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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カクレンボ,キエタオンナノコ
1999年 栃木県
小学校で男女がかくれんぼをしていたが、どうしても1人の女の子だけ見つからなかった。結局みんなあきらめて帰った。数年後、小学校の同窓会であの時のメンバーが集まったが、消えた女の子はやはりいなかった。そこで1人の男の子が消えた女の子の名前を呼ぶと「はいーい」と声がして、昔の女の子が現れた。

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ミシラヌコ
1999年 栃木県
放課後、ある女の子が小学校の校庭を歩いていた。すると見知らぬ小学生の女の子にブランコの場所を聞かれた。教えるとその女の子はいつの間にかブランコで遊んでいる。その後、遊戯具の場所を聞かれることが何度かあり、「滑り台はどこ?」と聞かれた時、しつこいと思った女の子は「屋上!」と答えた。見知らぬ女の子は屋上に向かって壁をものすごいスピードで登っていった。
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カッパ
1919年
河童は若い女の子が近づくと、簪などに化けて女の子が気を取られているうちに、その尻を引くという。
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キツネ
1972年 千葉県
話者の家人が用を足しての帰り道、若い女の子と同道した。途中で女の子がむすびを出してきてすすめるので食べたら、女の子はどこかへ歩いていき、自分もあっちこっち歩かされた。
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カミノナガイオンナノコ
1984年 秋田県
昭和57年に、ある旧家の土蔵から髪の長い女の子がでるというので祈祷に行って来た。その後、女の子は出なくなったようだ。
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ナガレボトケ
1990年 香川県
船が沈没するとき、お父さんが女の子を抱えて逃げた。けれども潮の流れが早く、女の子と離れてしまった。息子が潜水したら、沈んだ船の天上に女の子がくっついていたので、抱え上った。死人を上げたその年は漁が良かった。
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タヌキ
1981年 埼玉県
川越の城下である所沢や高崎あたりに、ある夫婦と5・6歳ほどの女の子がいた。この女の子は天才的な紙切りの芸を持っており、行く先々で多くの金銭をもらっていた。ただしあるとき猛犬が女の子を襲い、ついに殺してしまったのだが、死骸は狸になっていたという。
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ダイジャ
1936年 新潟県
女の子が食事を持っていく途中で小さな蛇と会い、それが大蛇になって女の子は飲み込まれてしまった。食事が届かないので、大人達が見に行くと大蛇が居た。その膨れた腹を切ってみると女の子がいた。この子は禿げたが生き延び、大蛇の腹の中は熱湯だったと語った。
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オンナノコノカオ
1986年 東京都
テストでカンニングをして答案用紙を取り上げられた女の子が井戸に身を投げて自殺した。それから、その井戸を覗くと水面に死んだ女の子の顔が映り、「テスト返せ」と呼ぶ。同じクラスの女の子が自分の家の井戸の水を汲もうとした時も、水面に女の子の顔が映り、「テスト返せ」と叫んだ。
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ムジナ
1993年 新潟県
狢にだまされた小学校6年生ぐらいの女の子が一晩中畑を歩いていて、とうとう命をとられた。
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(ゾクシン)
1986年 愛媛県
出産に関する俗信。おなかの右に寄ったら男の子、左に寄ったら女の子が生まれる。妊婦の顔がぎすうなると(きつくなると)男の子、やさしいと女の子が生まれる、などという。
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ダイジャ
1993年 埼玉県
子供がいない夫婦が、お諏訪様にお参りをして、女の子を授かった。15歳になった時、その子は諏訪に行くと言い出した。夫婦は不思議に思いながらお祝いをして送り出すと、女の子は池の所で大蛇になった。
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(シンダハハオヤ)
1973年 三重県
男の子が3人、女の子が2人いる家に後妻が来た。その後妻は子供たちをいじめ、男の子たちは分家させ、女の子たちは嫁に出した。後妻は糸をかけることを教えなかったので、嫁入り先で困っていると、死んだ母親が出てきてやり方を教えてくれたという。
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ザシキオボコ
1982年 宮城県
公民館はもともとは小学校で、そこに座敷オボコが出た。おかっぱ姿の女の子で、部屋を掃く音や影や姿を聞いたり見たりした人がいる。
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ユウレイ,カイイ
1996年 栃木県
夜当番をしていた先生が、理科室で塩酸実験をする女の子に会う。女の子は顔が塩酸で溶けていた。
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オカンババア
1933年 長野県
村の12、3歳になる女の子がおかん婆ァにさらわれた。村中大騒ぎしたが見つからなかった。4、5日後近所の岩の上に弱りきって立っているのが見つかった。
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カマイタチ
1996年 新潟県
小さい女の子が、鎌鼬にひざを切られたこともある。
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センサマ
1986年 東京都
6年生の理科の時間、1人の女の子が急に倒れた。クラスの十数人の女の子が「せんさまに取り憑かれた」と口をそろえていった。せんさまとは占い遊びの一種である。
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チャヲノンデハランダハナシ
1932年 富山県
川沿いの家に旅の僧が立ち寄り、茶を飲んで去った。家の娘は、眉目美しい僧に心引かれて慕うあまり、僧の飲み残した茶を飲んだ。やがて娘は身に覚えのない子を宿し、女の子を産んだ。3年後、僧が再び訪れたが、女の子を見ると呪いを誦し、頭から踵まで3度撫でた。女の子は泡となって消え、僧は泡を川に捨てた。以来、その川は子撫川と呼ばれたという。
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ユウレイ,カイイ
1996年 栃木県
音楽室の窓から落ちて死んだバレー部の女の子が、同じバレー部の女の子たちが怖い話をするたび避雷針を揺らす。
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カラワンベー,(カッパ)
1989年 長野県
大正時代の終わりごろ、尋常小学校二年のおせんという女の子が橋から落ちて流されて死んだ。村人たちは、カラワンベーに引き込まれたのだと言った。
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フタゴ,ウマレカワリ,(ゾクシン)
1916年 大阪府
双子が男の子と女の子であることを畜生腹と言い、前世に心中した者の生まれ変わりだとも言う。
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