サンキチサン 1980年 秋田県 三吉さんは武勇に優れた力持ちで、大砲を両手に抱えて歩いたりした。
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サンキチサン 1924年 秋田県 三吉さんは稲庭生まれで、元来小さかったが力が強かった。長年奉公先でつとめたため、主人は暇をとらせ、お前の力で持てるだけのものを与えようと言った。翌朝主人が起きてみると自家の稲が二束しかない。あとは三吉さんがすべて背負っていったのであった。
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(サンキチ) 1981年 秋田県 出羽秋田の山中に住む三吉は神通力がある。ある時三吉が船に乗り、船頭が船賃を要求すると、三吉は走り去り、すぐに帰ってきて船賃を払った。彼によると5里ほど離れた角館までいってきたという。疑う船頭に三吉は袂から女の手を出す。この女は角館で強欲な商いをしていたので引き抜いたという。
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サンキチサン 1980年 秋田県 三吉神社は戦の神様。日清戦争で日本軍が苦戦していたとき、三吉さんが両脇に大砲を抱えて敵に突進した。その勇姿を見た日本軍は奮起して、勝利できたのだと言う。
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(サンキチ) 1981年 秋田県 出羽秋田の山中に住む三吉は神通力がある。ある時三吉が船に乗り、船頭が船賃を要求すると、三吉は少し待てといって走り去り、すぐに帰ってきて船賃を払った。三吉がいうにはここから5里ほど離れた角館までいってきたという。
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ヤマオトコ 1942年 高知県 山男は足跡が6尺もある大男である。
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ヤマオトコ,サンキチ,ミヨシジン 1930年 岩手県 三吉神社に祭られている神様は明治の中頃から霊験あらたかな荒神・軍神として青年男女の参詣が多い。この神様はもと秋田の山男であったと言われ、痩せ型の若い男の姿となって現れるという。秋田に角力が立ったとき、鳥谷ヶ崎という相撲取りと三吉が勝負したが、三吉が負けた。その後、三吉は鳥谷ヶ崎のあとをつけて遂には殺してしまった。日本一を名乗って秋田に入ると必ず三吉が現れ、そのものを倒すという。
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サンキチサマ 1977年 秋田県 戊辰戦争のとき、三吉様が両脇に大砲を抱えて突進し、南の空に雪が降っているように見せて官軍を助けた。
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サンキチノクビ 1968年 三重県 三吉という無頼漢の悪党は神通力を持っていて、役人が捕えに来ると事前に知って逃げたのでなかなか捕えられなかった。しかしとうとう首切りの刑に処されることになり、首が切られるや否やその首は空中に舞い上がり故郷の大西某家の邸内に落下した。大西家と里人は、死んでも故郷に帰ってきた心意気をかって邸内に墓碑をたて手厚く供養した。
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ヤマチチ 1915年 高知県 山父は片手・片足・片目で大きな人だという。
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サンキチサマ 1972年 山形県 六之丞という力持ちの男は諸国の力自慢が集まる場で相撲を取ることになった。六之丞は秋田の三吉を一旦は負かしたが、旅籠で不思議な声を聞き、風呂を片手で持ち上げる奴さんを見て三吉の影におびえ、相撲にも敗れた。
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サンキチサマ 1977年 秋田県 日の下開山という力士が秋田で力自慢をしたら、さほど大きくない男が来て開山を負かした。その男は青竹を潰してまわしにし、四股を踏んだら土俵に穴が開いた。男は三吉様だった。
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チヨキチ 1982年 愛知県 三州賀茂郡一の宮村の千代吉は、4歳とはいえ10歳児のように大きく、顔つきや力も大人並みであった。また大人と十分に会話が出来て、およそ子供とは思えない働きをしたという。
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ヤマワロ 1986年 (判別不能) 津江山の山〓には体毛があり,大男であった。
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サンキチサマ 1987年 山形県 太平山の神様は荒神様で三吉様。杉沢集落のロクノジョウという大男は米1俵を担いだまま山越えする途中に雉を追いかけたほどの力持ちだったが、秋田の相撲大会で勝っていい気になって風呂に入っていたら、小僧が来て風呂桶ごと持ち上げられて掃除されて驚いて、びっくりして夜逃げして帰ってきた。その小僧は三吉様の化身であった。
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イソウ,シラヒゲダイミョウジンノヘンゲ 1976年 滋賀県 大女がいる。白髭大明神の変化といわれている。背丈は7尺2寸(約216センチ)、足の大きさ1尺3寸(約39センチ)、手の大きさ1尺(約30センチ)である。全身も骨も立派で、人より力も強く、屈強な男にもまさっている。
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(オオニョウボウ) 1979年 身の丈7尺2寸で足の長さ1尺3寸、手の長さ1尺、力は男にも勝り白髭大明神の化身であるという江州出身の女がいた。
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サンキチサン 1924年 秋田県 羽後地方には秋田三吉さん信仰がある。三吉さんという神様は時々児童の姿となって現れる。ある相撲取りに飛び入りで勝負を挑んだ小丈の若者は青丈を手でひねって腰に巻くような強力だったが、相撲取りが全力を出すとさすがの若者もたぢたぢとなり、悔し紛れに顔を赤くし、額から小角出したという。これは三吉さんである。
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サンキチサン 1924年 秋田県 三吉ワラワミコは普請のとき一夜のうちに山から材木を運搬してくれたり、維新の戦争では徳川軍に空から大砲をうったりしたという。
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オニノアリサマ 1980年 京都府 三岳山に三岳山頼光一行が登って大江山の鬼の様子を見たという。ゆえにこの山を見立山という。
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