| ガキ,オニ 1985年 香川県
 彼岸の中日には、餓鬼や鬼が災いするので墓参りをしてはいけない。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ボサン 1956年 宮城県
 葬送の後、初七日までは毎朝墓参に行く。野獣や墓泥棒などへの警戒のためだと言われるが、一説には仏さんが淋しがるから七日まで行くのだという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケ 1982年 新潟県
 春彼岸の前日に墓の上に雪で墓を作り、入口には早朝暗いうちから提灯をつけて墓参りをし、仏は線香の煙に乗ってやってくるといって、煙をなびかせながら家に帰る。朝食には足洗い粥といって、小豆粥や白粥を食べる。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケサマ 1982年 新潟県
 彼岸の中日には仏様が寺参りに出かけるので、肉や魚を食べてもよい日だといい、アケの朝には、仏様があの世へ帰られるので、夕飯には必ず魚を食べ、途中で戻った仏様が戸口で家人の口を嗅ぎ、生臭いので安心して帰られるという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケ 1984年 新潟県
 彼岸の中日に仏は1度黄泉に戻るといい、中日とアケの日をさけて棚参りをする。彼岸のアケの日は仏のお立ちの日であり、その前夜特別のご馳走を仏壇に供えてその翌朝は仏が朝立ちをするといってみやげ団子を仏に供えた。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | (ゾクシン) 2004年 香川県
 亡骸に涙がかかると、仏さんが迷ってあの世に行けないという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | キツネ 1968年 佐賀県
 死人を埋葬した翌日は未明に必ず墓参りに行き、水を供える。狐が掘り返してはいけないので。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | (ゾクシン),レイ 1998年 静岡県
 墓から帰るときに、最後にしっかり線香をあげないと霊がついて来る。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケオロシ 1984年 新潟県
 普通の日に呼び出すと、仏の位が下がるといって遠慮し、仏が暇をもらっている盆や彼岸にアリマさんへいく。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | タマシイ 1933年 鹿児島県
 葬式から6日までの夕方は墓前で盛んに火を焚く。その煙に乗って死者の魂が空へ昇る。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケサマ 1975年 新潟県
 春彼岸の中日(ナカンダチ)には、仏様が彼岸の日に死んだ人が留守番をしているのでその人たちにおみやげを持っていく。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | シニンボウ 1929年 石川県
 人の死ぬ2~3日前に、死人坊というものが出る。これは檀那寺へお礼詣りするからであり、来世に落行く様子になって行くという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | モウジャ 1993年 静岡県
 伊豆山の日金山(日金のお地蔵さん)に彼岸の中日に参ると、亡者に出会えるという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケサマ 1965年 宮崎県
 盆の13日の晩には仏様が来るので、家の入口から仏壇に通じる戸をすべて、少し開けておく。この仏は夜中に帰っていく。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケ 1982年 新潟県
 彼岸の中日に白ボタ餅7個を仏壇に供え、仏はこのみやげの餅を持って一旦墓に帰り、再び夕方戻ってくるといわれる。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケサマ 1977年 山梨県
 8月16日の送り盆の日には墓へ行って送り火を燃やす。これが遅れると仏様の帰りが遅くなるので、なるべく早目に燃やすのがよい。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | トリノアシアト 1975年 香川県
 6日の夜に死霊が訪れてくると考えられており、仏壇の横に小さな膳を置き灰をならしておくと鳥の足跡がついているという。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケ 1933年 秋田県
 葬式の夜行う仏降ろしで、仏が降りない場合がある。その理由のひとつに亡くなって水を供えた降りてきてほしい仏ではなくて、それ以外の仏が降りたがって、押し分けてくる場合がある。その時は出席している遺族やお客にどうするのか尋ねて判断するのだが、大抵はまずその仏の言葉も聴いてやることにする。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | ホトケ 1984年 新潟県
 彼岸のアケの日は仏のお立ちの日であり、その前夜特別のご馳走を仏壇に供えてその翌朝は仏が朝立ちをするといってみやげ団子を仏に供えた。
 
   類似事例 | 
                  | 
 | 
                  
                    | キツネ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県
 履物を昼におろすと狐にだまされる。葬式のとき午後におろすからだともいう。
 
   類似事例 | 
                  | 
 |