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検索対象事例

ナンセイノカド
1977年 秋田県
南西の角に窓をつけると、病人が絶えなくなるという。

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フクノカミ
1977年 秋田県
北西の角に窓をつけると、福の神がでてゆくという。
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タマシイ
1964年 滋賀県
死にそうな病人が「窓を開けてくれ」と頼んだときに窓を開けると、魂が飛んでいってしまう。
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イバラ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
本屋より東へ茨を植えると病人が絶えない。
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イドニカンスルゾクシン
1940年 神奈川県
井戸を屋内に設けると、病人が出るという。また、便所の側には南天を植える。卒倒した時に、南天に指先や着物の端がふれると命が助かるためだという。
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キモン
1977年 秋田県
鬼門に入り口や戸口をつけてはいけない。つけると病人が続出してしまう。
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ヌエ
1982年 群馬県
病人が死にそうなときはヌエが屋根の上に来て狙っているので、屋根に登って病人の名を呼びながら太鼓を叩けば助かる。
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キリカブニウタレテイタクギ
1983年 福島県
境を決めるために切り株に釘を打ち付けて割ったところ、割った家に次々と病人が出た。切り株に打ってあった3寸釘5本を抜くと、病人はよくなった。つい近年のことである。
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ビワ,ビョウニン,(ゾクシン)
1916年 岐阜県
枇杷の木を庭に生やすと病人が絶えない。
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イド,カナモノ,ビョウニン,(ゾクシン)
1916年 岐阜県
井戸に金物を落とすと病人ができる。
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ツキモノ
1963年 秋田県
以前は病人がでると大抵憑き物のせいとなった。「全部憑き物が食べてしまうから」と病人に何も食べさせず、枕もとでナンバや葱など臭いものを始終焼いたものだ。
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シンリョウジョノカイダン
1971年 鹿児島県
診療所で深夜に若い足の見えない白衣の看護婦や、若いガウンを着た足の無い医師が出る。また、深夜の急患の知らせに診療所に向かう保健婦が西の空に流れ星を見ると必ず人が死ぬ。深夜人の呼ぶ声がして戸を開けてみても人影がないというようなことがあるときは十日以内に必ず人が死んでいる。診療所の隣の無人のはずの医師住宅では深夜勝手に戸の閉まる音がしたり、屠殺場から豚の悲鳴が聞こえてきたり、鍵のかかっている診療所から電話がかかってくることもあった。
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シチニンミサキ
1943年 高知県
七人みさきに限らず、戸外で病気になって帰ってきたときには、病人を戸口に立たせておいて、後ろから蓑で仰いで入れる。家に入るときに本人が後ろを振り向くのを禁忌としている。
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テンビ
1938年 佐賀県
天火が家に入ると、病人ができるというので、鉦を叩いて追い出すという。あるいは単に天気が良くなるとも言ったという。
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(ゾクシン),カラス
1935年 島根県
病人のいる家の棟で烏が鳴いたら、その病人は死ぬという。
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キツネ
1995年 群馬県
病人が寝るときは狐が出入りするように、布団をあけておく。狐によって死んだ人の横っ腹には穴があいていて、布団のしたは毛だらけになっている。
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オイヌサマ
1987年 長野県
三峯様のお犬様を借りてきて縁側に箱を下ろすと,どさっと重い音がして病人が治った。
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ニチレンサマ,(キトウシ),オイナリサマ
1989年 長野県
祈とう師のことをニチレンサマという。ある家で病人が出たりと不幸が続くので、ニチレンサマに見てもらうと、「お稲荷様の祠が鬼門にあるので、戌亥の方角に移せ」と言われ、その通りにすると以後悪いことが起こらなくなったという。
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キツネ
1959年 宮城県
爺が壁に叩き付けた狐を女狐がくわえて外に出た。以来夜になると2階の養蚕部屋で狐が騒ぐようになり、すると必ず病人が出るようになった。爺や息子はそのために死んだ。三代目もそれが元で死んだが火葬にしたら狐は出なくなった。
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シニジラメ,マミヤノナカノシラメ
1984年 新潟県
臨終間近になって、病人が死に水を望むようになると、昔はよく逆さにはうシニジラメが襟のあたりにたった。病人がその襟のあたりをかくようになると、その人は助からぬといい、病人が目をきるとそのシラメやマミヤの中のシラメがどことなく姿を消したという。
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カニ,(ゾクシン)
1933年 鳥取県
鳥取県気高郡大和村では、縁の下にかにが入り込むと、その家は病人が絶えないという。
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