キモン 1977年 秋田県 鬼門に神や仏を祭ってはいけない。不具者が続出する。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたときはなめくじをつけ、後で塩をつける。
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ナンセイノカド 1977年 秋田県 南西の角に窓をつけると、病人が絶えなくなるという。
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ヒトツメコゾウ 1977年 神奈川県 一つ目小僧がくるといって、2月8日には、ヒイラギに魚の頭をつけて戸口にさしておいた。
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コンジン 1960年 宮崎県 コンジン(金神)は鬼門を守る神様である。
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ヒノタマ,(ゾクシン) 1989年 長野県 ヒノタマが病人の家から出ると、その病人は死ぬという。
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オニ 1980年 和歌山県 ヒイラギの崎にイワシの頭をつけて、入り口にさしておくと、鬼は家に寄り付かない。
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ダイトウジノビョウニンダ 1985年 茨城県 伊勢屋という富商に病人が続出し加治祈祷をしてもらったが、最後には破産して家が潰れてしまった為、その怨念が留まっている。その伊勢屋の旧地を作ると、目患や病人が出ると誰も作る者もなかった。
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フナユウレイ 1976年 大分県 船幽霊につけられたという話があるという。
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セイレイ 1922年 佐賀県 茶の実で作った油を頭につけると、つけた人の生霊が他人につくといい、これを嫌う。
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ダイクノニョウボウ 1988年 埼玉県 門の柱を短く切ってしまった大工が、女房の助言を得てその通りにしたが、口止めのために女房を殺してしまった。しかし夜になると鬼門から女性が出てくる夢を見るようになった。それから大工は鬼門の方角に矢を向け、女性に似せた姿を角材で作るようになった。
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キモン,エンジュ,サイヤク,(ゾクシン) 1915年 群馬県 鬼門に槐の木を植えると災厄がこないといわれている。
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キモン,マワリコンジン,(ゾクシン) 1933年 兵庫県 飾磨郡では、鬼門・裏鬼門や廻り金神の方角に建築してはいけない、家に病が絶えない、という。
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(ゾクシン),カラス 1935年 島根県 病人のいる家の棟で烏が鳴いたら、その病人は死ぬという。
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オニ 2004年 「汗穴」を「鬼門」と言う。鬼は汗腺から体に入る。
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ネコ 1973年 鳥取県 普通の猫は開いた戸口の柱に体をすり寄せるように入ってくるが、化けるようになった猫は開いている戸口の真ん中を通る。
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(ウマレカワリ) 1982年 群馬県 大尽の家が印をつけて埋葬したら、貧乏な家の子になって生まれてきた。そういうことはしてはいけない。
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キツネ,アカリ 1972年 千葉県 夕方、狐が灯りをつけることがある。
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ムカエニクルフネ 1990年 高知県 病人が死ぬときには、きれいな船が迎えに来る。来たらその病人は死ぬ。
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コウジン 1972年 長崎県 荒神は家を守る神。旅に出るときに、額に荒神様の灰を付けていくと怪我をしないという。戸口を守らすといって、荒神様は常に戸口を向けておくという。カマドの前のある場所は女性は通ってはいけないという。
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ノツゴ 1959年 愛媛県 山犬のほかに夜雀やノツゴも人をつける。ノツゴにつけられるとひもじくなるが、何か少し食べるとついたものが安心する。また、子供が野で泣いたりすると「ノツゴにつけられた」という。
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