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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ゴゼンブチ,オリヒメ
1936年 福島県
木を伐っている時、山刀を淵に落としたのがきっかけで水中に入ると御殿があって、織姫が機を織っていた。そこで過ごしてもとの世界に帰ると、3年の月日が流れていた。

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リュウグウ
1967年 福島県
川に鍬を落として、水底に探しに入ると、とうとう竜宮まできてしまった。そこでは美しいお姫様がひとりで機を織っていた。久しく待っていると、たいそうなもてなしを受けたが、家のことが心配になり、3日でいとまごいをして腰元に道まで送ってもらって村に帰ったら、5年もたっていた。それから記念のために機織り御前の社を建てたという。
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ハタオリヒメ
1986年 埼玉県
木こりが誤って淵に斧を落とし、淵の中へ取りに行くとお姫さまが機を織っていて、帰りに土産をくれた。
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ハタオリヒメ
1986年 埼玉県
木こりが誤って淵に斧を落とし、淵の中へ取りに行くとお姫さまが機を織っていて、帰りに土産をくれた。
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ウツクシイオヒメサマ
1939年 山梨県
木樵の爺が、淵に落とした斧を求め飛び込むと美しいお姫さまが機織りをしていた。三日ほどして機の管をもらって家に帰ると自分の三回忌の法事をしていた。管は糸の減らない不思議なものだったが事情を口外すると糸は出なくなった。
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サメ
1933年 福島県
樵夫が淵に山刀を落とした。すると美しい姫が波の上に立って現れ、樵夫を淵の中の御殿に案内した。そこで樵夫は楽しく3日過ごした。帰るとき決して口外しないように口止めされた。家に帰ると樵夫の三回忌をしていた。帰ってきたので酒宴になり、樵夫はついしゃべってしまった。翌朝、喉に鮫の歯形を残して死んでいた。
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〔シチガフチ〕
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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〔セイタガブチ〕
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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リウゴブチ
1986年 大分県
斧や鉈を落したので取りに潜ると,女性が機を織っていた。
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ヒメ
1973年 島根県
姫が淵は、淵の底で姫が機を織っていると伝えられている。淵に石を投げ入れると雨が降る。また、淵を干したら大雨になったという。
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ハタゴガイケ
1979年 岐阜県
昔、器量のよい機織娘が殿様にみそめられ、無理やり城に連れ帰ろうとした。娘は嫌がり翌日近くの池に入水した。それからこの池では「カタン、コトン」と機を織る音が聞こえる。
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(ワンカシブチ),オヒメサマ
1991年 山梨県
ある男が、あやまってかま淵に斧を落とし水をくぐって取りに行くと、淵の中でお姫様が機を織っていた。落とした斧のほかに1本の木管を持って帰り、それをもって淵の岸に立ってほしい物の名前を言って頼むと何でも貸してくれた。この淵は膳椀も貸してくれたが、お姫様から鶏の声をさせてくれるなといわれたのを忘れ、鶏を飼ったためにその後は貸してくれなくなった。
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オンナ,ヤマンバ
1928年 愛知県
機織淵には昔、淵に臨んで高くそびえる岩の上で女が機を織っていた話がある。幾日も続いたので、村人が多勢見物した。機を織り終わると、淵の底へ入ってしまった。
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チキリフチ
1978年 広島県
豪族の娘が敵に追われて入水した。今でも機を織っている音が聞える。
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ゴゼンサマ
1967年 福島県
乙女淵とか御前淵と呼ばれているところで、昔、大家の娘が紅花を摘みに行って、水鏡で自分の顔を見ていたら、御前様にみいられ淵の中に引き込まれた。その後、ある男が淵に鉈を落とした。鉈の柄が近くに見えているので取りに入ったら、前にいなくなった大家の娘が機を織っていた。娘は、ここにいることを誰にも話さないでくれと、布をくれた。男が淵から上がると3年が過ぎていて、家では三回忌が行われていた。もらった布はいくら切ってもなくならず、どこまであるのかとほぐしたら、そのとたん男は死んだ。盆の16日はこの淵へ流し機といって、機をつくり流すという。これをしなければケチがつくといわれ、どんなことがあってもやらなければならないといっている。
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ゴゼンブチ,オーヤサノオトメサン
1956年 福島県
娘がベンバナを摘みに行って御前様に魅入られて引き込まれた。その後ある男がその淵に鉈を落として取りに潜るとその娘がいて機を織っていた。口止めされて、機を持たされて帰らされた。その布はいくら切っても無くならないので、不思議に思ってほぐしたらほぐしきったとたんに男は死んだ。盆の16日にはその淵に流しバタをしないとケチがつくという。
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テンニョ
1929年 岩手県
昔、沼のほとりで天女が水浴びしているところを見た男は、近くに掛けてあった羽衣を盗んだ。天女は泣いて男の跡を追い、沼のほとりの小屋で蓮糸で曼荼羅を織った。天女はやがて天に帰れるようになったが、天女が毎日機を織っていたので綾織という村の名になった。
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サメ,ワニ
1936年 福島県
淵に斧を落としてしまい、呆然と佇んでいると、水面から鮫が現れて一緒に探してくれると言う。鮫に誘われて水中に行くと御殿があり、饗応を受けた。鮫は金・銀・よごれた斧を順に出し、爺さんは正直に自分の斧を選んだ。鮫は正直を喜び金・銀の斧も爺さんに渡した。爺さんが家に帰ってみると3年の月日が経っていた。鮫の教えを破って水中のことを皆に話すと、爺さんは淵の底に沈んだ。これは鰐の話としても語られる。
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コウヤケノフチ,ダイジャ
1963年 愛媛県
黒蔵の関助が木を伐っていると斧が飛び、中の川谷にある公焼の淵に沈んだ。斧を取りに淵底に行くと御殿があり、姫が斧を返してくれた。以来、姫は毎年土佐へ向かう途中、必ず関助の家で一泊するようになったが、部屋を覗くことは禁じられていた。ある年、関助が禁を破り部屋を覗くと、部屋いっぱいに大蛇がいた。姫は二度と会わないと言い残して去り、関助の家はその後没落した。
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ハタオリゴゼン,オリヒメ
1967年 福島県
機織り御前は、領主畠山高国がこの地で猟をした時、天から降った織り姫に出会い結婚し、松若丸の7歳の時に、母の織り姫は再び天に帰り、後にこの社を建てて祭ることになったという。
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ツルニョウボウ
1934年 新潟県
昔々、山奥にいた狩人がどこからか訪ねてきた美しい女を嫁にもらった。女は暇さえあればキリキリシャンシャンと機を織っていた。秋の初め頃、布が出来上がり、天女の羽衣と言われ、お城のお姫様が買った。家に帰ると女はいなくなっていていた。狩人は百姓になり、ある日山深くに行くと、松の木の上に羽毛が1本もない鶴がいて、懐かしげに見下ろしていた。
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