(ゾクシン),イト 1998年 静岡県 ピアスの穴を開けると白い糸のようなものが出てきて、それを引っ張ると失明する。
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(ゾクシン),エナ 1933年 福岡県 エナ甕の蓋を開けてみると、眼が潰れるという。
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キョウノイワノナナフシギ,ウメバチイワ 1987年 長野県 五つ穴があいており,梅の花を正面から見たように見える。
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(ゾクシン) 1953年 島根県 目のたまに出ているクリクリが、背中にも出ているので、そこに一文銭の穴の所をあてて、燈芯に油をひたして火をつけて少しあてると、パチンとはしれると同時に目も治るなど。
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イナリサマ 1983年 岩手県 あるお婆さんが稲荷神社で、カヤで隠れていた穴を手で開けたらその手が腫れた。稲荷様の罰。
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キツネ 1975年 愛知県 狐に憑かれた人が死ぬと、身体に穴が開いているという。
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ヒノタマ 1965年 長崎県 鼻のほげた人が寝ている時、鼻の穴から火の玉が出て水を飲みにいき、火の玉が入ると目が覚めた、という話がある。
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ヤクスイシンコウ 1933年 兵庫県 まや山天上寺にある句碑の上に穴があいて水が溜まっていた。昔から石神や石仏地蔵碑などにあけた穴に溜まった水を目に付けたり、洗ったりすると目の病が治るという。この様な穴は石仏などの前にある水入れや手水鉢など御手洗などの薬水信仰の延長であろう。
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ハクバ,シノヨチョウ 1950年 千葉県 白馬を見たら口を塞がないと親が死ぬ。
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ツメ,シニメ 1946年 香川県 夜、爪を噛むと親の死に目に会えない。
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エナ,(ゾクシン) 1974年 宮城県 エナは墓に捨てる。エナには寿命の印がついていて、それを見つけると目が潰れると言われている。
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イタチ 1974年 鼬の目をつぶさないように取り出して陰干しし、人の目にとげが刺さった時、その陰干しを水にひたして、その水で目を洗い、陰干しを刻んで目に付けると、とげが自然と抜け出るという。
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モガサ,ナリヒサゴノアブラ 1980年 もがさ(疱瘡)が目に広がって目の感覚がなくなったときには、なりひさご(瓢箪)の油を目に入れるとたちまちにして治るという。
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イボノメ,シノヨチョウ 1946年 愛知県 いぼの目ができると身内の者が死ぬ。
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ヤクシニョライ 1939年 京都府 穴のあいた石に水引を通してお供えすると、不自由な耳が聞こえるようになる。
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コイノメダマ 1939年 埼玉県 かつて、ある老人が眼の病気になったとき、鯉の目玉を飲み込んだら、利き目がありすぎて、夜でも光が流れるように見えたという。これは本人から聞いた話だという。
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イド,キョウチョウ 1950年 千葉県 井戸に刃物を落とすと盲目になる。
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カガミ,メガミッツ 1999年 栃木県 12歳の時、朝いつものように鏡の前で顔を洗っていたら、鏡に映っている顔には目が3つあった。目をこすってから見たら、もう消えていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリ,シンゴン 1973年 大阪府 話者の孫が眼病にかかり、医療でも効果がなかった。それで肌につけているお守りで眼をなで一心に朝夕真言を唱えると、不思議に全快した。
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(ゾクシン),(シノゼンチョウ) 1933年 新潟県 病人が手鏡すると近いうちに死ぬ。
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