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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キシン
1986年
庚申の晩に去るときには鬼神が邪魔をするというので、諸行屋い祢屋、かり祢の我かやどに、祢たるぞ、祢ぬぞ、祢たるぞと三回よんで三度歯をかみならせという。

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サンシノムシ
1967年 山梨県
60日目にまわってくる庚申の日に寝ると、人間の身体の中にひそんでいる三尸が抜け出して天に上り、天の神さまにその人の悪いことを告げるので罰を受けるため、この虫が天にのぼらないように庚申の夜は寝ないようにする。
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コウシンコウ,サンシ
1977年 神奈川県
庚申講とは、庚申に当たる日に眠らずに夜を明かす習俗である。この夜に、人の体内に住む三尸という虫が天にのぼって人々の罪を天帝に告げてしまうというので、それらが体内から出て行ってしまわないよう、夜明かしをするのだという。
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サンシチュウ
1969年 山梨県
庚申講でゆっくり世間話をして夜明かしをするのは、人の体の中には三尸虫という虫がいて、人間を早死にさせようと庚申の日毎に人の寝ているすきに天に上り、その人の犯した罪を残らず天の神さまに告げるが、徹夜をすることでそれを防ぎ長生をするためである。
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コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰は、正和二年十月にもあり、雑談や舞をしながら夜を明かした。
類似事例

コウシン
1960年 山形県
庚申さんは庚申の日には夜通し貧乏人の家を回って恵んで歩くが、早く寝た家や火の気の絶えた家には寄らないので、庚申の晩には火の気を絶やさず起きていなければいけないという。
類似事例

コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰は、元応二年十二月にもあり、連句をして寝なかった。
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コウシンサマ,コウシンクヨウトウ,コウシンマチ,コウシンマツリナド
2001年 青森県
一般的には、庚申講は60日に1度の割合でめぐってくる庚申の日に、夕方から人々が集まり、庚申、日・月、青面金剛、童子、邪鬼、三猿、鶏を描いた掛け軸の前で唱えごとをしながら夜が明けるまで食事をしながら世話話をするものである。それは、この日には、三尸と呼ばれる虫が眠っている間に体から抜け出し、天帝にその悪事を知らせに行くと言われているので、それによる罪科を防ぐ為であると考えられている。八戸市館集落にある庚申塔は、コレラが流行したときに建てられたものだと言われている。
類似事例

コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰は、正和二年にも見られ、和歌の会を催して寝ないようにしていた。
類似事例

コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰である。庚申の夜に寝ないと、人間が長生きできると言われた。
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コウシン(ゾクシン)、タマシイ
1967年 栃木県
庚申の晩に三曽が体から抜け出して天帝に悪事を告げるから寝ないというが、この地方では庚申さんはタマシイの神様だから、庚申の晩に寝るとタマシイが体から抜け出すので、徹夜をするという。
類似事例

コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り、天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰は、元応元年にあり、親王を眠らさないために天皇らが参会して寝ないように様々な催しを行った。
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コウシン,サンシ
1996年
三尸という三匹の虫は人間の体内にいる。庚申の夜に就寝すると、三尸は体内から天に昇り天帝にその人間の罪過を報告する。これは人間を早にさせ、自らが早く祀られる存在になりたいからである。庚申の夜には寝てはならないという庚申信仰は、正和二年六月にもあり、短冊詩歌会などを開いて皆寝なかった。
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ノロイ
1919年 徳島県
日吉神社に丑の時詣でとして深夜人知れず訪れ、皮の釘を竹柏の木に打ち、呪おうとする人の居所に向かった枝を折れば功があらわれるという。
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ヤギョウサン,クビキレウマ
1939年 徳島県
以前は節分・大晦日・庚申の夜の他に夜行日があった。この日は夜行さんが首の切れた馬に乗って徘徊するという。この首切れ馬に出会うと、投げられるあるいは蹴り殺されるという。草鞋を頭に乗せて、地に伏していればいいと言っていたという。夜行日は拾芥抄にある「百鬼夜行日」のことだろう。正月は子の日、二月は午の日など、月ごとに日が定まっていた。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
庚申の日の晩は、無理に仕事をしない。庚申さんの手もどきをしなければならなくなるからという。
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(ゾクシン),オニ,ネズミ
1933年 栃木県
歯が抜けた時は、「鬼の歯より私の歯のほうが先に生えろ」もしくは「鼠の歯になーれ」と言いながら、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に投げる。
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ミクニチ
1965年 岩手県
九月九日、十九日、二十九日を三九日というが、このときに三回臼をならすと、果報がやってくるといわれ、餅をついて祝う。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
節分の夜にに関する俗信。節分の夜は魔物が来るので魔除けをする。タラの木を割り、昆布をはさんで十二月と書いて裏面に9個の点を、4つづつ2列と下端中央に一つ書く。こうすると、鬼がこの数を数えているうちに逃げることができる、など。
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オソワレタルモノノチリョウ
1976年
臆病な人や婦人などが妖怪に出会い、鬼魘死んだ場合、静かに手または風呂敷のような物で息ができないように病人の口鼻をふさいでおく。病人が目を開いたら小便を一杯口に入れ、しばらくすると正気に戻る。また、病人を呼んではならない。足の踵を力いっぱい噛む、あるいは顔に唾を吐きかけるとよい。灯火のあるところで鬼魘死した場合はその場に置いておき、灯火が無いところで鬼魘死した場合は、灯火を点けてはならない。
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コウシンサマ
1957年 岐阜県
庚申様は養蚕の守護神と思われており、御神体は手が6本ある猿である。庚申の夜に孕んだ子は盗人になると言われ、この夜だけは夜這いをしなかった。またこの日は寝てもいけないと言われ、酉の刻までは起きていた。
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