メイドウ,ホウリキ 2001年 奈良県 出生時から神仏の加護を受けている中将姫は、度重なる継母の企みを免れ、13歳の時に勅命により龍田川の鳴動を止める。出家の後盗賊教化や幽霊済度、衆生済度などを行い、多くの人が中将姫のもとで出家をする。
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(ホトケノカゴ) 2004年 盗賊が中将姫の庵を襲おうとしたが,仏が姫の周りを護っていたため果たせなかった。
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(カミノコエ) 2004年 三重県 中将姫が伊勢神宮に参詣すると,神殿の中から声がした。
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ホウリキ 2004年 中将姫は,継母の怨念を度々法力で退けた。
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モウシゴ 2004年 奈良県 中将姫は長谷寺の申し子で,姫が3歳になった時夫婦のどちらかが死ぬといわれていた。出生の時には産室が光り輝き,薫香が薫った。また,その夜帝に夢告があり,僧に現じた千手観音が中将姫誕生の意義を説いた。姫は2歳の初言で女人成仏を予言し,3歳で勢至菩薩から直接仏道を伝授された。
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ニュウバイ 1983年 兵庫県 丹生山田に入梅氏の者がいて、その先祖が、時の右大臣豊成公の娘・白滝姫(中将姫の姉)に恋をしたが、豊成公は身分の不釣り合いを思い、姫からの和歌の返歌次第とした。しかしその返歌の出来が良かったので姫を嫁がせ、天国の刀を添えて送った。彼は姫を弁天に、天国を神体として祀り、入梅となるとこの社の下から水がわき出るという。
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リウジン,アメヤミノウタ,マガオ 1980年 静岡県 ある年、俳諧の名人であった真顔が、門人と大井川のほとりに宿したとき、外は大雨が連日続いた。そこで皆で天やみの歌を詠み、龍神に供え、もし止むならば誰の歌によるものかを評しようということになった。するとその夜のうちに雨は止んだ。翌朝皆の歌を見てみると、真顔の歌が極めて優れていたので、止雨は彼のお蔭ということになった。
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ブツバツ 2004年 中将姫の生母紫前は,姫を養育したので本来の寿命よりも2年多く生きた。しかし仏罰を受けて死んだ。紫前は中将姫の授けた念仏によって極楽に往生した。
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アミダ 2001年 奈良県 16歳になった中将姫は后に定まるが、継母のあさましい最後に発心の思いを強め、当麻寺で出家する。姫は念力の効力により正身の阿弥陀如来の来迎を願う。6日目に尼と現じた阿弥陀如来が来迎し、曼荼羅が出来上がる。
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ダイジャ 2001年 奈良県 宝亀6年4月13日に、中将姫が往生の前日に説法をしていると継母が大蛇となって説法を妨げが、姫の念仏により成仏する。姫は予告どおり、翌日往生する。
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ワカノトク,スミヨシミョウジン 1974年 大阪府 和歌は天地を動かし、鬼神を感応せしめる。昔ある者が住吉へ行幸した際、「我見ても久しく成ぬ住吉の岸の姫松幾世へぬらん」と詠むと、明神が現れて「むつましと君はしら波瑞籬の久しき世よりいはひ初めてき」と詠んだという。歌に感得があり、明神が現れたのだ。
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ライゴウ 2001年 奈良県 中将姫は当麻寺で出家し,念仏の功力によって正身の弥陀如来の来迎を願う。すると6日目の尼に現じた阿弥陀が来迎し,曼荼羅が出来上がった。
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ダイジャ,ヒメ 1929年 新潟県 昔村松藩の勇士が大蛇を見ようとして池に潜った。池の底には竜宮のような宮殿があって、金装をまとった麗姫が踊っていた。武士を見た姫は驚き、見られたのでこの池にはいられないといって、武士を案内して待遇し、帰した。その夕刻に暴風があって、これが大蛇のお怒りだろうといった。その後、その大蛇は堺家の若殿の妻になり、子を産んだ。坂井家の主人は代々、脇の下に蛇の鱗が3枚あるという。
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キズイ 2004年 中将姫が弥陀を念ずると,曼荼羅の仏達が皆光明を放ち,殿舎楼閣が皆金色となった。
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タケベラタロウ 1956年 宮城県 昔、巡礼の和尚さんがある村に入ると、1人の娘を真ん中にして家内中泣いている家があった。毎年秋の稔りのとき、向こうの山の神様に若い娘を人身御供として供えねば、田も畠も荒らされる、今年はこの家の番だという。和尚さんがその山の社に隠れていると、夜になって大勢の者がやってくる音がして「あのことこのこと聞かせんな。竹箆太郎に聞かせんな。近江の国の長浜の、竹箆太郎に聞かせんな。」と歌う。和尚さんは近江の国へ捜しに行くと、竹箆太郎とは小牛のようなブチ犬だった。和尚さんは竹箆太郎を連れて帰ってきて娘の身代りに長持の中へ入り、やってきた者たちと対決した。翌朝村人たちが行ってみると多くの猿が死んでおり、針金のような毛をした一番大きな猿が竹箆太郎にのどを深く噛み切られて死んでいた。それからはみんな安心して暮らすことが出来た。
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(キョウガソウニナル) 2004年 瀬雲追善のため中将姫が十巻の経を書写すると,それが十人の貴僧となって地獄に落ちていた瀬雲を極楽に救い上げた。
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ヒョウスボ,カッパ,ダイジャ 1992年 宮崎県 中山神社の神主・金丸氏の武士が河童に頼まれて、河童の子を飲む大蛇を退治した。河童は金丸一党にはわるさをしないと約束した。だから門川の人は「金丸一党じゃ、わるさをしやんな」といって川に入る慣わしである。
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ヒョウスボドン 1992年 宮崎県 中山神社の神主・金丸氏の武士が河童に頼まれて、河童の子を飲む大蛇を退治した。河童は金丸一党にはわるさをしないと約束した。だから門川の人は「金丸一党じゃ、わるさをしやんな」といって川に入る慣わしである。
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ワカノトク,ノウインホウシ 1974年 愛媛県 和歌は天地を動かし、鬼神を感応せしめる。伊予守実綱が太山祇社で雨乞いの際に、能因法師が「天河苗代水に塞きくだせ天下ります神ならば神」と詠んだところ、たちまち大雨が降り続いたという。
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ナナフシギ 1916年 山形県 源翁和尚の徳を慕って、山神が誓いを立てた。故に、火事、盗賊の障りがないと云う。
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