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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ライゴウ
2001年 奈良県
中将姫は当麻寺で出家し,念仏の功力によって正身の弥陀如来の来迎を願う。すると6日目の尼に現じた阿弥陀が来迎し,曼荼羅が出来上がった。

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アミダ
2001年 奈良県
16歳になった中将姫は后に定まるが、継母のあさましい最後に発心の思いを強め、当麻寺で出家する。姫は念力の効力により正身の阿弥陀如来の来迎を願う。6日目に尼と現じた阿弥陀如来が来迎し、曼荼羅が出来上がる。
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キズイ
2004年
中将姫が弥陀を念ずると,曼荼羅の仏達が皆光明を放ち,殿舎楼閣が皆金色となった。
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モウシゴ
2004年 奈良県
中将姫は長谷寺の申し子で,姫が3歳になった時夫婦のどちらかが死ぬといわれていた。出生の時には産室が光り輝き,薫香が薫った。また,その夜帝に夢告があり,僧に現じた千手観音が中将姫誕生の意義を説いた。姫は2歳の初言で女人成仏を予言し,3歳で勢至菩薩から直接仏道を伝授された。
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メイドウ,ホウリキ
2001年 奈良県
出生時から神仏の加護を受けている中将姫は、度重なる継母の企みを免れ、13歳の時に勅命により龍田川の鳴動を止める。出家の後盗賊教化や幽霊済度、衆生済度などを行い、多くの人が中将姫のもとで出家をする。
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ダイジャ
2001年 奈良県
宝亀6年4月13日に、中将姫が往生の前日に説法をしていると継母が大蛇となって説法を妨げが、姫の念仏により成仏する。姫は予告どおり、翌日往生する。
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ホッショウダイゼンニノレイ,ボウレイ,ノリウツリ,(レイジ),(オツゲ)
1974年 千葉県
応永年に中村家の娘に法性寺の建立者北条時頼の娘桐姫である大禅尼の霊が乗移り、寺の和尚に「我が生前の女人としての不浄けがれの為、血の池地獄で苦しんでいる。どうか血盆経を授けて救ってほしい」と懇願して来た。和尚が本尊の地蔵菩薩に祈ると満願の日老僧が現れ、そのお告げに従い東方の湖水に行くと空中に花が降り蓮台に座した血盆経があらわれそれを読誦すると亡霊である尼と女人らは成仏することとなった。
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(ホトケノカゴ)
2004年
盗賊が中将姫の庵を襲おうとしたが,仏が姫の周りを護っていたため果たせなかった。
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ニュウバイ
1983年 兵庫県
丹生山田に入梅氏の者がいて、その先祖が、時の右大臣豊成公の娘・白滝姫(中将姫の姉)に恋をしたが、豊成公は身分の不釣り合いを思い、姫からの和歌の返歌次第とした。しかしその返歌の出来が良かったので姫を嫁がせ、天国の刀を添えて送った。彼は姫を弁天に、天国を神体として祀り、入梅となるとこの社の下から水がわき出るという。
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ニチレンショウニン,ヒチメンミョウジン
1989年 山梨県
日蓮上人は説教石に上がり、9年間身延山で修行をしていた。たくさんの人が集まってきたら、大層美しいお姫さんが側で座っている。それをみた荒武者みたいな人たちが、生臭坊主だといったので、日蓮上人が、姿を現してみなさいといって、蓮の葉の池にあった水をたらしてやったら煙が出てきて大きな蛇になりとぐろを巻き、また煙が出てきて消えた。日蓮上人は、「あれは七面明神といって、20里先の山のお池に住むものだ」といったので、みんなびっくりした。
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ダイジャ,ナハハチロウ
1982年 群馬県
みどろが池の大蛇が毎年暴れて洪水を出すので人身御供に娘を出していた。小幡氏の娘、梅津姫が人身御供になったとき、公家の若様が通りかかり、二人で池の岩屋に行った。若君が問い掛けると大蛇は「私は那波八郎という者で、榛名の郡司の若者だったが、兄弟に図られた恨みで蛇になったのだ」と言ったので、2人でお経を唱えると、蛇は成仏して那波大明神になった。若君は姫と結ばれ、2人は白倉神社に祀られた。
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ハチメンダイオウ,オニ,ヤマドリ,(ユメノオツゲ)
