(ゾクシン),レイカン 1998年 静岡県 小指が薬指の第一関節よりも長いと霊感がある。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ユウレイ 1998年 静岡県 左手の小指が薬指の第一関節よりも長いと幽霊を見る。
類似事例 |
|
コンパク 1977年 左右の手の親指の爪の付け根から魂魄は出入りする。だから恐ろしい眼にあったら親指を握って隠す。
類似事例 |
|
マショウノヒ 1965年 長崎県 親指を一本立てて見ると、普通の火は指の両側から後光が出るが、魔性の火は隠れて見えない。
類似事例 |
|
テアシニカンスルゾクシン 1956年 宮城県 掌のへこみの深い人は金持ちになる。小指の特に短い人は親と早く別れる。手の指を揃えて伸ばした時に隙間の多い人は親兄弟が離ればなれに住む。手の指のさかむけ(ササクレ)は親不孝、など。
類似事例 |
|
ゾクシン 1999年 栃木県 お墓の横を通る時、親指をお墓に向けると、父親に何かが起こり、人差し指だと母親に何かが起こり、中指は、兄か姉、薬指は弟か妹、小指は自分に災いが起こる。
類似事例 |
|
カッパ ノ イワアナ 1963年 岡山県 河原の大岩のカッパの岩穴に手を入れると、手の長さが倍になる。
類似事例 |
|
セイレイ,シリョウ 1922年 福岡県 豊前では、不断に涙の出るのは生霊がついているしるしで、中高指に脈打つものには死霊がついているのだという俗信がある。
類似事例 |
|
フナダマノサエズリ 1942年 新潟県 船霊の囀りは吉事の前兆である。鈴虫の鳴き声のように聞こえる。
類似事例 |
|
イタチヨセ 1964年 福島県 いたちには神霊があるものとみて、よりと呼ばれる神のよりましとする。法印や特殊な祈祷にその神霊をつかせ、ご神託をきき、病状や天候、作物の豊凶を占う。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ヒトダマ 1982年 群馬県 俗信一束。人魂を見ると長命、など。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1977年 青森県 予兆や吉凶などの俗信。
類似事例 |
|
イシカンノン,ヒカルタマ 1984年 長野県 尼僧が石を拾おうとしたが、小さいのに持ち上げられない石があった。その石から夜に青い光が出るので村人は怖がった。庄屋の主人の夢に老人が出て、石を手厚く祀るようにと言った。すると石は大きくなっていき、現在では手のいぼに効用があると言う。
類似事例 |
|
ムマ 1977年 俗に手を胸において寝ると夢魔におそわれる。『源氏物語』や『湖月抄』や『俳諧紅梅千句』にある。俗に左右の手の拇指を曲げて他の指で握れば襲われることがないという。それは『病源候論』にある。
類似事例 |
|
(マジナイ) 1957年 山梨県 毛虫に指を指されると指が腐るといわれる。指を年の数だけ叩くとよい。
類似事例 |
|
イソウ,シラヒゲダイミョウジンノヘンゲ 1976年 滋賀県 大女がいる。白髭大明神の変化といわれている。背丈は7尺2寸(約216センチ)、足の大きさ1尺3寸(約39センチ)、手の大きさ1尺(約30センチ)である。全身も骨も立派で、人より力も強く、屈強な男にもまさっている。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ユビ 1998年 静岡県 霊柩車か救急車が通ったときに親指を隠さないと死ぬ。音を聞いても同じ。
類似事例 |
|
イタチヨセ 1967年 福島県 病人の回復や作物の豊凶をいたちの霊力を借りて知るのがいたちよせである。
類似事例 |
|
ユウレイ 1989年 長野県 この世に恨みがあるときには、幽霊になって出てくるという。あるいは、薬師様の周囲を七回半回ると幽霊が出るという。両手を前に上げてたらし、足はなく髪はオッサワラにしていて、墓に出るという。
類似事例 |
|
イチジャマ 1972年 沖縄県 イチジャマ(生悪霊)はご機嫌をとらねばならず、何かを欲しがったら必ずやらねばならない。イチジャマに出くわしたら気付かれない様に人差し指で指してあるけば憑かれるのを防げる。
類似事例 |
|