ケンムン 1977年 鹿児島県 月夜に魚釣りに出たら、ケンムンの火が千個も万個も群がっていた。翌日、草を切りながら浜辺を確かめてみると、ケンムンの足跡が千も万もあった。
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ケンムン 1977年 鹿児島県 漁に出ていたら、乗っている船の後部に人影があった。自分自身は気づかなかったが、他の人は見ていた。それはケンムンだった。
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ケムン 1992年 鹿児島県 ざこの番をしながら、魚釣りをしていたが、釣れた魚の目玉が全部取られていた。その上には大きなガジュマルがあったが、そこにケンムンが住んでいたという。枝手久島にもケンムンがいるという。毎晩浜に丸い足跡があった。
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アヤカシ 1935年 三重県 木本浦脇浜で、ある夕暮れ浜砂に得体の知れない妖が通った跡が残っていた。馬蹄の様な形で、跬の間は二尺もあった。誰もそんな妖は観たことがないという。
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ケンムン 1997年 鹿児島県 ケンムンはガジュマルの木の生えたあたりに住んでいる。その付近には松明などが見えたり、貝殻を見た人がいた。ケンムンにばったり会った人がいた。足は2本、髪は長く、子供くらいの大きさであると言われる。
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テング 1932年 長野県 丸い大きな石の扁平なところに8文くらいの足跡が2尺ほどの間をおいて2つついている。天狗の足跡だという。
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ケンムンノコエ 1993年 鹿児島県 仲間と2人で海にもぐって一休みしていたとき、向こうに見える木に向かって「この近所にケンムンはいるのかね」と話したら、その木のほうから「オーイ」という返事があった。ここは昔からケンムンの多いところであった。
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ケンムン 1977年 鹿児島県 ケンムンに父はだまされたことがある。ケンムンが浜辺で貝を拾って食べていて、父が岩陰で見ていたら、父の前まで来て突然消失した。ケンムンは子供のようで、土を踏まずに歩く。ケンムンがシャコ貝に手を挟まれるという。
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ガラッパ 1934年 鹿児島県 雨上がりの夜には、ガラッパのものらしい三本指の足跡を見た。先の方に青い光りの塊が見えたが、駆けつけて見ると消えた。
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ケンムン 1996年 鹿児島県 月の夜に漁に出るとよく石を投げられた。海にポチョンポチョンと音がして波紋ができる。漁に行った帰りに後ろから音がすることもある。帰って見ると、ケンムンのいたずらで目がなくなっている魚がいる。
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カワウソ 1957年 神奈川県 夜、カネガ淵に網打ちに行ったら身投げのような音がした。翌朝見に行くと砂の上に子犬のような足跡があり、かわうそのいたずらだとわかった。
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ガラッパ 1934年 鹿児島県 月夜に浜辺に人影がたくさん見えた。ガラッパだと思って大勢で行ってみると、足跡だけが残っていて海に逃げた跡だった。
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ケンムンヒ 1982年 鹿児島県 小雨の降る日に階段を上っていると、火が見えた。1つの火が3つに増えてさーっと流れていった。山をものすごい速さで走っていった。母にその様子を話すと、ケンムン火だと確認できた。
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(ユキオトコ) 1938年 徳島県 雪が降った翌朝、雪面に雪男の足跡があるという。踏み跡の間隔が一間もあるという。
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カッパ 1929年 秋田県 雨上がりの朝に3~4才くらいの子供の様な足跡があり、同行の者から河童の足跡と説明された。
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オト,ケンムン 1980年 鹿児島県 山や川で正体不明の音を聞くことがあるが、恐怖心からケンムンの仕業と決めてしまう。
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タヌキ 2002年 香川県 昔、花折の岸に女性がべったりと座り込んで白足袋を履いた足を出していた。通りかかった人が「帰らないのですか」と二度尋ねても返事がないのでハマ下駄で足を踏むと、キャッと声を上げて消えてしまった。これは狸だという。
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ケンムン 1980年 鹿児島県 坂道を上る3人のケンムンを老婆が見た。赤毛の髪をしていた。老婆は、何も言わず坂道を駆け降りていったが、残された老夫は慌てて追いかけた。後で理由を話した老婆に、老夫は「置いてけぼりにした」となじった。
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ケンムン 1974年 鹿児島県 泉のそばで羊を飼っていた老人が草を与えに行くと、そばにケンムンがいた。老人は目をそらさず、その毛むくじゃらで子供ほどの背丈のケンムンを見た。少し目をはなした間にその姿は消えた。
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ヤマヒト 1996年 秋田県 1尺もあるような、濡れ足でたった今歩いたのだろうかというような足跡があったという話を聞いた。
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