国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ボウズ(ゾクシン)
1923年 島根県
化物の一種である坊主は、コタツで手を叩くと出る。

類似事例(機械学習検索)

ネコ
1974年 栃木県
ある家で飼い猫がいなくなって探していたら、坊主が家に来て主人を殴った。その坊主は猫が化けていた。
類似事例

ツバキノツチ
1938年 新潟県
化物が出る寺に僧が泊まっていると、大坊主が出てきた。僧が、化物は大蟹や大鯉や椿の槌などが化けたものだろうと言い当て、最後に地獄に行けと言うと、それ以来、化物が寺に出る事は無かった。
類似事例

オカノボウノヒモ
1993年 三重県
陸の坊という寺に子どもの坊さんがいた。この坊さんが便所に入ると、何者かが尻を触ったので、怖がって住職に訴えた。住職が確かめたら、肥え桶の紐が触っていただけだった。怖い怖いと思っていて見た化物の正体がありふれたものである喩えとして、「岡の坊のひも」という。
類似事例

バケモノ
1976年 秋田県
住職を化物が食ってしまう寺があった。片目の坊主がある日やって来て寺に住むことを申し出た。坊主は寺の化物と問答のかけ合いをして勝ち、化物を退治した。化物の正体はむじなであった。
類似事例

オトウカ,ボウズオトウカ
1982年 群馬県
化かした相手を坊主にする、坊主オトウカと呼ばれるオトウカがいた。三夜沢にお客に行こうとした人が、オトウカが泥で人形をこしらえておんぶして、行こうとしていた家に上がりこんだので、子供を取り上げて土間に叩きつけたら、死んでしまった。子供を殺したと言う事で、坊主になって勘弁してもらうことになり、頭をそられた。坊主オトウカに化かされていた。
類似事例

オオニュウドウ,ゲタ
1941年 秋田県
ある山寺は化物寺といわれ、住職がいつかなかった。そこへある坊主がやってきて、現われた大入道を湯をかけて退治した。正体は床下に捨てられた、朴の木と栗の木の下駄だった。
類似事例

イタチノアオボウズ
1990年 福島県
イタチの青坊主というものが、林から出てきて人を化かしたという。
類似事例

タヌキ
1965年 宮崎県
狸は坊主に化ける。
類似事例

タヌキボウズ
1971年 岐阜県
夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
類似事例

イタチ
1975年 兵庫県
イタチは大坊主に化ける。イタチに会ったときは肩に杖を置けば、「ケチ、ケチ」と言って逃げていく。
類似事例

タカタカボウズ,カワウソ
1985年 愛媛県
執筆者の父親が祖母から聞いた話に、タカタカ坊主が出たというものがある。ある夜、中門の戸がたたかれるので開けると高下駄を履いた小僧がいる。どんどん背が高くなるので「高いねや」と言うと低くなり、「低いねや」と言うと高くなる。伸びきった頃を見計らって棒で足を払うと一匹のカワウソになり逃げて行った。
類似事例

バケモノ
1953年 青森県
化物の出る古寺に泊まり込んだ若者が、本堂の来迎柱の下からオボサルオボサルと言って出て来た化け物を背負って帰り、朝になってみたら大判小判だった。
類似事例

タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
類似事例

ユウレイ
1988年 長野県
この世に未練のある者が幽霊になって出てくる。それらは女の姿をしており、髪を乱して着物を着、両手をだらりと前に下げていて足がないという。出現場所はお墓、家の中や屋敷内、そして木の下である。
類似事例

バケモノ(ゾクシン)
1920年 兵庫県
化物にあっても、振り返ってはならない。化物は暗夜でも着物の縞模様ですぐわかるので、化物だと知られやすい。
類似事例

タヌキ
1927年 岐阜県
猟師が山へ行ったら、峠に坊主が立っていた。狸の化物だろうと思い撃ったら、狸に戻った。縄で結えて家に持ち帰ったが、うそ死にだったから、夜中に逃げてしまった。
類似事例

ユウレイ
1988年 長野県
この世に未練のある者が幽霊になって出てくる。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。
類似事例

ヒトツメコゾウ,タヌキ
1970年 鹿児島県
昔、山寺に晩になると一つ目小僧が出た。夜中に厠に行くと、下から手が出て尻を撫でる。旅の坊さまがその手を捕まえてみたところ、毛が生えていた。引き揚げて見ると正体は狸であった。
類似事例

バケモノ(ゾクシン)
1925年 大分県
手首を逆さにして撫でてみて、もしも毛が生えてざらざらしていたら、化物である。
類似事例

ユウレイ
1990年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。白装束で足がなく、髪の毛を乱した姿で出るという。お墓や井戸・古屋敷に出るという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内