないので引き返すと、急に足が軽くなった。カミさんが元の場所に帰りたがっているのだろうと考えて、事情を話して地主に返したという。
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ショウカンゼオンボサツ
1984年 愛知県
岩屋寺奥之院のご本尊は聖観世音菩薩で、ある日泥棒がこれを盗み出して急に足が動かなくなった。それで置き去りにしたので本堂に無事帰って来られた。
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