(ゾクシン) 1982年 新潟県 馬頭観音はムラ内に悪霊悪疫を入れない境の神としてだけでなく、ムラの神まつりの場としての意味もある。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 題目塔はムラ内に悪霊悪疫を入れない境の神としてだけでなく、ムラの神まつりの場としての意味もある。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 ムラ内に悪霊悪疫を入れないように、防塞に道祖神、つまりサイの神や地蔵をまつる所が多い。
類似事例 |
|
アクリョウ,アジ 1972年 沖縄県 産室に〆縄を張る事や、産室の入り口に十文字の竹を掛けておくアジにより、赤子を奪おうとする悪霊が近づかない様にする。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1999年 岐阜県 中山神社で配布する犬の像の札は、家の入口や裏口に張るが、決して屋内には張らない。この札は、家の災難から守ってくれるという。
類似事例 |
|
エキビョウヨケ 2000年 富山県 風邪・赤痢・麻疹等の厄病除けに手形を張り、悪疫が屋内に入るのを防いだ。
類似事例 |
|
テントバナ 1984年 福井県 テントバナに関する俗信、利用方法など。
類似事例 |
|
アマゴイ,ダイジャ 1973年 富山県 縄が池は雨乞いの池であるが、昔泰澄大師が里人を害していた大蛇を縄で張って閉じ込めた。するとそこが池になった。
類似事例 |
|
イキニュウドウ,ゲイ,ケンモン 1956年 老樹(榎・柳・松・銀杏など)の怪。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 正月の祝いがすむと、お祓いに使った榊に幣をつけて、村の出入口にさし、道切りにしてムラに侵入する悪疫を遮断する呪術をする。
類似事例 |
|
テング,ダイジャ 1940年 京都府 榎か欅の老樹に、かつて天狗か大蛇が巣食っていたという。
類似事例 |
|
クセヤマ 1991年 静岡県 クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。クセ山をムラの共有地にしたら、ムラに不幸が絶えなかったことがある。
類似事例 |
|
テング 1957年 和歌山県 天狗山に霜月7日の祭りが近くなると綱が張られた。天狗のお使いをしている徳蔵が張っているらしかった。
類似事例 |
|
ヘビ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 正月15日に縄を家の中で燃やすと蛇が入ってくる。
類似事例 |
|
ダンジュ 1933年 広島県 光明坊という寺の境内に法然が植えた檀樹の老樹があった。この木の陰で作物が不出来になるので、百姓が枝を伐りにいったが、昨夜まで地面近く覆っていた老樹の枝が、はるか上方へ向き直っていた。
類似事例 |
|
ヤクビョウガミ,アクビョウ,(ゾクシン) 1933年 埼玉県 家の入口に粟を撒いておけば、悪病(疫病神)が入らないという。
類似事例 |
|
カヤ 1916年 千葉県 3人で蚊帳を張ると化物が出る。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1984年 新潟県 海辺で水面に火の玉を見た人がいて、それから間もなくムラの老人が死んだ。
類似事例 |
|
タヌキイシ 1952年 三重県 石を利用しようとしたところ、石が「帰る」と言い出した。驚いて帰したところ、四十貫あった石が軽々運べるようになった。
類似事例 |
|
カゼ 1956年 鹿児島県 奄美大島では、この世には肉眼で見られない諸々の悪霊がいて、それにあたると病気を起こすと信じられていた。「かぜ」はすなわち悪霊であると考えられていた。
類似事例 |
|
アサフジユウナワ 1956年 宮城県 朝に藤を燃やすと、その日一日不自由な目にあう。また、夜に縄を火にくべるのは自分の縄(名は)をくべることになるので、他の縄をくべるのだという。
類似事例 |
|