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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コドモ
1974年 山形県
家に突然得体の知れない子供が現れ囃し立てた。姿を急に消し、池の堤の崩れたところから大判小判の入った瓶が出てきた。子供は神様だった。

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カネノセイ
1941年 秋田県
大金持ちが没落して落ちぶれた。そこへ丑満頃に金の精がやってきて、庭の梅の木を指差して「俺はここにいる」と言った。それではと掘ってみると、大判小判がザックザックと出てきた。
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ハクジャ
1991年 長野県
庄屋の家に娘が現れ、池にいた水神だが役目が終わったので移動すると挨拶をして姿を消した。川の音が高くなり、白蛇となって下っていったが、途中の渕で体が大きかったために通れず、ここで留まって住んでいた。
類似事例

ダイイトクシン
1936年 秋田県
昔、玉川には鮭が多くいた。あるとき、大威徳神社の河原で鮭網を下ろしていると、赤い着物の子どもがアケビ蔓で酒を背負って逃げて行ってしまった。それから玉川には鮭がこなくなった。その子供は実は大威徳神であったという。
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ヒビヤシンメイ
1974年 東京都
寛弘2年9月16日に、日比谷あたりにおいて御神幣と大牙が降ってきたので、村中の者が怪しんでいたところ、どこから戸もなく7歳ほどの女の子が現れた。その子は眼色が変わり狂いだして口ばしることには、自分は伊勢内外宮の神であり、鹿島の地にいる悪軍を退治した後だという。そしてこの地に自分が来た証拠に2つのしるしを降したので、早速社殿を建てて祀りをせよと命じた。神が抜けると、その女の子もどこかに消えた。
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カミサン
1994年 鳥取県
ちよこさんという人が、水尻池の真ん中にいた神さんに呼ばれた。白い着物で烏帽子、船に4,5人乗っていた。呼ばれて行こうとすると、陸でお母さんが止める。迷ってフラフラして気を失い、近所の人が梅干の汁を顔にかけて、意識が戻った。
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カッパ,コウジン
1914年 佐賀県
商家の11、2歳の娘が寺子屋の帰りに隣家の童子に会い、観成院の前の川で遊ぼうと誘われた。一旦家に戻って出かけようとすると、親が用心の為に荒神様を拝ませ、額に竈の墨を塗った。約束した童子は娘の額を見て、もう一緒に泳ぎたくないといって立ち去ったという。童子は河童であった。
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カミカクシ,キツネ
1954年 奈良県
中学生の頃、ある家の4、5歳の子供が、夕方急に姿が見えなくなり、神隠しになったことがあった。狐に入られたというとことになって、村中総出で、桝の底を叩いて子供を捜しに出かけた。
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ヤロコ
1974年 山形県
昔爺が藁打ちしていると小さな男の子が現れその周りを歩いた。追いかけると山の岩陰の大きな瓶に入った。中には黄金が入っていた。
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ハナタレコゾウサマ,リュウジン
1929年 熊本県
翁は売れ残った薪を降ろして川に入れて竜神に祈った。薪の影がすぐに消え、美女が子供を抱いて水面にあらわれた。美女は「子はハナタレ小僧様で願いを叶える」といって去っていった。翁は米や家をハナタレ小僧様にもらったが、神棚から降ろしてしまうとハナタレ小僧は去り貰ったものも全て無くなった。
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バケモノ
1937年 福井県
おばさんが帰り道に、木の下にいる娘を見つけた。おやすみなさいと挨拶をすると、大きな声を出して娘がだんだん大きくなった。これば化物だと思って、念仏を唱えるとその娘は消えていなくなった。
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ベンザイテン,ヘビ
1935年
昔、ある弁才天の神官の家にひとりの娘がいた。近所の百姓が多忙の時期には娘の手を借りることもあった。ある時百姓が養蚕のために手が不足したのでその娘を頼みにいくと、神官の家に出産があり手がいるので娘を借りることができなかった。しかし百姓が家に帰るとその娘が来ており、都合がついたという。それから娘は毎日その百姓の手伝いをした。仕事に区切りがついたので、娘を返すため神官の家まで送ると、娘はお参りをさせてくださいと言って神社に入ったきり帰ってこない。神官の家を訪れると娘はちゃんといて、手伝いには行っていないという。そこで百姓と神官が弁才天の前まで行くとその娘そっくりの頭を持った蛇がいた。神官が礼を述べると蛇は姿を消した。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
昔、子供が喉に穴あき銭を詰まらせてしまった。どうしても出ないので親が「山の神さん頼みます」と祠で拝んだら、遠くの山で杣人が伐っていた杉の木つばが飛んできて子供の喉にぶつかり、その弾みで銭が飛び出し、子供が助かった。
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オニババ
1975年 新潟県
山で道に迷った子供が老婆の住む、壊れた家に宿を乞う。老婆が鬼婆だと気付き神の助けもあり家から逃げた。追いかけてくる老婆に神から授かった櫛、手拭、鏡を投げつけることで助かった。
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トシヨリ,コバン
1984年 長野県
年寄りが時々里に出て米を買って帰って行った。その頃里では、貧しい人の家に小判が差し込んであることがあった。年寄りが来なくなったので見に行くとすでに死んでいた。小判をくれたのがこの年寄りと分かり、人々は祠を建ててぬすっと神様として祀った。
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カミナリ,カミナリサマノスガタノアト
1999年 栃木県
激しく雷がなっていた日に、雷が家の庭に落ちた。見に行ってみると、木がひび割れていて、そのすぐ側には太鼓を背負った雷様の姿がくっきりと残っていたそうである。
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ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
便所の床に落ちていた米粒を「もったいない」と拾って食べたら神様になって、窓から空に飛んでいってしまった。
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ダイジャ
1979年 長野県
大きな大蛇が毎晩女の人に化けて和尚のもとに通った.和尚が不思議に思い着物の裾に糸をつけて探ると岩の上で子供をあやしていた。見られたので川へ飛びこみ、それ以来来なくなった。子供は小泉に拾われ、小泉小太郎となった。小太郎はおじいさんとおばあさんとともに山に行きボヤをひろってきた。怪力で大きな把を持って来た。又ヘビなので自分の体で結わえてきた。
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カッパ
1924年 岩手県
豪家の納屋にある魚荷や酒が毎夜きれいになくなるので、ひそかに見張っていると、人が寝静まったころに12・3歳ぐらいの子どもがぞろぞろ納屋へ入って酒魚で大酒盛をはじめた。主人が怒鳴り込むとたちまち逃げたが、逃げ遅れた子供を見ると赤顔皿頭の河童であった。一切悪さをしない旨の証文を書かせ助けてやった。
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ミズガミノサワリ
1981年 宮崎県
高校生の娘が原因不明の病気になった。拝み屋に見てもらうと水神の障りだという事だった。黙ったまま溝に行きいきなり漬物樽を洗ったので水神である河童が驚いたため障っていた。お払いすると治った。
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カミナリ
1934年 台湾
雷が天から降りて美青年となり、美しい娘のいる家に婿入りして、様々な神の力を現し、その家を裕福にした。
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