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検索対象事例

(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 愛知県
昭和24年3月2日、山の麓を通りかかると、すぐ前へ切り出し中の材木が落ちて来た。ほんの一足違いで助かりお守りを見れば、二つに割れていたのでお礼参りをした。

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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 愛知県
昭和24年8月27日、話者はまっくらな夜、急な坂道から誤ってリヤカーごと転落した。自分の上にリヤカーが被さるように落ちていったので一命にかかわるかと思ったが、わずかのかすり傷ひとつで助かった。不思議に思い、お守りを見れば二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 広島県
この夏、ある人が数間の谷間に転落した時、怪我も何もないので身代わりのお守りを拝すると、二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),ミガワリサマ
1973年 愛知県
昭和24年3月5日、3歳の孫が自動車に足をひかれ重傷になるところが、何事もなかった。不思議に思い身代様を拝すると、二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 北海道
話者が炉ばたに居る処へ材木が転がってきて、わずかの違いで助かった。お守りを見ればわれていた。
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タイジュ
1977年 栃木県
享保2年8月16日に大風雨で、日光で奉行の屋敷の大木が2本倒れた。起こすのは難しいので、かすがいで2本をつなげておいた。享保3年、もう切り倒そうかという話が出たが、9月3日の夜、大木は自然に2本とも、もとの様に立ち上がった。かすがいでつながったままであった。
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テング
1942年 新潟県
大松が掛った拝殿を修理していたが、傷を付けずに行うのは難しかった。8日目に突然大松が拝殿のほうに落ちそうになったが、壊れる瞬間逆のほうに向いたので、拝殿は無事であった。おそらく天狗様が拝殿を守ってくれたのだろう。
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(ゾクシン)
1973年 鳥取県
二月九日と十月九日に山の神を祭る。この日は山の神が降りてくる日で、山の木を数えるから山に入ると、木と間違って数えられてしまい、怪我をする。
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ヤマノカミサマ
1988年 岩手県
旧暦2月9日は山の神様が1年間に切られた木の数を数える日で、この日に山へ入ると山の神様が計算を間違えて悪さをするので山仕事を休む。昔、この日に木を切って堂を建てようとした人がいたが、その最中に木のきれが飛んできて目に当たったという。
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リュウランセキ
1938年 新潟県
日照りの年だが突然暴風雨となった。この最中に卵石が寺に降ってきた。重いので移動できず、小さく砕こうとしても割れなかった。夜、地響きと共に真っ二つに割れ、中から閃光が散り、卵石は消えたが翌日には元のところに戻っていた。
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ヤマノカミサマ
1982年 山形県
3月12日は木を切ってはいけないという。それは、昔貧乏人の夫が山へ入ってはいけないというのを聞かずに出かけ、その後を追っていった女房が木の上にいた美人な山の神様に邪険な気持ちを出したために、その木が倒れて夫が死んだからである。
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マツノキ,チチ
1989年 長野県
昔、松の木があまり大きくなかったころ、その松の幹にはこぶが2つあった。そのうちの1つを切ったところ、切り口から乳が出てきたので、それ以後はご神木として大切にした。昭和9年の台風で倒れたという。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 鹿児島県
4歳の女の子が大病で一命もあやうい処、身代わりのお守りを肌身はなさず身につけてたので、全快した。そして身に付けていたお守りを見れば二つに割れていた。
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キラレジゾウ
1937年 愛知県
よく旅人が切られるので、そのあたりの人が地蔵をたてた。ある日、この地蔵のあたりを旅人が通りかかると、後から切りかかるものがいて懸命に逃げた。翌朝その場所へ行ってみると、切ろうとしたものが倒れていて、地蔵が真二つに切られていた。
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ヘビ,ジャ
1959年 秋田県
山芋掘りに行った人が山で蛇を3匹殺した。夕方、家が揺さぶられたので、お婆さんが着物の袖からお日様を透かして覗くと、蛇の形が見え、それが家を取り巻いていた。殺した人が死んだので隣家に知らせに行くと、そこにも李の木から大きな蛇が下がっていた。託宣すると「1000匹子を産めばジャになって天に昇れるのに、3匹も殺されてしまったので憎い。親類全部殺してやる」と言うので、毎年7月24日に龍神を祭ると謝った。
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ヤマノカミ,ウジガミ
1940年 和歌山県
ある人が山の木を大小関係なく切り倒していると、夜中に大風のような音をたてて小屋に山の神が近づいてきた。白髪頭を振り乱して戸を開け、その人を殺そうとしたとき、氏神が来てとりなしをしてくれたので何とか助かった。それが11月7日、山の神の木数えの日だったという。
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ハナノキ
1932年 愛知県
神社の境内にある木を切ったところ、関係者の身に次々と不幸が襲った。
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キツネ
1977年 福島県
塩峯峠で、ある若者が女性によって御殿に招かれた。女は山ほどご馳走を出して、「明日来るときはお守りを捨ててきてくれ」と言った。その時若者を呼び止める人がいて、行くなと忠告し、襟首に大きな縫い針をさしてくれた。翌日若者は女のところでお守りを捨てた。すると女は悲鳴を上げた。夜明けに血の跡をたどっていくと、縫い針で口が裂けた女狐が死んでいた。若者を呼び止めた老人はつんぼ神様だった。
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テンドウサマ
1983年 長崎県
徴兵を受け北支那に行ったが、(天道様の)神社の石を3つお守りに持っていったので、弾丸が当ったと思っても当らず、無事に帰ってきた。戻って神社に石を返そうと思って清めてから返そうとしたら、石が真二つに分かれていた。また別の話では、千人針の中へお守りに神社の石を1つ入れていった。マニラで大空襲に逢っても無事だった。お守りの石は無くなっていたという。身代わりになったのだろうか。
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(ブツバツ)
1974年 東京都
延宝8年8月28日、大仏の入仏供養があった時、大日如来の背中から釘が4本出ていたのを道心者抜こうとしたが抜けなかった。腹を立てていると材木が落ちてきて両手の指合わせて4本を怪我した。
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ミガワリタイシ,オフダ,オマモリ
1973年 愛知県
話者が伊勢を参宮するオートバレーに参加後、帰路の途中国道で前方より突進してきたトラックに接触し、車が転倒、ほうり出された。無我夢中で起き上がり怪我を調べたが、かすり傷一つなくほっとし、会社に帰って何気なくポケットに手を入れると、触ったものは身代大師様のお守りだった。運良く難を逃れさせて下さったのだろう。
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