1990年 長野県
有明山のふもとに住む弥左衛門は息子の弥助が幼いうちに八面大王という鬼にさらわれた。立派に成長した弥助はあるとき大きな山鳥を助けた。それから3日して弥助は美しい娘を娶った。そのうちまた八面大王が暴れ始めた。坂上田村麻呂が観音堂で祈ったところ、特定の山鳥の尾を矢にするよう言われた。その話を聞いた弥助は悩んだが、嫁がそれを持ってきた。嫁は山鳥の化身であり、その後姿を消した。その矢で八面大王は退治された。
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アミダブツ
2002年
嵯峨天皇の時、三条中将という人がいた。子がなく、北の方と願を興し、子を授かれば3寸の金の阿弥陀仏などをつくることを誓う。しばらくして女子を授かる。北の方は姫君が7歳のときに亡くなり、中将は後妻を迎える。その後妻の策により姫君は殺されそうになるが、金色の阿弥陀仏が身代りになり助かる。
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ホトケ
1974年 茨城県
修行熱心な法師がいた。丈六阿弥陀を造ると側の障子に阿弥陀の影が現れた。百姓の家で通夜をしていると障子に丈六の尊像が現れた。また法師の左耳から仏像のような舎利が出てきた。
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(キョウガソウニナル)
2004年
瀬雲追善のため中将姫が十巻の経を書写すると,それが十人の貴僧となって地獄に落ちていた瀬雲を極楽に救い上げた。
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アミダブツ
2002年 神奈川県
鎌倉のある人に仕える女がいた。いつも南無阿弥陀仏と言っていたが、ある時正月に客人来て祝おうとしているところで、南無阿弥陀仏と言った。主人は怒り、カリマタを焼いて女の顔に焼き印をつけ勘当した。しかし女は事も無く立っていて、顔を見ても先ほどの跡もない。女に「勘当したのになぜいるのか」と問うと、「そんな覚えはない」という。不思議に思い日をすごしていて、ふと持仏堂を見ると、金色の阿弥陀仏の顔にカリマタの火印の型があった。主人はこれを見て出家発心した。
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チュウホウソンジャ,テング
1935年 群馬県
龍華院弥勒寺(迦葉山)で、900年ほど前に中興の天巽禅師に師事した中峰という神童がいた。天巽が大法を大盛禅師に伝え、後に憂いがないのを見定めて、中峰は「我釈迦の化身にして既に権化の業を了せり自今上天して末世の衆生を抜苦興楽せしめん」といって両禅師に別れを告げ、案山が峰から昇天したという。当地の天狗面は中峰尊者をかたどったものという。
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アミダサン
1990年 山梨県
湯ノ平へ嫁に来た娘は阿弥陀さんを信仰していたが、夢に親らん上人が書いたという阿弥陀さんを見て、嫁へ来た所に持っていって信仰しなさいといわれたので、釜口へもってきた。
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オニ,ユウレイ
1979年 岐阜県
昔一人の僧が美濃の国、今須の村にさしかかり、一夜の宿を乞うたが、どこの家でも断られた。仕方なく村のはずれの、墓場の六体地蔵の影で一夜を過ごすことにした。夜になると鬼が5、6匹出てきて、妙という老婆の幽霊をいじめるのを目撃した。僧はどこかの家で成仏できない人がいるのではと考え、一軒一軒尋ねると庄屋の母親であることが分かった。その老婆は生前欲深く村人に恨まれていたため、成仏できないのだろうということになり、僧は供養の為にお寺を建てさせた。その後鬼や老婆の幽霊は出なくなったという。
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エンノギョウジャ,シテンノウノゾウ
1929年 奈良県
当麻の寺は聖徳太子の命によって麻呂親王が建立した。その後61年たって親王の夢想に従って、伽藍の地を役の行者練行の地に移した。行者の祈願力によって百済から四天王像が飛来して、金堂に着座した。堂の前にある石は、行者が法を厳修している時に一言主神がやって来て座した石だといわれている
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ハチメンダイオウ,オニ
1990年 長野県
有明山のふもとに住んでいた弥左衛門は薬草を採りに行って、そのまま八面大王という鬼にさらわれた。妻は1人で幼い息子の弥助を育て、弥助はやがて立派に成長した。ある年、弥助は大きな山鳥を助けてやった。それから3日、美しい娘と知り合った弥助は、その娘を嫁にした。春になると、また八面大王が暴れるようになり、坂上田村麻呂がそれを征伐しにきた。
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