(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 愛知県 昭和24年3月2日、山の麓を通りかかると、すぐ前へ切り出し中の材木が落ちて来た。ほんの一足違いで助かりお守りを見れば、二つに割れていたのでお礼参りをした。
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(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 愛知県 昭和24年8月27日、話者はまっくらな夜、急な坂道から誤ってリヤカーごと転落した。自分の上にリヤカーが被さるように落ちていったので一命にかかわるかと思ったが、わずかのかすり傷ひとつで助かった。不思議に思い、お守りを見れば二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 鹿児島県 4歳の女の子が大病で一命もあやうい処、身代わりのお守りを肌身はなさず身につけてたので、全快した。そして身に付けていたお守りを見れば二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 広島県 この夏、ある人が数間の谷間に転落した時、怪我も何もないので身代わりのお守りを拝すると、二つに割れていた。
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(ミガワリダイシ),オマモリサマ 1973年 岐阜県 4歳の子供が先日自動車の下になり大変危険だったが、身に付けていた身代のお守り様のおかげで怪我もなく無事だった。
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(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 北海道 話者の息子は自転車で通行中ハイヤーに激突され、自転車と共に一間半も飛ばされた。一命なきものかと思われたが、ほんのかすり傷だけですみました。ふしぎに思いお守りを見れば、二つにわれていました。
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ネズミニオサレル 1960年 大阪府 昭和25年3月下旬の午前8時ごろ、寝ていると何者かに足を踏まれた気がして、死に引き入れられるような状態になった。こうした現象を「鼠におされる」というらしい。
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ミガワリタイシサマ,オフダ,オマモリ 1973年 愛知県 仕事から車で帰途の際、急行列車と衝突して車ごと5・60メートル引きずられ車は大破した。私は意識不明に陥ったのだが体には何一つ傷もせず、夢のなかの出来事のようでした。これは体につけていた身代わり大師様が二つに割れ、危禍をお助け下さったおかげにちがいない。
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キツネ,ネズミニオサレル 1960年 大阪府 昭和25年8月4日午前3時、寝付こうとしたら急に体が2寸くらい跳ね上がった。体が天井を破り、屋根を突き抜けて大空へ飛昇したように感じだ。
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カマイタチ 1998年 新潟県 外で泣き声がしたので見に行くと、娘が田圃の脇で足を踏み外していた。引き上げると、出血はしていなかったが肉が切れていた。かまいたちのせいだろう。
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(ミガワリダイシ),オマモリ,シンゴン 1973年 大阪府 話者の孫が誤って炉に落ち、腹、足、手などに火傷を受け一時は危篤状態に陥ったが、日々身代わりのお守りで真言を称え一心にお願いすると、不思議に全快した。
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イギョウ,カイイ,キカイ 1974年 ある夏の暑い日、疲れて仕事から家に帰ったところ妻や下女の顔が馬に、子の顔が鬼に見えた。斬り殺そうと思ったが思いとどまりしばらく横になり休んでから再び見たらもとに戻っていた。
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カミカクシ,テング 1968年 福井県 母が田の水を見に行っている間に3歳の女の子がいなくなった。探したら、幼児ではとても渡れない丸木橋の向こうで見つかった。天狗にさらわれたのだろう。
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オサキ 1975年 群馬県 昭和28年、L家の3才の男子がオサキに憑かれて1週間ほど仮死状態となった。ついたオサキが強かったのでなかなか落ちず、御嶽行者が3度も祈祷をして落とした。祈祷の最後の送り出しで御幣がM家の方向に倒れたのでついたオサキはM家のものとわかった。L家とM家は土地の売買をめぐって、また事業をめぐって長年争っていた。
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ウジガミ 1931年 愛知県 子供が出来ない大身の家の夫婦が氏神に祈り、男の子を授かった。この夜六部が、夢で、子供は水難で死ぬと氏神が話しているのを耳にした。その子が一人歩きするようになったある日、落ちた瓦があたって死んだ。瓦には三つ巴があった。
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テング,カミカクシ 1978年 埼玉県 2、3歳の娘が母親と山に入った際に道に迷い、行方不明になった。3日後に1里半も離れた谷で見つかったが、その途中はとても子どもが通れるような道ではなかった。天狗にさらわれたのかはわからないが、本当に不思議だと噂された。
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ネズミニオサレル 1960年 大阪府 昭和35年5月28日午前3時ごろ、寝付かれずにいると、突然恐ろしい力で眠りに引きずり込まれ、ものすごく苦しくなった。意識がはっきりしているので、本当に眠ったわけではないのだという。
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レイ,ジゾウ 1969年 千葉県 大正2年2月、自転車で西院の河原を通ると、ペダルを踏めなくなる。帰りにも同じ事が起き、休息していたところ、赤子の声が聞こえてきた。翌朝よだれかけを妻に作らせて地蔵様の首にかけると、何の異常もなくなった。
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ミガワリタイシ,オフダ,オマモリ 1973年 愛知県 話者が伊勢を参宮するオートバレーに参加後、帰路の途中国道で前方より突進してきたトラックに接触し、車が転倒、ほうり出された。無我夢中で起き上がり怪我を調べたが、かすり傷一つなくほっとし、会社に帰って何気なくポケットに手を入れると、触ったものは身代大師様のお守りだった。運良く難を逃れさせて下さったのだろう。
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(カミカクシ) 1956年 東京都 ある家の子供が行方不明になった。三四郎ヶ洞の前の大樹の枝にその子の骨と皮がひっかかっていた。
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