国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

モーレン,モーレン,ウマツ
1985年 鹿児島県
雨がしとしと降るときに古木の作場の浜辺を見るとモーレンの怪火があっちこっちで光っているのが見える。

類似事例(機械学習検索)

モーレン,モーレン
1985年 鹿児島県
夜半の1時ごろ、清水村へ小船を漕いでメジロを盗みに行ったとき、墓場からモーレンの火が出た。この火は影が映らない。マネィンと呼ばれる離れ小島の辺りまでモーレンの火に追いかけられた。
類似事例

トウジ
1956年
暴風雨中におこる怪火のこと。
類似事例

オオタキサン
1966年 鳥取県
大滝さんの森に火がついたとき、森の上で大きな音がして雨が降り出し、火が消えた。
類似事例

アヤシビ,ウミユウレイ
1928年 広島県
夏から秋の夜にかけて、沖合の海上を怪火が走ることがある。
類似事例

ヒキモーレン
1960年 三重県
雨降りや天気の悪い闇夜に、海の中が真っ白になって、大きな船や岩になったりして、船の行方の邪魔をする。ヒキモーレンという。
類似事例

モーレエ
1982年 鹿児島県
以前、年の晩にはモーレエを見に行こうと言って海辺に出かけたが、今はしない。モーレエは海に青い火を焚いていたという。
類似事例

キツネビ
1979年 岐阜県
雨がショボショボ降る晩に、火がポッと見えてそれが段々増えた。狐の仕業。
類似事例

ケンムン
1977年 鹿児島県
月夜に魚釣りに出たら、ケンムンの火が千個も万個も群がっていた。翌日、草を切りながら浜辺を確かめてみると、ケンムンの足跡が千も万もあった。
類似事例

キツネノヨメイリ
1973年 鳥取県
火が点々と見えるのや、日が照っているのに雨が降るのは、狐の嫁入り。
類似事例

キツネビ
1990年 長野県
夜中から明け方にかけて、雨降りの日によくきつね火が出たという。
類似事例

モーレン
1968年 三重県
海でモーレンに会ったとき、船をたでるときに使う丸太棒であるタデ棒で追えば逃げるという。
類似事例

ケチビ
1931年 高知県
怪火は草履の裏に唾をつけて招けば捕らえることができる。その火と人間が作った火を区別するには、薄目にして見る。後光がささずほの明るいだけなのが怪火である。
類似事例

アオジロイヒ,レイ
1983年 香川県
天神さんの下にある大岩に海で死んだ人の霊が寄るため、雨の日などは青白い火がともるという。
類似事例

モリ,モレ,ボレ
1992年 宮崎県
モリ、モレ、ボレ、などといわれるものは、大きな火や光となって現れ、汽船や帆船になってやってくる。見た目も音も船そのものだが、航海ランプが反対に点いたり、帆船が風を無視して走ったり、船の下部が光ったりと、この世のものでない有様をどこか必ず示すという。近くの船に「ひしゃくを貸せ」と寄り付いたこともあるという。
類似事例

アマゴイ
1974年 滋賀県
村の入り口にある石の上で火を焚く。すると、たとえ3粒の雨でも降らないことはないとか、いつまでも止まない大雨が降るといわれている。その石の上に、牛のわらじとか人が履いている草履などのムサイものを持っていくと、雨が降るといわれている。
類似事例

ヒダマ
1929年 宮崎県
尾鈴山に登った帰り、雨に降られてずぶ濡れになっていたら、1尺余りの真赤な火の玉が4~5丁離れたところに浮かんでいた。
類似事例

ヒノタマ
1933年 鹿児島県
ある夜、大きな火の玉が村中の空を飛んだ。光が明るく、見ている人の影が地に映ったほどだった。
類似事例

ヒノタマシイ
1976年 大阪府
島下郡別府村で、雨の夜に森から火の玉が現れ、田んぼの中にある社の周りを飛び回り、木の上に止まる。火縄の火を見せれば消える。これは初夏の長雨の後に湿地に熱がこもり陰陽剋したために地中から火が現れたもので、全国にこのようなことはある。
類似事例

オボラビ
1961年 愛媛県
オボラビとは沖に見られる怪火である。墓地でも見られることがある。
類似事例

アヤカシ
1965年 長崎県
アヤカシは大きな怪火で、火の中に子供が歩いてくるような形が見える。夕方は沖に見え、夕方と夜の境目ころには磯に来る。山の形をして舟の行く手に立ちふさがったりするが、ぶつかってゆけば消える。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内