ザシキオボコ 1982年 宮城県 公民館はもともとは小学校で、その宿直室に座敷オボコが出た。火鉢の灰に握りこぶしの小指側くらいの小さな足跡がついたりした。座敷オボコは井戸の霊で、井戸を埋めて供養をしないと出る。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 公民館に座敷オボコが出て、歩いたり掃除をしたりした。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 座敷オボコは学校や役場に夜中出て、鳴き声や足音で人を脅かす。着物を着ていたり、丸坊主だったりと姿は見る人によって違う。小学校の井戸の近くの教室に出た。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 公民館の井戸を埋めたら、座敷おぼこが出て箒とバケツで掃除をした。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 座敷オボコの出る家が馬籠集落にあった。座敷オボコは便所で座っているという。
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ユウレイ 1985年 愛媛県 いまの公民館が昔小学校だった頃、離れの便所に白い幽霊が出た。
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ザシキオボコ,ザシキワラシ 1982年 宮城県 座敷オボコは座敷わらしともいい、座敷に出て外には出ない。おかっぱ頭の女の子で、着物を着て、裾から赤い下着が見えて居る。大人も子どもも見るが、仇はしない。きれい好きで座敷を箒ではいたり、出しっぱなしの箒を元に戻したりする。餅を焦げないように裏返したりする。夜、子どもたちに混じって遊ぶ。ジャンケンではグーしか出さない。負けて頭を叩かれると、カンという音がする。夜、蚊帳の周りに立っていることもある。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 座敷オボコは学校によく出て、宿直の先生にボリッボリッという音を聞かせて驚かした。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 人の家に泊まったとき、夜中に廊下を掃く音がしたのでのぞくと、白い着物を着た子どもがいた。座敷オボコだった。子どもがいたずらをしたときなどは「座敷オボコが来る」と戒められる。
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ザシキワラシ 1993年 岩手県 話者の家には座敷童が出て、夕方頃座敷に居ると、裏座敷でゴトゴト物音をさせた。座敷童は女の子らしいが、見たことはない。
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ヒノタマ 1982年 宮城県 公民館は昔小学校で、そこの井戸におばあさんが落ちて死んだ。それからは夜になると、宿直室に火の玉が出るようになった。火の玉は人が両腕を肩まで上げて肘を折り曲げた形で、部屋の三隅に止まったという。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 座敷オボコは古い寂れた家に出る。晴天には出ず、空模様の悪い物寂しい日に出る。握りこぶしの小指側くらいの、左右が同じな小さな足跡をつける。話者は座敷オボコを4,5回見かけていて、三番叟の姿でヒョコヒョコ床の間に歩いていったと言う。伯父に話したら座敷オボコは無理心中などをした者の霊だと言われた。オガミサマに見てもらったら、「供養して欲しくて出ている。障りはない」と言われた。
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ザシキワラシ 1983年 岩手県 小軽米のある家にいた座敷わらしは女の子で、姿は見せずに歩く音だけ出した。
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トイレノオバケ 1986年 東京都 小学校のトイレの天井に穴があいていた。そこからお化けが出てきてお尻をさわる。お化けは後ろを振り向くと逃げていく。
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ザシキオボコ 1982年 宮城県 夜遊びしての帰り、タマナイ(土間)でザンギリ頭の女の子が掃除用具を持って歩き回っていた。座敷おぼこだった。座敷おぼこの頭を箒で叩くとカーンと鳴るという。
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ザシキボッコ 2000年 岩手県 脇座敷にはザシキボッコという神様が住んでいて、決して人に姿を見せないという。ザシキボッコは小さい子供で、絣の着物を着て、誰かの姿を借りて子供たちに混じって遊んでいることもあるという。
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ムラサキイロノバアサン 1986年 東京都 小学校の女子トイレには、紫色の婆さんが出る。
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カボソ 1990年 香川県 今学校になっているところは森で、そこにお宮さんがあった。私の同級生のお父さんがお酒を飲んで帰るとき、森まで奥さんが迎えに来ていた。そして風呂に入っていたが、目を覚ますと野壷に入っていた。カボソが奥さんに化けていたのだ。
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オショボノコ 1983年 香川県 墓のそばにオショボの子がよく出る屋敷があった。そこの嫁さんが夜便所に行くと、オショボの子が覗いた。我が子かと思って子の名を呼んで外に出たが、姿は見えなかったという。
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ナナヒロオンナ 1997 島根県 浜の子供たちが小学校の前の川のほとりへホタル取りに出ると、1メートルくらいの背丈の女によく出会った。その女は笑いながら、七尋もある大女になったという。それからかなり後になって、小学校の中庭にお化けがでるとうわさがたち、村の人たちは、その七尋女がまた出始めたのではないかといった。子供だけでなく大人も小学校を通るとその女を見かけたという。
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