ジバクレイ 1995年 福島県 長く区長を務めた人が病に倒れ、それを苦にした妻が鉄道自殺したのを皮切りに、町内で入水自殺、首吊り、焼死、水死など立て続けに事件が起こったため何度もお祓いをしてやっと平穏になった。
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マガサシタ,ミサキガサソッタ 1983年 岡山県 北房町下呰部では、死ぬような気配もなかったのに自殺してしまうような人が出ると、魔がさしたとか、ミサキが誘ったなどという。
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ザトウ 1922年 東京都 明治5年頃、東京日本橋に留という男がいたが、毎夜妙なものを見るのが常であった。夢うつつの状態の時、何処からともなく雨の降る音が聞こえ、座頭が枕元に座るのである。座頭は何をするというわけでもないが、毎夜出るので気が滅入り、方々に出かけて泊ってみたが、やはり何処でも出る。東京で名高い陰陽道に詳しい人に頼んで祈祷してもらったところ、見えなくなった。
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オンナノユウレイ 1931年 大阪府 明治以前の事、不縁となって実家に戻った娘が、煩悶した挙句入水自殺を遂げた。以来、夜暗くなると、身投げした浜から女の幽霊が出没するという。そればかりでなく、姑を呪う声まで聞こえるそうで、見物客や商店が出るほど盛況になったことがあるという。
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ムエンボトケ 1976年 大分県 森の地蔵様の墓地の片隅に、無縁仏がある。ある人が自分の家の墓参りに行ってお水が残っていたので、無縁仏にあげた。帰ってくると片頭が痛んで困ったので、木立にいる占い師に見てもらうと、「水が欲しくて誰かが憑いている」と言われた。そこでお水を無縁仏にあげに行くと治った。それ以来、毎朝お水をあげているという。
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ジャタイ 1985年 和歌山県 池に蛇体が住んでいた。池の水に映った人影を飲まれると、その人は死ぬという話だった。影が映るときは通ることができないと言う。
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ユウレイ,オンナ 1933年 大阪府 不義の子を生んだ女は、嫁ぎ先から出戻りになった。改心した女であったが、行く末に絶望した挙句、形見として珊瑚のかんざしを大阪城堀端近くの茶店に預け、入水自殺を遂げた。ところが、茶店に現れた時刻は、既に女が亡くなった後であったという。
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キツネ,トビサカイナリ 1922年 東京都 東京のある氏族が、小間使いを雇い、ある日使いに出したところ帰ってこなくなったので探すと、富坂稲荷の祠の前で踞っていた。狐に憑かれ顔つきも変わり、大食いになり、正気を失った。主家では小間使いを家に返したが、今度は主家の妻が狐に憑かれ、以前の小間使いのようになった。場所が悪いのかと転居したが、今度は長女が狐憑きとなった。家は没落し、次女は大変な苦労をした。二人の狐憑きは白昼提灯を下げて歩く等の奇行をするので、あらゆる加持祈祷を行ない、医者にもかけたが、一生正気に戻ることはなかった。
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レイコン 1974年 東京都 江戸の御茶の水で主人に殺された家来の霊が主人に憑いた。女の神子を招いてよりを立てさせ祈っていると神子が刀を取って主人を切り殺した。
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ジャクネンノメン 1974年 東京都 ある者が茶店で水を飲もうとすると、その茶碗の中に若者の顔が映った。不審に思って水を汲みなおしても、また映った。その夜、部屋に若者が現れたが、不審に思って切りつけ追い回すと若者は消えた。次の夜、若者の使いという3人が現れ、「若者は湯治をしている。16日には恨みを晴らす」と言ったので、ある者は切りかかった。すると3人は消えた。後に再び来ることはなかった。
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ジゾウ 1934年 東京都 地蔵のある場所が、墓場のようになっていたため、近くにある住宅に来る女の人が腰抜けになって死ぬのは、その祟りだという。
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キツネ 1950年 新潟県 雪が積もり道に迷って堀に落ちて困っていると、突然婦人と子供が現われ、言われたとおりについていった。すると茶屋にたどり着いたが婦人と子供の姿は消えた。茶屋には婦人と子供が入浴していたが、まったく外出した覚えがないといった。おそらく狐だろう。
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キツネ 1973年 岩手県 人死にが出たとき、中川寺の住職の家の玄関先の梅の枝に、白装束の人が首を吊っているのが見えるという。狐の仕業。
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ユウレイ 1995年 宮城県 酒を飲んで白坂の橋から落ちて死んだ人が、一年経って幽霊になって出た。和尚さんに現場供養してもらって、出なくなった。
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ユウレイ 1936年 愛知県 旅館の障子が音もなく開いて幻のようなお婆さんが現われた。3年前、病に臥せった婆様を邪魔者扱いしたときに自殺したので、その幽霊が出るのだという。出現の目的はこの部屋に泊まる人に身をもって忠告にくるのだということであった。
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シニダノオンリョウ 1932年 愛知県 死に田と呼ばれる田があり、その持ち主だった家は、既に3代とも死に絶えてしまった。現在の所有者の家も、病人が絶えないという。昔、矢田川が氾濫した際、ここにあった寺が埋没してしまったために、仏が祟っているのだろうと言われる。また、持ち主だった女が人にだまされ、家産を傾け死んだため、その妄念が残って、祟っているのだろうとも言われる。
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ボウレイ 1943年 青森県 2人の娘がボート遊びをしていて転覆し、1人が死んだ。彼女は両親とも博打を打つので苦労していたが、彼女を妬んだ同級生がそれを理由にいじめた。彼女が死んだ頃には、いじめた方も家を出て働いていて、彼女が死んだことさえ知らなかった。しかし、毎晩夢にうなされて、病気のようになって帰郷した。娘を見ていた母親が亡霊に憑かれていると気づいて、死んだ娘の墓に1袋のゴマメを供えたところ、その後亡霊に悩まされることはなくなった。なお、こういう場合、供えるゴマメは、頭のないものは駄目で、供えるときも人に見られたり気づかれたりすると効果がないという。
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タイジ,オンネン 2000年 東京都 男が、孕ませた下女に堕胎薬を飲ませて死なせてしまう。下女が、生まれることの出来なかった胎児の怨念を重ねて、男への恨みとともに泣き叫び、怨霊となって祟る。
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ヒタイ,ウツクシイオンナ,キジョ 1956年 岡山県 明治15、6年の大水害のときに亡くなった女が握っていた盤額を預かった家で、物音がし、盤額から光を発したり、妻や主人が怪異的な悪夢を見るようになった。そこで流灌頂をして供養をする事となった。流灌頂をしたその夜から額による不思議は止んだという。
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イケ 1985年 香川県 人が自殺するときは何かに誘われるのだという。池に入って死ぬ時は池の中が一面の青畳を敷いたようになり、中では三味線や太鼓でにぎやかにもてなすという。人々はうれしそうにして池に入って死んでいく。ある男は池に早く来いと呼ばれ、家の裏の堀に入っていこうとした。その時は家人が引き留めたが、2、3日後に堀に浮いて死んでいた。
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